子どもの発達支援で本当に必要なこと3つ~発達障害・自閉症スペクトラムの息子が成長した秘密とは~

発達障害・自閉症スペクトラムの子どもをなんとか伸ばしたい!と思っているお母さんに、ぜひ知っておいてほしい「発達支援で本当に必要なこと」が3つあります。子どもが発達するのに絶対に必要な3つのこと、公開します。
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもに発達トレーニングは必要か?

 
 
うちの子、ちょっと発達がゆっくりかも?
なんだか育てにくい…
発達障害・グレーゾーンかも!?
 
 
こんな風に、お子さんの発達が気になるお母さんに、今日は「発達支援で本当に必要なこと」を3つお伝えしたいと思います。
 
 
子育ての情報はもちろん、子どもの発達に関する情報は簡単にたくさん手に入れることができる時代です。
 
 
みなさんは、大量の情報から本当に自分が必要な情報をつかみ取れていますか?
 
自分に必要な情報を、使いやすい形にアレンジして実践できていますか?
 
そもそも、どうしてその情報が必要なんでしょうか?
 
 
私は、大量の情報に右往左往して、最終的に爆発してしまった経験があります。
 
 
私の息子は発達障害・自閉症スペクトラム。診断がおりたものの、療育は満員。療育スタートまで8か月待ってほしい、と言われました。
 
 
だからと言って8か月の間、何もしなくていいわけではありません。何か情報はないか?書籍を読み、インターネットで情報を検索し始めました。
 
 
すると、どんどん出てくる出てくる!大量の情報から、「発達障害の子どもを伸ばすトレーニングがある」とすぐに気が付きました。
 
 
見るトレーニング、聞くトレーニング、手先のトレーニング、体幹のトレーニング、社会性のトレーニング…調べてみると、どれも息子に当てはまる気がします。これらを全部やらないと息子は成長しない!と思えてきました。
 
 
というわけで、これは息子ならできる!と思ったものは即実践。息子がやりたがらなくても無理やりやらせる。幼稚園から帰ってきて晩御飯を食べるまでの3時間は、毎日がトレーニングタイムでした。
 
 
結局のところ、
 
・やったりやらなかったりする息子に振り回される。
 
・トレーニングの辞め時が分からず、増えていく一方。
 
・本当にこのトレーニングが息子に必要なのか分からない。
 
 
結局私は大量の情報に押しつぶされて、発達科学コミュニケーションの創始者・吉野加容子先生に助けを求めたのでした。
 
 
当時を振り返って、トレーニングとの使い方についてお伝えした記事はこちらから!
 
 
 
 
 
今、当時を振り返って、私には「トレーニングの目的」がなかったと反省しています。
 
 
息子のこの部分をこういう風に伸ばしたいから、という明確な目的がなく、出てくる情報をできそうかどうかだけを判断して実践していたのです。
 
 
でも、私のような失敗は、子どもの発達に不安を抱えるお母さんならだれでも陥ってしまう可能性があります。
 
 
お母さんなら、どんなことをしても子どもを発達させたい!と思って当たり前。 一方で、「この子はこういう子だから、こういうことをするといいですよ」と詳細にアドバイスをしてくれる人はほとんどいません。
 
 
結果として、「この子には何が必要か」という視点がすっぽり抜け落ちたまま、大量の情報に巻き込まれてしまうのです。
 
 
私はこの大失敗と発達科学の学びを経て、発達支援で本当に必要なことはたった3つであることに気づきました。そして、この3つを実践することで息子が驚くほど成長したのです!
 
 
子どもの発達が気になるけど、どうしたらいいの?
 
療育がスタートする前に、何かできることはない?
 
今トレーニングをしているけれど、正直つらい…
 
 
という方は、ぜひ続きをお読みくださいね。
 
 
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2.自閉症スペクトラムの息子の急成長を振り返って

 
 
私の息子の発達支援は2つの時期に分けられます。
 
 
前期は、目的を持たずにやみくもにトレーニングした時期。
 
後期は、発達科学コミュニケーション(発コミュ)に出会い、息子に必要なトレーニングだけを厳選して実践した時期。
 
 
ちなみに、前期と後期、発達検査での伸びは全く同じ。それぞれ10ずつ数値が伸びました。
 
 
ただ、数値的には同じ伸びでも、息子自身を見たときの印象は全く異なります。
 
 
前期は、テスト勉強の一夜漬けで結果が出た、という印象です。全くやらないよりはマシだし、身に着いた部分もあるけれど、習得した知識を使いこなすレベルに至っておらず、「丸暗記」「ルーティン」という言葉が似あう印象でした。
 
 
一方後期は、本来の発達をしたという印象です。
 
 
数値的な部分だけでなく、集団行動に積極的に参加したり、小さなお友達をお世話したり、新しいことにチャレンジしたり、発表会を頑張ったり。そういった、数値では測れないけれど、人間として不可欠な部分が伸びたと感じています。
 
 
 
私自身も、トレーニングばかりしていたときは、教材の準備に追われたり、他にいいトレーニングがないかリサーチしたり、うまくいかなくて落ち込んだり、本当にこれがいいのか不安だったり、精神的にしんどい日が多かったです。
 
 
でも、発コミュに出会って、声かけだけで子どもが伸びるのを目の当たりにしてからは、「トレーニングしなくても発コミュで伸びるしな」と気持ちに余裕をもって子育てすることができました。
 
 
 
 
その結果、やみくもにトレーニングするのではなく、発達支援に本当に必要な3つを見つけることができました。
 
 
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3.たった3つだけ!発達支援で本当に必要なこととは

 
 
今お子さんの発達に悩んでいるお母さんは、今日から3つだけ意識して子育てしてほしいなと思います。いろいろトレーニングを実践して疲れている方も、この3つだけやれば大丈夫です!
 
