衝撃!小学校のお悩み解決はスクールカウンセリングだけでは時間がかかるって本当?

お子さんの小学校の悩みがあったら、どこに相談しますか?担任の先生はもちろん、スクールカウンセリングに申込みをすることがあると思います。しかし、スクールカウンセラーに任せるだけでは、悩みの解決に時間がかかることがあるのです!
 

【目次】

 

1.「話しを聞くだけしかできません!」私のスクールカウンセリング体験秘話

 
 
皆さんは、お子さんが小学校での悩みがあった場合、どこに相談しますか?
 
 
担任の先生はもちろんですが、毎月配られるおたよりのプリントを見て、スクールカウンセリングの申込みを考えている方もいるのではないでしょうか?
 
 
実際に、スクールカウンセリングを利用している方もいるかもしれませんね!
 
 
私も一度だけ、スクールカウンセリングを利用したことがあります。
 
 
私には小学校2年生の息子がいます。初めての場面や人が大の苦手で、小学校1年生の1学期に布団から出てこないほど大変な登校しぶりがありました。
 
 
初めての先生、クラスメイト、学校がどんな場所か分からないことで緊張状態でした。
 
 
一人で通学すること、超偏食で給食が苦手など、息子にとっては想像以上につらい場所でした。
 
 
このとき、発達科学コミュニケーションを取り入れる前だったこともあり、どうにかしたい!母親としてどう対応したらいいのか教えて欲しい!そう思い、勇気を出して、スクールカウンセリングの申込みをしました。
 
 
カウンセラーとの面談の前に、担任の先生を通じて「今回は話しを聞くだけになります。お母さんが思うような解決はできないかもしれませんが、いいですか?」とカウンセラーから言われました。
 
 
それでも、他に相談の場所はなく、意を決して相談をしました。
 
 
カウンセリング当日は、カウンセラーが息子の様子を事前に観察してくれて、その様子を伝えてくれたり、私が話すことをひたすら聞いてくれました。
 
 
息子の登校しぶりを母親との関わりで、何とかいい方向にしたい。
 
 
実は小学校2年生の4月には夫の仕事の都合で転校をすることが決まっていたので、転校することにも不安があった私は、「私は今後息子にどう接したらいいのでしょうか?」と相談しました。
 
 
カウンセラーからは、
 
「まだ入学して1ヶ月ですし、これからもっと慣れると思います。この調子だと、せっかく慣れた小学校を転校するのは大変ですね。だから、先生と協力して温かく見守りましょう。また必要なら来てくださいね。」
 
とアドバイスを頂きました。
 
 
話しを聞いてもらって、スッキリしましたし、夫、先生以外に悩みを共有できたことは良かったと思いました。
 
 
しかし、日々の生活の中で母親がどう対応したらいいのか具体策はみつけられないままでした。
 
 
スクールカウンセリングの効果がないと言っている訳ではありません。
 
 
 
 
学校や先生以外の第3者が、悩みを共有してくれて、学校との架け橋になることは、学校もその子を気にかけてくれて対応してくれると思います。
 
 
カウンセリングに行って、問題が解決することもあると思いますし、お子さんの学校にカウンセラーが設置されていれば活用することは大きいと思います。
 
 
しかし、私のように様子を見ましょうと言われた場合、お母さんはどうしたらいいのかをお伝えしたいと思います。
 
 
 
 

2.スクールカウンセリングだけでは、学校の悩みを早急には解決できない?!

 
 
実はスクールカウンセラーだけでは、子どもに関わる時間が少ないんです!
 
 
スクールカウンセラーは大忙しで、一人の親子に関われる時間は限られているのです。
 
 
全国のスクールカウンセラー設置率(平成29年度 学校保健調査)では、小学校の73.6%で設置あり、設置無しが26.4%。つまり4校に3校は設置されています。
 
 
国もスクールカウンセラーの必要性を理解し、対策をしており、ここ数年で一気に設置の学校が増えています。
 
 
しかしまだ、設置のない小学校もありますから、そもそもスクールカウンセリングが受けられない子どももいます。
 
 
1週間にどれくらい設置されているかは、 
 
週4時間以上 20.1%
週4時間未満 29.0%
不定期配置 24.5%。
 
 
と、設置されている学校でも、カウンセラーはいつも必ず学校にいるわけではなく、いつでも、困ったタイミングで、相談できるわけではないのです!
 
