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コロナを乗り切る!常識にとらわれない対応から学ぶ発達凸凹の子育てに必要なお母さん力

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新型コロナウイルスによって誰も経験したことがない状況になっています。当然、私たちの生活や意識も変化せざるを得ない状況です。今を乗り切るために発達凸凹の子育てに必要なお母さんのチカラとは?「コロナ一斉休校に関する調査」の結果から解説します。
 

【目次】

 
【アンケート概要】
調査期間:2020年3月28日〜4月6日
調査方法:インターネット調査
対象:発達科学コミュニケーショントレーナーまたはリサーチャー、受講生、メルマガ会員、パステル総研・SNS読者 計385名
 

1.発達凸凹の子育て中のお母さんに求められるチカラとは?

 
 
緊急事態宣言が全国に出されましたが、臨時休校を皆さんどのように過ごしていますか?
 
 
新型コロナウイルスによる今の状況を乗り切るお母さんに必要なチカラについてお話しします!
 
 
子どもたちに不安を与えないために、自分がネガティブにならないようテレビを見る時間を減らすなど工夫をしていても、どうしても耳に入ってくるのは不安が高まるような情報ばかり。
 
 
そんな中、今、お母さんに求められているのは、自分で楽しみを作り出すチカラです。
 
 
コロナが流行する前なら、自分の息抜きをするため、子どもを楽しませるために外に遊びに出たり、商業施設を利用したり、誰かと会ったり、家の外に楽しみを求めることができました。
 
 
しかし、今はそれができません。家の中で、自分で自分のストレス解消をしたり、子どもたちの活動不足を楽しく補うことが必要になっています。
 
 
自分で楽しみを作り出すチカラを発揮するということは、他人に依存している人には難しいと感じるかもしれません。
 
 
いつの時代も、大事なのは自立すること、とよく言われますが、経済的自立だけでなく精神的自立がこういうときに求められています。
 
 
では、どうしたらいいのか?
 
 
「子どもと常に一緒にいる環境でストレスも抱えているのに、これ以上何ができるの??」そう思われる方も多いでしょう。
 
 
「もっとやらなきゃ!」と自分を追い詰めているお母さんもいるかもしれません。
 
 
だけど、大切なのは、まずは自分で考えること!なんとなく日常に流されたり、世の中に左右されたりするのではなく、自分の軸を持って、自分で考えるということ。
 
 
ですから、「何をどう考えればいいの!?どうやって自分軸を持てばいいの!?」という人のために、考えるヒントをお渡ししていきます!
 
 
先日、皆さんにご協力いただいたアンケートが集まりましたので、自分を、家族を、楽しませる自立したチカラをつけるために、考えるヒントにしてください。
 
 
自分の中の常識にとらわれず、他のお母さん達の意見や行動を参考にすることで、思いがけない解決策やヒントを手にできるかもしれません!
 
 
 
 

2.「コロナ一斉休校に関する調査」お母さんのお悩みランキング発表!

 
 
休校も1ヶ月を超え、ゲーム・スマホ・動画などに「どハマり」している子どもたちが増えていると聞きます。
 
 
先日の「コロナ一斉休校に関する調査」の結果、お母さんのお悩みランキングは次のようになりました!
 
 
 
 
コロナ休校!発達凸凹のお母さんのお悩みランキング
 
1位 テレビ・ゲーム・動画時間が長い!!…66%
 
2位 運動不足…59%
 
3位 勉強時間が少ない…43%
 
4位 お母さんの時間が減った…40%
 
5位 生活リズムの乱れ…34%
 
パステル総研調べ(3/28〜4/6:385回答)
 
 
いかがでしょう?うんうん…と、共感するお母さんも多いのではないでしょうか。
 
 
ところで、みなさん。なぜ、ゲーム・スマホ・動画の時間を減らしたいのですか?この質問に明確に答えられる人は、そういないと思います。
 
 
おそらく多くの方が、「ゲームや動画が長時間になるのはよくない」という単なるイメージでやめさせたい!と思っているハズだからです。
 
 
ちなみに私は、ゲームや動画をやめさせないと!!という立場ではありません。むしろ、脳の成長に活用したい〜〜!!と考える立場です。
 
 
 
 

3.ゲームや動画を禁止するのは、逆効果!親子の〇〇で解決!

