コミュニケーション 発達障害

音に敏感な発達障害の息子が変わった!先生とお母さんのコミュニケーションをスムーズにする秘策

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発達障害の子どもが学校生活を過ごしやすくするためには、学校の中に親子の味方をたくさんつくることが大切です。先生とのコミュニケーションを円滑にして音に敏感な息子が、配慮のもと学校生活に順応できた経験をお伝えします。
 

【目次】

 

1.子どもの特性にあわせて、学校生活の環境を整えてあげましょう

 
 
発達障害をもつ子どもは、その特性からコミュニケーションや集団行動が苦手なこともあり、学校生活はハードルが高いかもしれません。
 
 
なぜなら学校は勉強だけではなく、遠足や運動会などの行事、給食など集団生活を学ぶ場ですよね。
 
 
学習についていけない、空気が読めない、音や光に敏感、給食が苦手…。
 
 
特性ゆえの行動から、ときには先生からも理解されず孤立してしまう場面もあります。
 
 
 
 
子どもの特性に合わせた対応を学校にお願いすることは、子どもを守るうえで大切です。
 
 
今回は先生にお願いしやすい関係づくりと、子どもが自信をもって生活できるために必要なことをお伝えします。
 
 
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2.「ぼく、明日は何怒られるの?」息子の質問に絶句した私

 
 
現在小学校6年生の息子は、自閉症スペクトラム障害(ASD)で感覚過敏があります。1年生のときは、息子も私も担任の先生との関係は最悪の状態でした。
 
 
「授業中チャイムがなる前に落ち着きがなくなり周りの子に迷惑をかけています」
 
「廊下に出しましたが、反省した様子はありませんでした。」
 
 
毎日のように先生から報告があり、私は一人悩んで追い詰められていました。
 
 
入学前に特性をお伝えしたのに、どうしてうまくいかないのだろう?
 
 
そのうち息子は、学校から帰宅するなり「明日は何怒られるの?」と毎日尋ねるようになりました。
 
 
胸が締め付けられる思いで、とても苦しくなったなったことをはっきり覚えています。
 
 
 
 
困り果てた私は、教頭先生にありのままの気持ちを吐きだして、電話口で泣いてしまいました。
 
 
「息子を学校に行かせるのが怖いです。もうどうしたらよいかわからないです。」と本音を伝えました。
 
 
そんな私の話を聞いた教頭先生は、「お母さんの気持ちを話してくれてありがとうございます。息子さんの学校生活のために一緒に考えていきましょう」と言ってくださいました。
 
 
発達障害の息子を守ることに必死だった私は、一方的なお願いをしているだけで、肝心の先生とのコミュニケーションがとれていなかったことに気づきました。
 
 

3.先生も発達障害の子どもの対応に困っている

 
 
私は息子が入学する前、息子の特性について先生方にご相談していました。
 
 
しかしながら、前年度末に先生に子どもの相談しても、入学したら担当してくださった先生が異動でいらっしゃらないという場合もあります。
 
 
先生の異動に伴い、子どもの情報の共有と引継ぎが不十分な可能性もあります。
 
 
人事のことは4月になるまで分かりませんし、当然こちらが担任を選ぶことはできません。
 
 
でも、だからといって悲観する必要はないんです!
 
 
 
 
担任になった先生は、きっと、受け持った生徒たちに責任と情熱をもっていらっしゃいます。
 
 
発達障害の子どもとのとコミュニケーションや対応の仕方は1人1人異なるというのは、先生方もご存じのこと。
 
 
お母さんから直接お子さんの情報を知りたいはず!
 
 
大事なことは、最初から「こうしてください」とお願いばかりすることではなく、先生としっかりコミュニケーションをとって信頼関係を築くことなんです!
 
 
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4.音に敏感な息子に必要なのは、先生と親のコミュニケーション!

 
 
私が実際に発達障害の息子のために心がけて、うまくいった先生とのコミュニケーション法を紹介します。
 
 

◆担任の先生以外にもたくさん味方をつくる

 
 
学校には、管理職の先生や学年主任、保健の先生、音楽の先生、図書室の司書さんなど、担任をもっていない先生が必ずいます。
 
 
担任を持たない分、広い視野で子どもたち全体の様子をみています。
 
 
担任ではない先生と関わることがあったら積極的に挨拶し、保護者の名札をするなどしてお母さんの顔を覚えてもらいましょう。
 
 
「~くんのお母さん」というように、親子の顔を一致させて覚えてもらえます。
 
 
「お母さん!今日~くんが~を頑張っているのをみかけましたよ」など先生と立ち話できるようになります。
 
 
些細な情報でも我が子のことが耳に入ると安心するものです。
 
 
経験上、担任を持っていない先生との立ち話で入ってくる情報は、我が子のポジティブなものばかりでした。
 
 
 
 
朝、校長先生が正門に立って登校する子どもたちに挨拶していらっしゃる姿を見ることはありませんか。
 
 
子どもを朝学校まで送っているのなら、すぐ帰ってしまうのはもったいないです。
 
 
私は息子を正門で見送った後、そのまま登校してくる子どもたちの見守りと声がけをしていたら、校長先生と立ち話できる関係になりました。
 
 

◆日ごろから感謝の気持ちを伝える

 
 
子どもの成長を感じたら、ぜひ先生と喜びを共有しましょう。
 
 
「おかげさまで最近~できるようになりました。」と直接先生に伝えることがポイントです。
 
 
私は、先生への相談と感謝は1対3の割合を意識しています。つまり、お願いするより3倍感謝を伝えるように心がけています。
 
 
相談ごとばかりになってしまうより子どもの成長を知れた方が、先生もますますやる気になってくださいます。
 
 
逆に子どもの様子で気になることがあったら、心配事の芽が小さいうちに相談したほうが、問題が複雑にならないでしょう。
 
 

◆ささいなことでも担任の先生と情報交換する

 
 
家庭でうまくいった対応は、先生が学校で対応に困ったときのヒントになります。
 
 
先生との関係ができたところで「こうしたら(これがあれば)、できると思うのですが、学校ではどうでしょうか?」と提案してみましょう。
 
 
配慮をしてもらうことで子どもは「~があれば、僕はできる」「僕は~が苦手だけど~の工夫をしてもらうことで、できるんだ」と自分を理解し、工夫があれば自分もできるという自信がつきます。
 
 
苦手なことを理解し、周囲に助けを求められる力があることは大切で、自己肯定感をもって社会生活を送ることができるのです。
 
 
ぜひ小学生のうちからすこしずつ学校の先生とコミュニケーションをとり配慮をお願いすることをしてみましょう。
 
 
聴覚過敏の息子は、学校でイヤーマフの使用を認めてもらうことで、音は怖いけれどイヤーマフがあれば僕は大丈夫!と自信をもって過ごしていました。
 
 
イヤーマフはメガネをかけるのと同じ役割なんだよ」と先生からの言葉で、息子も周りの目を気にすることはありませんでした。
 
 
5年生になると、「状況によって、イヤーマフを着用するかしないかを自分で選べるようにしたらどうでしょう?」と先生が、息子がよりよい生活が送れるように提案してくださいました。
 
 
着用を判断をする習慣が自分で苦手な状況を把握できる力なり、4年たった今は、お守り替わりにイヤーマフを持ち歩いていますが、ほぼ着用する必要がなくなりました。
 
 
学校の先生も、発達障害の子どもたちの成長を喜び見守って下さっています。お母さんと先生のコミュニケーションが我が子の成長を後押しするカギとなるでしょう。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:岩原まゆみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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