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集中力が続かないADHDにオススメ!今日からできる3ステップ勉強法とは?

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勉強をしていてもすぐに遊び始める…こんな風に集中力が続かないADHDの子どもに悩んでいませんか?実はちょっとした工夫で、子どもの集中力はぐんと伸びるんです!そこで今回は今日からできる簡単3ステップ勉強法を紹介します。
 

【目次】

 

1.集中力が続かない子どもに悩んでいませんか?

 
 
・勉強をしていると思ったら、ボーッとしている
 
・着替えをしている途中で遊び始めてしまう
 
 
こんな風に集中力が続かない注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの子どもに悩んでいませんか?
 
 
ついイライラして「ちゃんとやりなさい!」「なんで集中できないの?」と叱ってしまう方もいるかもしれませんね。
 
 
実は集中力が続かないことには、いろいろな要因が関係しています。
 
 
特に発達障害グレーゾーンの子どもは脳の発達が未熟なために、ちょっとしたことに大きな影響を受けて、集中力が続かなくなってしまっている場合が多いんです。
 
 
 
 
さらに、脳の特性は本人にもコントロールが難しいものです。
 
 
ですから叱っても改善するどころか、「どうせ自分は集中できないんだ」と自信をなくし自己肯定感を下げてしまうだけ
 
 
その結果、問題行動が増える、不登校になってしまうなど二次障害を起こしてしまうケースもあるんです。
 
 
とは言っても、集中して勉強に取り組めない我が子を見れば「なんとかしたい!」と思うのは当然です。
 
 
大丈夫!お母さんが少し対応を変えるだけで、子どもの集中力をぐんと伸ばすことができるんですよ。
 
 
そこで今回は、発達障害ADHDタイプの集中力が続かない原因と今日からできる簡単3ステップ勉強法を紹介します。
 
 

2.発達障害ADHDタイプが集中できない理由はコレ!

 
 
ではどうして、発達障害ADHDタイプの子どもは集中力が続かないのでしょうか?
 
 
ここでは主な原因を2つお話します。
 
 

◆注意のコントールが苦手

 
 
ADHDの特性には、不注意・多動性・衝動性の3つがあります。
 
 
その中でも特に集中力に関係しているのは、不注意です。
 
 
注意力には大きく分けて、
 
 
・1つのことにじっくり取り組む力
 
・大事なものを見つける力
 
・1度に複数のことに注意を向ける力
 
・次の活動へ注意を切り替える力
 
 
の4つあります。
 
 
ところが発達障害の子どもは注意のコントロールが苦手なために、これらの力がうまく働きません。
 
 
その結果、周囲の色々な刺激に反応しやすくなります。
 
 
さらに、
 
 
・衝動性(思いついたらすぐに行動してしまう)
 
・多動性(じっとしていることが苦手)
 
 
と言う特性も持ち合わせているために、
 
 
・宿題をしている途中で、目に止まった漫画を読み始めてしまう
 
・校庭の様子が気になって、先生の話をしっかり聞くことができない
 
 
などと他のことに気を取られてしまい、自分が今何をすべきなのか分からなくなってしまうことがあるのです。
 
 
ですから、子どもの気が散らないようにする工夫が必要になります。
 
 
 
 

◆生活習慣の乱れ

 
 