 
 
一時期「ゲーム脳」って流行りましたよね。脳科学の研究で「ゲーム脳はよくない」と発表されて、メディアに取りざたされました。
 
 
私は当時、バリバリの脳科学の研究者でしたが、その論文や、研究の手法について同僚たちと「分析の方法がイマイチだね」と話したのを覚えています。
 
 
むしろ、私はこれまでテレビやゲームを一切禁止されて「情報不足になっている子どもを見てきました。
 
 
ゲームやテレビを禁止するなら、ゲームやテレビから得られる情報や脳の活性化を誰かが補わなければなりません
 
 
それをしないで、ただ「ゲームは良くないから」と禁止をしていては、かえって逆効果なのです。
 
 
だから、発達科学コミュニケーションではゲームや動画に目くじらを立てません。
 
 
親子の会話が成立すれば、子どもは自分からゲームや動画を切り上げるようになるからです。
 
 
ちなみに、少数ですがゲームを禁止しなければならないお子さんもいます。それは、ゲームをした後に明らかに凶暴になっている子。
 
 
いつもとは違う荒々しい言葉を使い、いつもより明らかに興奮し、兄弟やモノに手を出す。毎回こんな状態になるのだとしたら、ゲームや動画の時間が長いです。
 
 
もしくは、昼夜逆転するほどゲームや動画にハマっている場合。
 
 
この2つに当てはまるなら、禁止するのではなくて、時間を減らしてあげてください。
 
 
当てはまってないのなら、目くじら立てて時間を減らす必要はありません。
 
 
ちなみに、ゲームをやった後ではなく日常的に言葉が乱暴だったり、兄弟に手が出たりするのであれば、それはゲームのせいではなく、発達の特性の問題や日頃の接し方の問題です。
 
 
これから先、時代はIT機器と共存するスキルが求められます。家で勉強をするより、ゲームや動画をしている方がよっぽど脳を使っている子はいます
 
 
単なるイメージでお母さんが疲れる必要はありません。
 
 
お母さんが、子どもがハマっているゲームや動画に一緒にハマってあげてください。一緒にゲームをしたり、ゲームの話を聞いてあげる。
 
 
そうして、リアルなコミュニケーションに満足感が生まれれば、子どもは必ずゲーム・動画を自分で切り上げるようになります!!…と言っても、信じられない人、たくさんいますよね。
 
 
 
 

4.ゲームや動画にうまく対応しているお母さんの3つの共通点

 
 
今回のアンケートで「困りごとを解消した方法」の記入をお願いしたら、たくさんの人からゲームや動画にうまく対応できた!という回答が集まりました。
 
 
その回答をいくつかご紹介します。
 
 
“1日にやることを書き出して、YouTubeやゲームの時間をコントロールした”
 
“ゲームなど一緒にして、会話を増やし楽しむ機会を作った”
 
“◯時までに自分で終われたら明日も◯分やっていいよー!とルールを作った。時間通りにやめられたら「自分でやめられてすごいじゃん!」と褒めたら、うまくいった!”
 
“ゲームも何もしないよりいいかと思って一緒に楽しんだ
 
“ゲームをやめさせるのではなくて、ゲームの話をした上で別なことに誘導できた!”
 
“ゲームを規制しすぎるのではなく、ある程度させてから勉強に誘った”
 
“テレビやゲームをするときの約束事を春休みバージョンで決め直した”
 
“リングフィットでゲーム+運動を取り入れられた”
 
“最低限の課題をしたらゲームやYouTubeを解放し、「何かをさせなきゃ」という気持ちを諦めた
 
“テレビを見た後は、感想を言ったり書いたりとアウトプットするようにした”
 
親も一緒にゲームの休憩時間に体力作りをした”
 
“天気の良い日は子どもと散歩をして、たくさん話をするようにした。八割がゲームやアニメの話で私はつまらないけど、相槌を打って聞くようにした”
 
“勉強30分、ゲーム30分と交互に時間を決めて行った”
 
 
 
 
どうですか?ゲームや動画とうまく付き合っているお母さんには、3つの共通点があります!
 
 
①ゲームをやめさせようと躍起になってないこと
 
②ゲームの話を聞いて会話していること
 
③一緒に何かをしよう、と別の活動に誘っていること
 
 
私たちも、面白いドラマを見たり、楽しい体験をしたら、口コミしたり、誰かに話したくなりますよね?
 
 
子どもたちだってゲームや動画を楽しんだなら、誰かにそれを話したいんです。
 
 
脳は、インプットしたらアウトプットしたくなるモノ。だから、ゲームや動画の話を聞いてあげれば自然と手は止まる。
 
 
「今日は、どんな動画見たの?」
「今日は、ゲームどこまで進んだ?」
 
 
そんな風に楽しいコミュニケーションに誘って、「リアルな世界も悪くない。」と感じてくれれば、ゲームも動画も悪者ではありません!
 
 
ぜひ、お母さんの捉え方や考え方をチェンジしてみてくださいね!
 
 
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)

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