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【お悩み相談室】発達障害・グレーゾーンの娘は、友達とのコミュニケーションが苦手で最近元気がありません

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娘はコミュニケーションの苦手さがあり、中でも女の子同士の関わり方がストレスになっているようで、最近元気がありません。この先いじめなどにつながらないかも心配です。

 

小学3年生 女の子のママ

女の子同士って、ただでさえ難しいですよね。そこに発達障害・グレーゾーンの特性が絡んでくるとなおさらです。私の娘もコミュニケーションの苦手さを抱えていて、何となく元気がない日が続いていました。私が娘にした、ママにしかできないサポート方法や、その後の娘の変化・成長をお伝えします!

 

発達科学コミュニケーショントレーナー 永作瑛里

 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもが抱えているコミュニケーションの苦手さとは?

 
 
私には、発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)タイプの特性を持つ小学生の娘がいます。
 
 
発達障害・グレーゾーン、特にASD傾向のある子どもは、その特性からコミュニケーションの苦手さがあります。
 
 
これは、感情に関わる脳のエリアの発達がゆっくりなためです。
 
 
気持ちを理解したり感じ取ったりすること、その場の空気を読むことなどがうまくできないため、人間関係でのトラブルを起こしやすくなってしまいます。
 
 
また、相手の気持ちだけでなく自分の気持ちを感じ取ることも苦手なので、本人も知らず知らずのうちに、ストレスを溜めてしまっている場合もあります。
 
 
そのため、なんだか疲れやすく体調にも影響してしまうのです。娘も、定期的に学校や学童を休み、身体と心を休める充電日が恒例になっています。
 
 
最近お友達とのトラブルが増えてきた、なんとなく一人でいることが多いなど、お子さんの様子に変化がないか注意して見守っていく必要があります。
 
 
 
 

2.成長とともに浮き彫りになる周囲との違い

 
 
小学校中学年頃になると、成長とともに自分と周りとの違いに気付き始めます。それは、発達障害・グレーゾーンの子どもに限ったことではありません。
 
 
特に女の子同士の社会では、皆さんも一度はご経験があるように、女子特有の煩わしさが出てきます。そこに発達障害・グレーゾーンの特性がプラスされると、問題はさらに大きくなってしまいます。
 
 
比較的、言葉の発達などには問題がなく一見全く問題ないと周りからは捉えられてしまうのが、女子ASDタイプの難しい点でもあります。
 
 
また、コミュニケーションの苦手さをアピールすること自体不得意なので、周りに気付いてもらえず、日々なんとなくストレスを溜め込んでしまいやすいのです。
 
 
娘も4月生まれということもあり、一見しっかり者で何の問題もないように見られがちです。しかし、実際は本人もコミュニケーションそのものにストレスを感じています。
 
 
いわゆる、ガールズトークなど女子が好むようなおしゃべりが苦手なのです。
 
 
幼児期低学年のうちなら、男の子とばかり遊んでいてもさほど気になりません。娘も保育園の頃から、いつも気の合う男の子たちと外で走り回っているタイプの子どもでした。
 
 
しかし、最近では、休み時間の過ごし方も少しずつ変化してきています。それほど仲良くなかった女の子のグループで、絵を描いたりクイズを出し合ったりして過ごしているそうです。
 
 
気兼ねなく遊べる男の子のグループで過ごすことも、中学年ともなるとそれもまたトラブルの元になってしまうことも出てきます。
 
 
本人なりに、苦手ながらも状況判断をして、少し無理をしながら人間関係を築いているのです。
 
 
このように、一見何の問題もないように思えるお子さんでも、本人が何となく感じている周りとの違いによって、少しずつストレスを溜め込んでしまっている可能性があります。
 
 
ですから、お母さんはお子さんが”少し無理をして頑張っている”ということをわかってあげて欲しいのです。
 
 

 
 

3.では、どうやってうまく乗り切ればいいの?