 
受けられたとしても、月1回コンスタントに受けられたらいい方だと思います。
 
 
 
 
特に低学年だと、本人からスクールカウンセリングに申し込むことはないと思います。
 
 
親自身、または先生から勧められて、親が面談することが多いですよね。
 
 
その後、必要なら子どもの面談に進んでいきます。本人の気持ちは、置き去りにされがちなのですよね。
 
 
しかも、最近はいじめ、不登校、近年増える災害時の心のケアなど、スクールカウンセリングの必要性は高まり、一人の親子にかけられる時間は、どうしても少なくなってしまうのです。
 
 
だから、相談できるまで待つ?!
 
次の相談まで1ヶ月もあるけど、その間も待つ?!
 
 
その間に、子どもはどんどん成長します。
 
 
だから、私は毎日関わるお母さんにこそ、やって欲しいことがあります。
 
 
 
 

3.お母さんにやって欲しいことはこれだけ!

 
 
お母さんの悩みは、お子さんが一番困っていることなんですよね。
 
 
お母さんはお子さんが、学校でどんな不安を抱えているのか?どう感じているのか?知っていますか?
 
 
もし、知らないなら、子どもがどう感じているのか?その不安を発見して、理解することをお母さんができると一番いいですね。
 
 
スクールカウンセラーではなく、おうちでお母さんがお子さんの不安を癒やすという意味で「おうちカウンセリング」と呼んでいます。
 
 
 
 
例えば、お母さんが、子どもが登校しぶりをしている悩みがあったとします。
 
 
どうしたら、行けるようになるのか、お子さんに学校のいいところをアドバイスしたりして、行けるようにアドバイスしますよね。送迎して、学校に連れて行くかもしれません。
 
 
でも、そのときの子どもの気持ちはどうでしょうか?どれだけ、前向きなアドバイスを聞いても、お母さんが学校に行けるように配慮してくれても、「お母さんは行きたくない気持ちは分かってくれない」と思ってしまいます。
 
 
だから、まず子どもの想いを聞いてみて欲しいのです!
 
 
具体的には、「何か学校で嫌なことがある?何でも聞かせてね。」と声をかけてみてください。 すると、お子さんは思いを話してくれると思います。
 
 
とにかく学校に対してどんな感じ方をしているのかをお母さんが知ることです。 ここで、効果的に聞くためのポイントをご紹介します!
 
 
まずは「うん、うん。」「そうだね」とひたすら想いをはき出させてあげてください。
 
 
お母さんの意見と違っても、ひとまず否定せずに聴き続けてください。
 
 
そのとき、「うん、うん。」としっかり聞こえる声を出して、首をたてに振ることをオススメします。
 
 
そう言われると、子どもと一緒にいる時間は絶対ちゃんと聴かなきゃと気合いを入れやすいです。それでは、お母さんの心も余裕がなくなります。
 
 
だから、余裕のあるとき、今10分はじっくりしっかり聞く!と短時間でも、お母さんが向き合ってくれることで、お子さんは変わります。
 
 
お子さんが、不安な想いをはき出さずに頭の中でグルグルしていると、どんどんつらくなってしまいます。
 
 
だから、それを全部はき出して、お子さんの心をスッキリさせてあげてください。
 
 
お母さんが何でも聞いてくれると理解すれば、お母さんがいるから大丈夫!とお母さんが心の安全基地になり、少しずつ外の世界でも挑戦する力を育てることができます!
 
 
そして、お子さんが感じている不安が分かれば、お母さんが不安を減らすために対応できることがあると思います。
 
 
もし、それが先生や学校に協力を得られるものなら、先生にお願いすることもできますよね。
 
 
スクールカウンセリングを待つ間に、スクールカウンセリングが受けられなくても、お母さんだから子どもの悩みを減らすことはできるのです!
 
 
今、学校の悩みを抱えて、不安なお母さんの参考になればうれしいです。
 
 
 学校の悩みをお母さんのコミュニケーションで解決しましょう!

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執筆者:小出さとみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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