 
その3つとは、
 
①運動
②新しい体験
③コミュニケーション
 
です。
 
 

◆①運動

 
 
脳の運動機能をつかさどる「運動野」は胎児から発達しています。脳の土台の部分にある運動野が活性化すれば、脳全体が活性化するのです。
 
 
私たちも、軽い運動をすれば頭がクリアになりますよね。運動して脳全体を活性化すると思考力もアップします。
 
 
今日は何をしよう?と悩んだら、まず運動です!
 
 
といっても、絶対に運動教室に入れてくださいね!というわけではありません。
 
 
毎日しっかり歩くことが基本です。運動教室に入れても、車で送り迎えしたり、ずっとベンチに座ったままだったり、順番待ちの時間が多かったりすると、運動量アップは難しくなります。
 
 
運動系の習い事は運動量アップというよりも、新しい体の動かし方を覚えることを目的にするといいかもしれません。一日全体を通して運動量を上げる方法を考えてくださいね。
 
 
運動に関してはこちらの記事も参考にしてください。
 
 
 
 

◆②新しい体験

 
 
脳の発達に必要なものは、
 
・酸素
・グルコース(糖分)
・新しい体験・行動
 
の3つです。
 
 
このうち、酸素やグルコースは普通に生活していて不足することはあり得ません。
 
 
ポイントは新しい経験をどれだけ増やせるか!
 
 
実は私は、この「新しい経験」というのは旅行に行ったり、新しい習い事をすることだと思っていました。もちろん旅行や習い事も含まれますが、それだけではありません。
 
 
この新しい体験の中に、療育や発達トレーニングも含まれますし、普段の何気ない行動でもいいんです。
 
 
例えば、幼児なら靴を履けるようになったとか、洗濯物をたためたとか、お母さんに「ありがとう」と言えたとか、こういうことも「新しい体験」になります。
 
 
大事なのは、子どもが意図せずにやったことでも、お母さんが気付いて言語化してあげることで、子どもが「できた!」と認識させてあげることです。
 
 
「あれ?今できたんじゃない?」
 
「ありがとう!って言ってくれたの!お母さん、本当にうれしい!」
 
 
と声をかけてあげることで、昨日より1歩成長できます。
 
 
どんな小さなことでも構わないので、昨日よりも成長している部分を見つけてあげてください。
 
 
私の場合、毎日少しずつでも確実に息子を発達させていきたいと思う一方、無理しても続かないので、
 
 
平日:普段の生活の中でできているところを探す。なければお手伝いや発達トレーニングで機会を作り出す。
 
週末:家族で新しい場所におでかけする
 
月に1度:旅行に行く
 
 
という形で、意識的に新しい体験ができるようにしています。
 
 

◆③コミュニケーション

 
 
上でご紹介した、運動も新しい体験も、すべて親子のコミュニケーションが円滑だからこそ成立します。
 
 
普段ずっと怒られているお母さんに、「これができたね!」と言われても怪しさ満点です。運動って基本的にしんどいですから、お母さんに怒られる上にしんどいのか…と思うとやりたくなんてないですよね。
 
 
親子のコミュニケーションが円滑で、子どもが素直にお母さんの愛情を受け取っていると、 少し難しいことでも、
 
 
「お母さんが言ってるならやってみようかな」
 
 
と思えるのです。
 
 
こうして運動量も増え、新しいチャレンジをしていくことで、脳が発達していきます。親子のコミュニケーションをスムーズにして、親子の信頼関係をしっかり作っておくことがすべての土台なのです。
 
 
親子のコミュニケーションをスムーズにして子どもの発達を加速させるメソッド、それが発達科学コミュニケーションです。
 
 
発コミュに出会ったとき、私は子どもが発達するにはトレーニングさせるしかない!と思っていました。もちろん書籍を読んで、肯定的なコミュニケーションが大切だとは知っていました。でも、あくまでコミュニケーションはオプション的なものだと思っていたのです。
 
 
だからコミュニケーションで子どもが発達するよ、と言われても正直ぴんときていませんでした。
 
 
でも、合計4回のレクチャーを受けていくにつれて、息子がどんどん素直に、誰にでも優しく、どんなことにも積極的になっていくのが目に見えて分かりました。
 
 
今、息子は小学校1年生。年少で診断がおりたときは、知的発達の遅れも指摘され、支援級が望ましいと言われていました。でも、この3年で急成長し、
 
 
・通常級で毎日楽しく登校。登校渋りなし!
 
・誰にでも優しいので授業中お友達に対するポジティブな発言が多く、クラスの雰囲気が良くなる。
 
・他のクラスの先生にもかわいがってもらっている
 
・どんな授業でも積極的に挙手して発言する
 
・先生の指示は必ず守ってくれるし、お友達がルールを守れているか注意を払っている
 
 
と担任の先生からお話しいただけるまでになり、スクールカウンセラーの先生からも「全然心配いらないですよ!」と言っていただけています。
 
 
 
 
ぜひ、お子さんの発達が心配なお母さんは、今日から
 
 
① しっかり運動
② 新しい体験を重ねる
③ 円滑なコミュニケーション
 
 
をやっていきましょう!
 
 
どうしてもコミュニケーションがうまくいかないという方は、個別相談でお話を伺うこともできます。一人で悩まないでぜひご活用くださいね。
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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