 
 
大きなストレスではないにしても、日々の少しずつのストレスも放っておいては良くありません。
 
 
では、どうすればお子さんのちょっとした変化に気づいたり、人間関係のトラブルに対応できるのでしょうか?
 
 
それは、日頃から親子のコミュニケーションを良くしておくことです。
 
 
日頃から、お子さんの行動を良く観察し肯定的な関わり方をしていると、こちらが聞かなくても、自分から話をしてくれるようになります。
 
 
大人でも、自分のことを見てくれていない、否定的な人に話をしようという気にはなりませんよね。
 
 
私も元々、肯定的な関わり方をしていなかった頃は、「今日は学校どうだった?」とこちらから話を切り出していました。
 
 
聞けば答えるという感じだったので、聞かなければ教えてくれないということです。
 
 
明らかに、今日は何かあったかな?と気付ければいいのですが、そうでないことも多いのが忙しいお母さんあるあるですよね。
 
 
しかし、肯定的に関わるようになった今では、こちらが聞かなくてもその日にあった、いいこと・嫌だったことなど何でも娘の方から話してくれるようになりました。
 
 
「今日こんなことがあって、こう思ったから、こうしたんだ〜」と話してくれる娘に対して、
 
 
「へえ〜、そうなんだ」
「それいい判断だったね」
「ママが〇〇でも同じことしたと思うよ」
「そんな考えもあるんだね、ママは思いつかなかった!」
 
 
など、ここでもすべて肯定的な言葉で返します
 
 
すると「娘の方から話してくれる→肯定的な言葉掛け→嬉しくなってまた話そうと思える」といったようにいいスパイラルが生まれます。
 
 
また、会話が増えることによってどんどん脳を発達させることもできるので、娘の本来持っている特性自体も目立たなくなってくるという、嬉しい変化も見られました。
 
 
このように、自分から何でも話してくれるようになると、大人の目が行き届かない、子ども社会でのわが子の立ち位置を把握することができるようになるのです。
 
 
どんなトラブルがあって、そのときわが子はどう感じて、どういう行動に移したのかを把握できれば、一緒に対策が練れるのです。
 
 
同時に、そのことに対して肯定の言葉掛けをするチャンスもどんどん増やせちゃいます!
 
 
ASDの特性上、臨機応変に対応することも苦手なので、こういうときは〇〇、この場合は〇〇パターン化して教えてあげるのも効果的です。
 
 
お母さんが子どもの頃から培ってきた女子の中でのノウハウを、お子さんにも伝えてあげましょう。しかし、このときアドバイスにばかり傾かないこともポイントです。
 
 
お母さんが共感してくれたり、ただただグチを聞いてくれるだけでも、お子さんの日々のストレスは軽減されます。
 
 
「そっか、そうだったんだね、〇〇だったね」と気持ちを代弁し、一旦受け入れてあげましょう
 
 
 
 
それでも、お子さんの様子がいつもと違う、何だか最近疲れていると感じたら、娘のように充電日を設けてあげることも1つです。
 
 
1日休ませると、サボり癖がつくと心配されるかもしれませんが、娘はそのままずっと休むようになったということは、未だかつてありません。
 
 
本人も知らず知らずのうちにたまったストレスが、体調不良につながりやすい発達凸凹っ子ですので、思い切って休ませてあげることも必要なのです。
 
 
一番大切なのは、お母さんが「この子なりに、少し無理をして頑張っているんだ」ということをわかってあげることだと思います。
 
 
この時期は、その後の青年期・成人期に繋がる大事な時期でもあります。
 
 
この時期に、母親からの協力があるかどうかは、子どもが大人になった時の”生きずらさ”と深く関係があることもわかっています。
 
 
ただでさえ難しい女子の世界で、発達凸凹っ子が生きていくのには、お母さんの協力が必須です。
 
 
お母さんと娘さんの二人三脚でうまく乗り切っていきましょう!
 
 
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執筆者:永作瑛里
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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