発達障害・グレーゾーンの子がスムーズに小学校生活を送るためには、担任の先生との連携が欠かせません!先生のホンネを汲んだお願いの仕方の極意をお伝えします。\累計ダウンロード3000を突破した大人気サポートレターも無料プレゼント/
【目次】
1.発達障害の子どものスムーズな小学校生活には先生との連携が必須です!
2.先生のホンネと発達障害のわが子を知ってもらう先生へのお願いの仕方と極意とは?
3.効果的なサポートレターの書き方を大公開!
◆苦手と得意はセットで!
◆おうちでの様子や対応を伝える
◆日頃から先生への感謝を忘れない
1.発達障害の子どものスムーズな小学校生活には先生との連携が必須です!
発達障害・グレーゾーンの小学生の学校生活、うまくいっているか心配ですよね。
もしかすると先生からの指摘を必要以上に受けてしまい、自己肯定感が下がり気味な子もいるのではないでしょうか?
この先生の元で我が子はやっていけるのか不安…。子どものことを理解してもらう為に先生へしっかり伝えなきゃ!と、もどかしさを抱えているママいませんか?
そこで大切になるのが、先生とママとのコミュニケーション。
ではどうやって、忙しい先生とコミュニケーションをとったらいいのでしょうか。
そもそも、我が子の対応について学校へのお願いは、きちんとしてありますか?

発達障害・グレーゾーンの子どもは脳の発達が未熟であるために
・集中して先生の話を聞くことができない
・指示が通りにくい
・見通しを持って行動することが苦手
など様々な特性を抱えています。
そのため、小学校生活ではみんなと同じようにできないことが多く自信を失う機会も増えがちです。
さらに、学校の理解がないと適切なサポートも受けられず、「努力不足だ」と誤解されて叱られてしまう可能性もあります。
つまり発達障害の子どものスムーズな小学校生活には、先生との連携が必須なんです。
と言っても「うまく先生に伝える自信がない」「ちゃんと対応してもらえるのか不安…」と言うお母さんもいるかもしれませんね。
実は、学校へのお願いの仕方には「必ず押さえるべき注意点」があるんですよ。
そこで今回は、発達障害の我が子を知ってもらう学校や先生へのお願いの仕方の極意とサポートレターの効果的な書き方をお話しします。

2.先生のホンネと発達障害の我が子を知ってもらう先生へのお願いの仕方と極意とは?
さて、学校へのお願いと言うと「サポートブック」などの書面形式を取ることが一般的ですよね。
そして「あれもこれも先生に伝えないと!」と細かくたくさん記入するお母さんもいらっしゃるようです。
しかし、それは大きな誤解です。
実は、求められている学校や先生へのお願いの書面というのは、「とにかくシンプルなこと」なんです!

学校の先生はたくさん業務を抱えており、とにかく忙しいです。
内容が多すぎると、
・読む時間がない
・読めたとしても、35人学級を回しながら全ての要望に応えるのは無理
・「せっかく伝えたのに全然配慮してもらえていない!」とお母さんを落胆させてしまうのではと心配になる
など、先生の負担を増やしてしまうだけで効果が得られないことが多いんです。
こちらの書面は、あくまで「先生とこれから連携を取るきっかけ作り」という位置付けです。
ですから、
・まずは先生に知ってほしい必要最低限の情報があればOK
・書面を読んだ先生に「もっと話を聞きたい!」と思ってもらえる
ことが重要なんです。

3.効果的なサポートレターの書き方を大公開!
では、実際に発達障害の我が子のことを知ってもらうために学校や先生へのお願いを書面で行う場合に、どんな風に記入したらいいのでしょうか?
ここでは効果的なサポートレターの書き方をお伝えします。
◆苦手と得意はセットで!
我が子の小学校生活に不安を感じて、先生に苦手なところをたくさん伝えたくなる気持ちは分かります。
しかし「〇〇ができません」「××が苦手です」とできないことばかり言われても
・「この子は大変そうだな…」と不安を感じさせてしまう
・できないところばかりに目が行くようになってしまう
などと、先生の精神的な負担を大きくしてしまうだけです。
そこでやってほしいことが、苦手なことと得意なことをセットで伝えることです。例えば
「行動の切り替えが苦手ですが、好きなことにはとことん集中して取り組みます」
「字を書くことは苦手ですが、絵を書くのは得意です」
と言う感じで、我が子の長所もきちんと伝えてほしいのです。
こうすることで、先生の気持ちも軽くなりますし、学校でもスムーズに対応してもらえやすくなります。

◆おうちでの様子や対応を伝える
2つ目は、おうちでの様子や対応をしっかりと伝えることです。
学校との連携で欠かせないのは「親の協力する姿勢」です。学校での困りごとの対応を全て先生にお任せするのではなく、
・お母さんがしっかり家で対応していること
・学校へお願いしたい対応の範囲を明確にすること
の2つを伝えることが大事なんです。例えば
「待つことが苦手です。家では『ちゃんと待ててるね』とこまめに褒めることできちんと待てています。学校でも待つ場面があったら一言声をかけていただけますか?」
と言うお願いの仕方をすることで
「このお母さんはおうちでも特性に合わせた対応をしているんだな」
「こうやって対応すればいいんだな」
と先生の協力を得やすくなります。
◆日頃から先生への感謝を忘れない
そして、学校へのお願いで一番大事なことは日頃から先生への感謝を忘れないことです。
先ほどもお伝えしたように、先生は1人で35人学級を回さないといけない上に業務も多く、とても忙しいです。
普段から、連絡帳や電話で
「先生のおかげで登校しぶりもなく通えています。」
「先生に褒められた!と嬉しそうに話してくれました。」
などこまめに感謝を伝えるようにしましょう。
いかがでしたか?
学校や先へのお願いの仕方の極意とは「とにかくシンプルなこと」。
ポイントは
・苦手と得意はセットで伝える
・おうちでの様子や対応を伝える
・日頃から先生への感謝を忘れない
という3つです。
たくさん書いても先生も「対応しきれない!」となってしまうので、1つの項目につき記入することは多くて3つまでが理想ですよ。
早速、書いてみてくださいね。
そして今回、パステル総研では、オリジナルのサポートレターを開発しました!「学校との連携のきっかけ作りにする」ことをテーマに
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)