中学生 発達障害

これさえあれば何とかなる!中学生のテスト勉強の前に確認したい、たった1つのこと

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2学期は勉強が本格的にスタート!となると、やはりテストの存在が不安ですよね。中学生のテストをうまく乗り切るために、まずやってほしいたった1つのことをご紹介します。これさえやっておけば、ママの役割はおしまいでも大丈夫ですよ!
 

【目次】

 

1.エンジンを切り替えろ!今年の2学期は学習が一気に進むかも!?

 
 
夏休みが明けて、2学期が本格的にスタートしました!お子さんの様子はいかがですか?
 
 
新型コロナウイルスの感染拡大で、休校を余儀なくされた1学期。徐々に学校は再開されたものの、何となくペースに乗り切れないまま夏休みに入ったお子さんも多かったのではないでしょうか?
 
 
残念なお知らせですが…1学期の雰囲気を引きずったまま2学期を過ごすのはキケン!
 
 
1学期にできなかった学習内容や行事が、2学期に入り込んでくる可能性が大きいからです。
 
 
そうなると、先生方も学習内容を進めるだけで手いっぱいに。通常であれば、授業内に行っていた演習問題も「はい!宿題ね!」となり、教科書がどんどん進んでしまうことが予想されます。
 
 
こうなると何が大変か…?そうです!定期テストの範囲がとんでもないことになってしまうんです…
 
 
 
 
小学校と中学校が大きく異なるのが、この「定期テスト」の存在です。
 
 
この定期テストをうまく乗り切らないと、お子さんの中学校生活がつらいものになってしまうということを、お母さんたちにはぜひ知っておいていただきたいんです!
 
 
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2.順位がつくことで実は傷ついている中学生

 
 
定期テストをうまく乗り切らないと、中学校生活がつらくなってしまう。こう言い切れるのは、私の苦い経験があるんです。
 
 
今から20年ほど前、私は大学生の4年間を学習塾の講師のアルバイトをして過ごしました。
 
 
今でいう「ブラックバイト」で、生徒さんに授業をするだけでなく、受付や授業の予約、講師のシフト管理、新規入会の件数管理などの事務面も、アルバイトの大学生がすべて行うような塾でした。
 
 
そんな環境だと、社員よりアルバイトの方が権限が大きくなり、いつの間にか、入会の面談や定期面談も講師が担当するように。アルバイトの講師の方が生徒さんやご両親との距離が断然近い状態でした。
 
 
そんな環境の中で、私が今でも忘れられない女の子がいました。
 
 
受験が迫った中学3年生の夏休みが終わった、ちょうど今の時期に入会した彼女は、その段階でアルファベットがすべて覚えられていなかったのです。
 
 
特に英語や数学は、基礎の積み重ねです。アルファベットが覚えられていない子が単語を覚えられるはずもなく、単語を覚えていない子が文章読解できるわけもない世界です。
 
 
通知表がほぼオール1なので、当然のことながらテストの点数や学年順位は目を覆いたくなるような数字でした。
 
 
私が彼女を忘れられない理由は、成績が悪かったからではありません。
 
 
さんざんな点数のせいで、勉強に対する自信も意欲もゼロ。それにもかかわらず、「受験のために頑張らなきゃ…」と気力を振り絞って勉強するのに、やっぱり結果がついてこない…
 
 
精神的にすごくつらい思いをしていたからです。
 
 
頑張っているのに結果がついてこない。授業を聞くのもつらい。友達とテストの話をするのもつらい。
 
 
ただでさえつらいのに、「ゼロ点」「学年で一番ビリ」という数字のインパクトが追い打ちをかけるのは、私から見てもつらすきました。
 
 
数字がもつインパクトって、本当に大きいんです。
 
 
 
 
小学校時代ももちろんテストはありました。が、それはあくまでも個人の学習の達成度を測るためのものでした。
 
 
中学校の定期テストは順位がつきます。順位がつくことで一番怖いのは、彼女のように、自信や意欲がなくなってしまうことです。
 
 
100人中100位で落ち込まない子なんていません。「勉強なんてどうでもいいし!」と開き直った言葉が出るかもしれませんが、きっと精いっぱいの虚勢をはってるはずです。
 
 
さらに、中学生になると、何かにつけてヒエラルキーも現れます。勉強が勉強だけでなく、学校生活全体に影響してしまうことは、容易に想像できるのです。
 
 

3.テスト勉強する以前の問題!情報整理、できていますか?