ここでは主な3つの生活習慣の乱れを取り上げます。
 
 
①睡眠時間が足りない
 
 
1つ目は睡眠不足です。
 
 
特に発達障害の子どもは睡眠障害を持っている場合も多く、なかなか寝付けない、目覚めが悪いなど睡眠のトラブルを抱えやすい傾向があります。
 
 
ですから
 
 
・毎日同じ時間に寝る
 
・就寝前にテレビやスマホを見ない
 
 
など睡眠がしっかり取れるように工夫することが必要です。
 
 
②食事がきちんと取れていない
 
 
2つ目は食事です。
 
 
子どもの集中力を高めるためには、ご飯やパンに含まれるブドウ糖、青魚に含まれるDHA、豚肉やレバーに含まれる鉄分などの摂取が効果的と言われています。
 
 
しかしながら、発達障害の子どもは偏食が多いケースもよくあり、なかなかバランスよく食べさせるのは難しいですよね。
 
 
実は一番大事なのは、朝食をしっかり食べることです。
 
 
睡眠不足や空腹は、発達障害の子どもの自己コントロールする力を低下させます。
 
 
ですからしっかり睡眠をとり、きちんと朝食を食べることは集中力が続かない子どもに必要不可欠なんです。
 
 
③ゲームのやりすぎ
 
 
そして3つ目はスマホやゲームのやりすぎです。
 
 
発達障害の子どもは
 
 
・時間管理が苦手
 
・興味のあることに没頭しすぎる
 
 
という特性を持っています。
 
 
さらに自分の体調の変化に気づくことも苦手なため、スマホやゲームのやりすぎで脳に負荷がかかりすぎてしまうこともあります。
 
 
また先ほどもお話したように、発達障害の子どもは「今やるべきこと」に注意を向けるのが苦手です。
 
 
そのために、メールの通知が気になって集中力が続かない…なんてことも起こるのです。
 
 
ですから、スマホやゲームについては時間や場所などのルールを子どもと一緒にあらかじめ決めておくことが必要になります。
 
 

3.子どもの集中力を高める勉強法とは?

 
 
まず最初にお母さんに知っておいて欲しいことが1つあります。
 
 
それは勉強に集中できないからと言って、「この子は集中力が全然ない!」と決めつけないで欲しいと言うことです。
 
 
勉強に集中できない大きな理由はつまらないから。逆にADHDタイプの子どもは好きなことならどれだけでも集中して取り組めます。
 
 
ですからまずは、普段から子どもが熱中している時間を大事にしてあげてください。
 
 
「何を作ってるの?」
 
「面白そうなゲームやってるね!」
 
「これは何の本?」
 
 
こんな風にお母さんが興味を示すことで、子どもに自信をつけることができます。
 
 
すると子どもはやる気を出し、好きなことだけでなく徐々に勉強ややるべきことにも集中して取り組めるようになって行きますよ。
 
 
これにプラスして、以下の3ステップ勉強法をやってみてくださいね。
 
 

◆ステップ1:環境を整える

 
 
先ほどお伝えしたように、まずは生活習慣を整えることが大事です。
 
 
そしてさらに、子どもが集中しやすい環境を整えることにも気をつけてほしいのです。
 
 
勉強をする前には、
 
 
・テレビは消す
 
・机の上に置くものは勉強道具だけにする
 
 
など子どもの気が散らないような工夫をしてあげてください。
 
 

◆ステップ2:短時間作戦で成功体験を増やす

 
 
2つ目は、短時間で成功体験を増やすことです。
 
 
実は子どもの集中力が続く時間というのは一般的に、
 
 
・幼児期の子どもは年齢+1分
 
・小学校高学年でも15分から30分程度が限界
 
 
と言われています。つまり、私たち大人が思っているよりも子どもが集中できる時間はかなり短いということです。
 
 
特に発達障害ADHDタイプの子どもはエンジンがかかりにくいという特性があります。
 
 
ですからまずは時間を細かく区切って、「これならできそう!」という目標を提示してあげてほしいのです。
 
 
例えば宿題をやるときだったら、
 
 
「まずは3分間やってみよう!」と取り組む
   ↓
休憩をとる
   ↓
また3分間取り組む
 
 
という感じです。そして「ちゃんと集中できたね!」としっかり褒めてあげましょう
 
 
こんな風に子どもが「これならやってもいいかな?」と思えるような時間を設定して、「できた!」という成功体験をさせてください。
 
 
また、得意な教科から取り組むことも集中力をUPさせるのに効果的ですよ。
 
 
 
 

◆ステップ3:こまめに褒める

 
 
3つ目はこまめに褒めることです。
 
 
先ほどもお伝えしたように、集中力が続かないADHDの子どもは、自分が今すべきことが分からなくなってしまうことがよくあります。
 
 
ですから、こまめに褒めることで「今やるべきこと」にしっかり注意を向けてあげてほしいのです。
 
 
例えば宿題をやるときだったら、
 
 
「ちゃんと座れたね」
 
「鉛筆出せたね」
 
「丁寧にかけてるね」
 
「もう半分解けたね!」
 
「あと1問だね!」
 
 
というように、やり始めた瞬間からできていることを口に出して褒めてあげてください。
 
 
こうすることで、子どもはやるべきことに集中できるようになるんですよ。
 
 
いかがでしたか?集中力が続かないADHDの子どもに効果的な3ステップ勉強法は
 
 
・環境を整える
 
・短時間作戦で成功体験を増やす
 
・こまめに褒める
 
 
の3つです。今日から早速取り入れて、発達障害の子どもの集中力をUPさせてくださいね!
 
 
また、集中力が続かない子どもにはトレーニングも効果的です。こちらでは無料で教材がダウンロードできますので、合わせてチェックしてくださいね。
 
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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