発達障害・ADHDのお子さんで、毎年2学期に体調を崩す、荒れる、対人トラブルが増えるなどはありませんか。2学期は、1年の中で1番ストレスが溜まりやすい時期です。2学期を乗り切るために、おうちで今から対策をしてみませんか。 |
【目次】
1.今年は特に注意が必要!発達障害ADHDタイプのストレスがMAXになりやすい2学期
2.ADHD傾向のお子さんに今大切なことは、予防!
3.お母さんがおうちでできる!お子さんと2学期を乗り切るための秘策
①ネガティブな注目をやめる
②子どもの行動をじっくり観察する
③ハードルを下げる
1.今年は特に注意が必要!発達障害ADHDタイプのストレスがMAXになりやすい2学期
今年は、異例なことばかりで夏休みも学校によって期間も時期もバラバラでしたね。
お子さんの学校は、2学期が始まりましたか?
息子の学校は、夏休みは終わり2学期がスタートしました。やっと夏休みが終わり、一安心されている方も多いかもしれません。
しかし、2学期は、1年で1番気をつけたい時期なんです。
みなさんがご存知の通り、2学期は1年間で最も期間が長く行事も目白押しです。
そのため、2学期は発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの子どもたちが、最もストレスを溜めやすい時期とも言えます。
不登校になる子が増えるのも
子どもたちの態度が荒れるのも
体調を崩し休みがちになるのも
2学期が最も多いのです。
さらに今年は、コロナウィルスの影響で1学期に行われなかった行事が2学期に詰め込まれることもあります。また、感染症予防のため校庭で遊ぶことや体育の授業が制限されている学校もあります。
子どもたちへの負担やストレスは、例年よりさらに重くなるでしょう。特に、発達障害・ADHDタイプの子どもは、繊細な子が多いので負担やストレスが重くなってしまいます。
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2. ADHD傾向のお子さんに今大切なことは、予防!
発達障害・ADHDタイプのお子さんの中には、2学期に入ってしばらくは頑張ることもできるお子さんもいるかもしれません。
しかし、何も対策をしないと日が経つごとにストレスが溜まっていき、やがて限界を超えてしまうことがあります。
限界を超えた段階で、先生がたに相談したとしても学校の環境を変えることは、簡単ではありません。 子どもの荒れた心も体調も治してあげることが難しくなります。
私も、発達科学コミュニケーション(発コミュ)を実践するまでは、息子が毎年この時期に荒れていました。
ご存知のとおり、病気も虫歯もストレスも予防が肝心です。 発達障害・ADHDタイプのお子さんは、人一倍ストレスを感じやすい繊細さがあります。今から予防し、心を安定させた2学期を送りましょう。
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3、お母さんがおうちでできる!お子さんと2学期を乗り切るための秘策
発達障害・ADHDのお子さんのストレスを予防するためには、おうちでのコミュニケーションを整えることが必須です。これが最も簡単で効果的な方法です。
では、どうやって整えれば良いのか?
それは、お母さんが子どもに肯定的な声かけをして、ポジティブなコミュニケーションを増やしていきます。順番に対応策をお伝えしますね。
◆①ネガティブな注目をやめる
まずは、子どもへのネガティブな注目をやめます。
どうしても、できていないところに目がいき、あれこれと言いたくなるかもしれませんが、ぐっと我慢しスルーしてください。 ネガティブな声かけでは相手をネガティブな気持ちにさせるだけで、良いことは何1つありません。
◆②子どもの行動をじっくり観察する
次に、子どもの行動をじっくり観察してみます。
そうすると、
「あ、脱いだ服をカゴに入れてるじゃん!」
「自分で寝ぐせ直してるじゃん!」
といった、良い行動が見えてきます。
そこに注目して 「グッジョブ!」とか 「イケメンになったね!」 と、肯定的な声かけをしてみてください。 できたことに注目し、褒めたり、肯定的な声かけを増やしましょう。
肯定的な声かえが難しく感じるときは、 「脱いだ服をカゴに入れてくれたんだね!」 「自分で寝ぐせに気がついて直したんだね!」 など良い行動をそのまま口に出して言ってあげるだけでもOKです。
お母さんの肯定的な声かけで、発達障害・ADHDタイプのお子さんは、「褒められた!」「認めてもらった!」と感じ、自己肯定感が上がり、自信がつきます。自信がつくとストレスにも強くなります。
◆③ハードルを下げる
ADHDタイプのお子さんの意欲、行動力が下がっているときは、ストレスや負担が大きいとき。お母さん目線も下げてあげてください。
お子さんの意欲や行動力が下がっているときは、相当疲れていてストレスが大きくなっているときです。ときにはペースをゆるめたり、ハードルを下げてあげることが必要です。
お母さんの肯定的な声かけで、発達障害・ADHDタイプお子さんの自信をつけ、ストレスに強くすることができます。
ぜひ、今から親子のコミュニケーションを整え、長い2学期を乗り切りましょう。
ADHDタイプの行動の理由やお母さんの声かけのコツがもっと分かります!
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執筆者:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)