入園後、迷惑をかけてばかりかも…いいえ、発達障害の子どももグングン成長することができます!

来年度入園の発達障害・グレーゾーンのお子さんを育てるママは、実際に入園した後、定型発達の子どもたちに迷惑をかけないか、心配が尽きませんよね。ADHDグレーゾーンの男の子の事例を通して、入園後の青写真を描く準備を家庭でしていきませんか。
 
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの我が子ももうすぐ就園する年齢に。でも、心配はつきませんよね。

 
 
コロナが一段落し、日常生活が少しずつ戻ってきました。
 
 
秋ごろにある幼稚園入園募集に向けて、発達障害・グレーゾーンのお子さんを育てるご家庭では、様々な悩みがあると思います。
 
 
例えば…
 
 
・コミュニケーションが難しい我が子が、園生活を楽しめるのかどうか
 
・行動がゆっくりな我が子が、周りの定型発達の友達に迷惑をかけないか
 
・集中が難しかったり、友達と一緒にできないことがあったりする我が子が受け入れてもらえるのか
 
・そもそも、3年保育にするのか、1年待って2年保育にするのか
 
 
など、お子さんの特性によって、いろいろな思いがありますね。
 
 
 
 
実際に見学したり、園長先生との話し合いを重ねて、決められたことと思います。
 
 
でも決めてもなお、不安はなかなか消えてくれないものですよね。
 
 
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2.ADHDグレーゾーンのMくんの1年間の成長の軌跡。

 
 
では、発達障害・グレーゾーンの子どもはどんな風に幼稚園生活を過ごしていくのか。
 
 
私の経験の中から、Mくんの1年間の育ちの様子についてお話しします。
 
 
Mくんは注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの活発な男の子。
 
 
よく喋り、よく動き、時々怒ると友達とトラブルになる。でも、普段はお母さんが大好きで優しい、そんな男の子でした。
 
 
最初は、新しい環境、それも刺激の多い環境にゆっくりと慣れてもらうために、担任である私や加配の先生との対大人」との信頼関係作りから始まりました。
 
 
そして信頼関係ができると、担任の先生と一緒にするクラスの活動にも、友達のしている遊びにも、少しずつ興味が湧いてきました。
 
 
もちろん、本人の感覚的に難しいことは少しだけの参加に。
 
 
家庭と連携しながら、本人も楽しめること、少し頑張りが必要だけれども一緒にできたことを、根気よく増やしていきました。
 
 
加配の先生がついていたことや、大きい動きと声に少し距離を置いていた周りの友達も、半年ぐらい経つと自然と遊びに誘い合うように。
 
 
友達に思いが通らないとトラブルになることもありましたが、両方の理由を聴き合うと納得して遊びを再開する。
 
 
 
 
1年で、彼なりに友達、先生との関わってきた中で、Mくんはとても成長しました。
 
 
また、周りも、MくんのADHDの特性を肌で感じつつも、いいところを見つけ、付き合い方を工夫していく姿がありました。
 
 
Mくんを含めた学級の子どもたちの成長を振り返って、「子どもって、本当に無限の可能性を秘めている!」と改めて感じました。
 
 
Mくんが幼稚園で過ごしたことで、Mくんにも、周りの友達にも成長のチャンスが増えたのです。
 
 
いろいろな性格、特性、年齢、人種。
 
 
幼児期にいろいろな人に出会い、関わることは、一人一人の発達や経験にいい影響を及ぼします。
 
 
Mくんのお母さんと手を取り合って喜んだり悩んだりしたことは、私の大事な経験です。
 
 
ぜひ、お子さんの気になる特性も、集団の中でいいところが伸びていくのと同じように変化成長する可能性があると希望をもってくださいね。
 
 
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3.幼児期の子どもはぐんぐん成長します!入園までの8ヶ月間に家庭でできることとは?

 
 
1年間でこれだけの成長の可能性を秘めた子どもたちです。
 
 
入園まで、まだあと8ヶ月ほどあります。ということは、この期間にも、お子さんは十分に成長するはずです。
 
 
実際に、入園面接のときと4月に入園してきたときとでは、大きく様子が違うことがありました。
 
 
そこで、家庭でできることとは、何か。
 
 
 
 
それは、親子のコミュニケーションの質を高めるということです。
 
 
注意されたり、行動を止められたりすることの多い発達障害・グレーゾーンの子どもたちに最もよく届く声かけは、肯定的な声かけです。
 
 
できることを少しでも増やしたいこの時期は、ぜひ、スモールステップでお子さんのできたことに注目して、声かけをしてあげてください。
 
 
例えば朝。
 
 
機嫌良く起きてこられたら、「気持ちよく起きてこられたね!」
 
 
朝ごはんを自分から食べ始めたら、「自分で食べてる!すごい!」
 
 
トイレに誘ってスムーズに動けたら、「すぐにトイレに行けるようになったね」
 
 
などなど。
 
 
これらは、毎朝のことなので、できるようになったら、その後は当たり前のこととして捉えがちです。
 
 
ですが、一つ一つ丁寧に捉えて褒めのチャンスにすると、次のステップへの大きなエネルギーになります!
 
 
最近できるようになった、目新しいことを探さなくても、今」できているところから
 
 
小さな成功体験の積み重ねが、お子さんの自信につながります!
 
 
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執筆者:原 しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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