 
 
この先の中学校生活、自信を持って生活するためにも、テストをうまく乗り切ることはとても大切です。
 
 
でも発達障害・グレーゾーンの子どもたちにとって、テスト勉強は苦手な要素がたくさんありそうですよね。
 
 
小学校時代は担任の先生がすべての教科を担当し、生活面までしっかり見てくれていました。一緒に過ごす時間も長く、信頼関係を作りやすい状況だったと思います。
 
 
ですから、分からないことはひとまず担任の先生に聞けばいい、という形で解決することができていましたよね。
 
 
一方、中学校は教科担任制です。テストとなると、各教科の先生によって出題範囲は異なり、提出物も異なります。中間テストなら5教科、期末テストなら9教科の情報を正確に把握しなければなりません。
 
 
 
 
そして、担任の先生といえど別の教科のことまでは把握していないケースがほとんど。分からないことは自分で担当の先生に質問しに行く必要があります。
 
 
ということは、情報の整理整頓が苦手で、コミュニケーションに課題がある発達障害やグレーゾーンの子どもたちはテスト勉強する前から困りごとや心配が多くなってしまうのです。 
 
 
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4.テスト勉強はコレからスタート!

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちにとっては不安材料が多い定期テスト。だからこそお母さんがサポートすればスムーズにいく場合があります。
 
 
まずお母さんに意識していただきたいのは、子どもが安心してテストに臨めるようにするということです。
 
 
英語のテストは10月〇日の△時間目、範囲は教科書30ページまで、提出物はワーク20ページまで、先生が○○はテストに出すって言ってたな…
 
 
こんな風に情報をしっかり把握して整理すれば見通しが立ち、安心できますよね。特に発達障害やグレーゾーンの子どもたちは見通しが立てづらくその分不安を感じています。
 
 
「英語ってどこまでがテスト範囲だったっけ?」
「どうしよう、全然覚えてない…」
「英語の先生、どこにいるんだろう?」
「こんなこと聞いて怒られたらいやだな…」
「じゃあ誰に聞いたらいいの?」
 
 
こんな風に不安だらけかもしれません。こんな状態では勉強どころではありませんよね。ここでお母さんに注意していただきたいんです!
 
 
子どもが全然情報を整理できていない…こんなときどうしますか?
 
 
「先生のお話、ちゃんと聞いてた?」
「しっかり聞かないから分からないんでしょう?」
「しっかり聞かないとだめじゃない!授業もちゃんと聞いてるの?」
「そんなんじゃテスト勉強もできないよ!」
 
 
とは言わないであげてほしいんです!
 
 
子どもが不安を抱えているときに、お母さんに責められるように言われてしまうと、ますます不安が大きくなってしまいます。
 
 
まずは子どもの気持ちをリラックスさせてあげてください。だから、こう言ってあげてくださいね。
 
 
「テスト範囲の一覧表をもらったらお母さんに見せてね」
「一緒に考えようよ!」
 
 
こんな風に言ってもらったら安心しませんか?そう、テスト範囲は一覧表で配布されることがほとんど!
 
 
だから、
 
「もらってきたらお母さんと一緒に見てチェックすればいいからね。先生が言ったことを忘れちゃっても大丈夫だよ!あとからチェックすればいいんだから!」
 
と言ってあげられたら、子どもの不安がきっと和らぎますよね!
 
 
お母さんと一緒にチェックして、疑問点があれば、「これは先生に聞いてみたら?」とサポートしてあげてください。
 
 
環境の変化が苦手な発達障害やグレーゾーンの子どもたちにとって、定期テストがあるということは今後も大きな課題になります。
 
 
だからこそ、お母さんは多くを求めないであげてほしいんです。まずはテスト範囲を書かれた用紙をおうちに持って帰ってくること!これがないとテスト勉強は始まりません。
 
 
でも、モノの整理が苦手だったり、忘れっぽいタイプだったりすると、「用紙を持ち帰る」ということも一苦労!小学校時代、よく忘れモノをしていたお子さんは要注意です。
 
 
小学校に比べて、中学校は担任の先生のサポートも手薄になりがち。子どもが自分で考えて行動し、管理していくことが求められています。ただ、最初から完璧を求めても子どもがしんどくなってしまうだけ!
 
 
お母さんはお子さんにアレコレ求めすぎず、まずは1つだけに絞って伝えてみましょう!テストに関しては「テスト範囲の用紙を持ち帰ること」からスタートです!
 
 
 
 
テスト範囲さえ持って帰ってきてくれていたら、塾や家庭教師の先生に丸投げしてもOK!お母さんが一緒に計画を立ててあげなくても、勉強を教えてあげなくても、アウトソースして乗り切ることもできます。
 
 
学習範囲が広くなる定期テストだからこそ、あれこれ勉強しなさい!と子どもに行ってしまうと、とたんに頭の中は情報であふれて整理できなくなってしまいます。
 
 
「1つずつ、確実に」がキーワードですよ!
 
 
中学生のテスト勉強については、こちらの記事でも解説しています。併せてお読みくださいね!
 
 
 
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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