ADHD傾向の気が散りやすい子は問題児というネガティブなイメージを持っていませんか?実は、この気が散りやすいという特性は、見方を変えれば才能でもあるのです。この生まれ持った才能を強みとして生かしていきましょう! |
【目次】
1.ADHD傾向の気が散りやすいお子さんは才能がある!?
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の気が散りやすいお子さんへの朗報です!
ADHD傾向の子どもは気が散りやすい、集中力がないなど、ネガティブなイメージがありませんか?
例えば、何かしようとしてもすぐにうろうろしたり、目移りして別のことをしてしまったり、あれやこれや散らかして落ちつきない感じ…。
皆さんにとっては、困った行動に映ることもあるかもしれません。
朝の忙しい時間や寝る前など、時間に限りがあるときは、「スムーズに動いてほしい!」「早く済ませて欲しいのに!」などとイライラすることも少なくないと思います。
学校では、授業中に気になることがあるとウロウロしたり、横の友達に話しかけたりしてじゃまになったり、自分の課題をスムーズにできなかったりで、問題視される…。
でも、よ~く考えてみてください。気が散るということは、他に興味がた〜〜くさんあるってこと!要は、やりたいことがたくさんあり過ぎるという才能なのです。
つまり、ADHD傾向のお子さんは「気が散る=好奇心旺盛」という才能を持っているということなのです。
次に、好奇心旺盛がどうしていいのかをお伝えしますね。

2.好奇心旺盛って何がいいの?
好奇心旺盛とは、『自分が知らないことや未知のことに興味や関心を盛んに抱くさま』ということです。
つまり、気が散りやすいADHD傾向の子どもは、いろいろなことに興味・関心があるということ。自分の興味の赴くままに動くので行動量も増え、得意なことを見つけやすいんです。
実は、いわゆる定型発達のお子さんのお母さんから「うちの子、何にも興味が無くて…」「興味をもってもらおうと色々誘うのですが、なかなか乗ってきてくれません…」というお悩みが案外多いのです。
「好奇心をつけさせよう!」とするととても難しいのです。だって興味がないのですから、好奇心なんて湧きません。好奇心が湧かないことには得意を見つけることが難しいのです…。
それが気が散りやすいADHD傾向のお子さんにはもうすでに備わっている。素晴らしい才能だと思いませんか?得意なことが見つかったら、それを伸ばしていけばいいんです!
「苦手を直そう!苦手をやらせよう!」という時代ではなく、得意を伸ばし、生かしていくことが求められる今の時代。
この時代にしっかり乗ることができ、自分の強みを生かせるのが、みなさんのADHD傾向のお子さんたちなんです!

3.子どもをよ~く観察してみましょう!
お子さんをよ~く観察してください。ADHD傾向の気が散りやすいみなさんのお子さんは、困った行動ばっかり目につくかもしれません。
しかし、先ほどもお伝えしたように、好奇心旺盛ということは、今もこれからの時代もとても大事な強みになっていきます。
これ以外にも、ADHD傾向のお子さんはたくさんの才能にあふれているのではないでしょうか?
例えば、勉強や関心の無いことにはあまり集中しないかもしれませんが、興味があることには爆発的な集中力を発揮したりしませんか?
この興味があることへの爆発的な集中力…これも才能です!そう考えると、将来が楽しみですよね。
このように私たち親が子どもを観察する力を養い、子どもの特性をしっかり掴むことが大切です。特性をしっかり掴んでいるからこそ、得意を伸ばすことができるのです。
気が散りやすいという特性を理解し生かしつつ、子どもの得意を伸ばしていく!これが今、求められることだと思います!
子どもは、楽しいことや好きなことは自分からどんどん追求していきます。
お子さんの好きなことや興味あることが、お母さんから見てたとえ将来何の役にも立たないようなことやどうでもいいことに思えたしても、否定せず応援してあげてくださいね!

これからの時代は、そんな誰も注目してないことや、どうでもいいことに価値が生まれるかもしれませんよ。
あなたのお子さんは、才能にあふれています。ADHD傾向の子どもの好きなことや得意をどんどん伸ばしていきましょう!
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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