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発達障害ADHDタイプの子どもたちは自信を失いやすい!?おうちでしっかり自信を回復させてください!

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GWが終わると、クラスの雰囲気も落ち着きはじめます。この頃心配なのは発達障害ADHDタイプの特性が悪目立ちしていないかということ!注意されることが増えると自信を失くしてしまうことも。おうちで十分自信を回復させる方法についてお伝えします。
 

【目次】

 

 

1.新学年がスタートして1ヶ月!授業の様子はどうですか?

 
 
4月に新しい学年がスタートして早1ヶ月。長かったゴールデンウィークももうおしまい。いよいよ本格的に1学期がスタートします。
 
 
新入学・進級から約1ヶ月経ちましたが、お子さんの様子はいかがですか?
 
 
4月は大きく環境が変化しました。新しい担任の先生、新しいクラスメイト、新しい時間割、新しい教科書。この環境の変化に子どもたちは慣れてきているでしょうか。もしかしたらゴールデンウィークが長くて振出しに戻ってしまいそう…という子もいるかもしれません。
 
 
これからしばらくはお子さんが学校でどう過ごしているかは特に注意を払ってほしいのです。
 
 
先生のなかには「もうそろそろ慣れてきただろう」と楽観的に見ているケースもあるかもしれません。そんななか授業も本格的にスタートしていきます。
 
 
環境の変化にも適応しきれていない。先生のサポートも手薄になる。そして勉強もどんどん進んでいく…これって発達障害の子どもたちにとって大きな負担ですよね。
 
 
 
 
お母さんが子どもの様子に注意して、必要なら先生に対応をお願いすることも考えてください。
 
 

 

2.発達障害ADHDタイプの子は注意の対象になりやすい?

 
 
新入学・進級から1ヶ月経ちます。ゴールデンウィークが終わると、クラス全体の雰囲気がこなれたものに変わってくる頃かもしれません。担任の先生も子どもがどんな子なのかだいたい把握でき、信頼関係も構築されてくる頃です。
 
 
信頼関係が構築され始めることはもちろんいいことです。でも信頼関係が構築され始めた頃こそ要注意!まだ環境に適応しきれていない発達障害の子どもたちに対して、慣れてきた先生が以前に増して注意してしまう可能性があるからです。
 
 
こんなとき、発達障害ADHDタイプのお子さんは注意の対象になりがちです。
 
 
多動傾向のある子だと、授業中席を立ってしまうかもしれません。
 
衝動性がある子だと、みんなと同じように行動できないかもしれません。
 
不注意傾向のある子だと、忘れ物をしてしまうかもしれません。
 
 
これ、全部先生に注意されそうな対象ですよね。発達障害ADHDのお子さんで気を付けていただきたいのは、特性が目立ってしまうことです。
 
 
 
 
クラス全員が座って授業を聞いているところ、1人だけ立ち歩いてしまう。
団体行動のときに1人だけ別行動する。
みんな提出しているのに、1人だけ忘れている。
 
 
先生の目につきやすいから注意の対象になりやすいんです。クラスメイトの前でも注意されてしまうかもしれません。そうなると子どもはどんどん自信を失ってしまいます。
 
 

 

3.発達障害の子どもたちが自信を失うとどうしていけないのか

 
 
そもそも発達障害の子どもの困った行動は脳の特性によるもの。子ども自身もコントロールができないのです。
 
 
忘れ物をしないように何度も確認するのにやっぱり忘れてしまう。「こんなに何回も確認しているのにどうして自分はできないんだろう?」と自分に自信がなくなりますよね。そんなときにクラスメイトがいる前で先生に注意されたとしたら…
 
 
学校に行きたくなくなっても仕方ないかもしれません。
 
 
学校に行かなければ先生やクラスメイトと会わずに済みます。忘れ物もなくなります。だから行きたくない…と思うようになるかもしれません。
 
 
発達障害の子どもたちが自信を失ってしまったとき、一番の問題になるのは行動しなくなることです。
 
 
忘れ物をしない!という自信がないから「学校に行く」という行動をしなくなる可能性があるのです。
 
 
人の脳は行動して新しい経験を積み重ねることで発達していきます。1つ行動しなくなるとそれだけ発達のチャンスが失われていることになるのです。
 
 
 
 
ADHDをはじめとする発達障害は脳の機能障害です。つまり脳を発達させることが改善に直結します。なのに行動しなくなってしまえばそのチャンスが減っていくんです。
 
 
自信がなくて行動できなくなる。これが発達障害の子どもたちにとって一番の問題なのです。
 
 

 

4.おうちで子どもの自信を回復させる方法

 
 
学校で自信を失うなら、おうちで子どもの自信を回復させることを考えましょう。しっかり自信をつけてあげて、子どもがしっかり行動できるようにすることが発達に直結します。
 
 
ではどうしたら自信ってつくのでしょうか。注意されて自信がなくなるのだから、真逆のことをすればいいんです。
 
 
そう!ほめたり認めたりすれば自信はつくはずです。
 
 
ただし、自信をつけるためにほめようと思っているお母さんに覚えておいていただきたいことがあります。
 
 
まず1つは、注意されたことは実際よりも大きく、ほめられたことは実際よりも小さく子どもに伝わるということです。
 
 
お母さんも子ども時代を思い出してみてください。ほめられた記憶よりも注意された記憶がよみがえってきませんか?
 
 
子ども自身が「ほめられてうれしい!」と思わなければ自信を育てる段階には なりません。
 
 
お母さんのほめ言葉は半分ぐらいしか子どもに残らないかもしれない、と思うといいかもしれません。こまめに声をかけてほめる回数を増やすように意識しましょう。
 
 
実際に子どもが自信をつけるためには注意されるよりほめられる方が多くなる必要があります。
 
 
しかしこれは単純な回数だけでは判断できません。
 
 
例えばこまめにほめていても、1回ドッカーンと大きく雷を落とされてしまったら、注意の印象の方が強くなってしまう可能性は十分あります。
 
 
ただ、お母さんは学校の様子を正確に把握することは難しいですよね。ですから、子どもが落ち込んでいる日はお母さんは注意しない!と決めてしまうことも必要かもしれません。
 
 
特に発達障害やグレーゾーンの子どもたちは、うれしい思い出や楽しい思い出よりも つらい思い出や嫌な思い出の方を強く記憶する性質があります。
 
 
元々ほめは小さく、注意は大きく伝わるのに加えて発達障害やグレーゾーンの子どもたちの記憶の性質。
 
 
きっとお母さんが考えている以上に意識してほめることが求められているはずです!
 
 
 
 
発達障害の子どもたちがどんどん伸びていくために、おうちで十分に自信を回復させてあげてくださいね。
 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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