冬休みの宿題を子どもが自主的に始め出す!やる気を引きだす声かけとは?

あっという間に終わる冬休みの宿題に頭を悩ませていませんか?子どもの宿題のやる気はイメージ次第!そのイメージ作りをしているのはお母さんの声かけです!さっさとやりなさい、とせかしてないですか?冬休みは特にやり始めの時間を選択させてあげて下さい!

【目次】

 

1.子どもにとって冬休みは宿題どころではない!?

 
 
あっという間に冬休みが近づいてきましたね!
 
 
冬休みは2週間と短いものの宿題の量はそれなりにあるので、頭を悩ませているお母さんも多いのではないでしょうか?
 
 
クリスマス・お正月とイベントが目白押しですし、大掃除など今年中にやるべきことも多いのでじっくりと机に向かう機会も少ないですよね。
 
 
それに、サンタさんが来たり、クリスマスパーティーがあったり、お年玉がもらえたり…わくわくがいっぱいの冬休みは子どもにとって宿題に意識が向きづらい時期とも言えます。
 
 
 
 
冬休みは子どもにとっては宿題に取り組みづらい期間であるということを、まずはお母さんが理解しましょう!
 
 
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2.冬休みの宿題を子どもがすすんでやりますか?

 
 
このように、イベント続きであっという間に3学期が始まってしまいますが、冬休みの宿題は順調に進みそうですか?
 
 
宿題をやらせるのが大変。というお母さんの声もよく聞きます…
 
 
なぜ、大変なのか?理由1位は、子どもが自主的にやってくれないからです。 毎日、自分で少しでもやってくれれば宿題は終わっていくはずなんです。
 
 
しかし、自主的に動けない子どもたち。 お母さんは子どもに自主的に動いてほしいと思いますよね!
 
 
楽しいこと優先しがちな性質のある子どもは、楽しいイベントが盛りだくさんの冬休みは宿題をやる気持ちになかなかなれません…。
 
 
特に発達障害の子どもたちは、興味のないことにはやる気を示しづらい気が散りやすいという脳の特性があります。
 
 
 
 
そのため、面白そうなイベントやクリスマスでもらったおもちゃなどがあるとなかなか宿題に取り掛かれなかったり、気が散ってしまって宿題に集中できないなんてことが多いのです。
 
 
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3.子どもが自主的に冬休みの宿題をやるために必要なこと

 
 
では、短くて慌ただしい冬休みに、子どもが自主的に宿題に取り組めるように私たち親ができることはなんでしょうか?
 
 

◆STEP➀宿題に取り掛かりやすい環境を整える

 
 
宿題をするときに気が散らないように、部屋を整えましょう勉強するときは子どもの目に入るところにおもちゃを置かない、などです。
 
 
次には「やるべきこと」をわかりやすく整理しましょう。子どもにとって遊びやテレビ・ゲームなどの「やりたいこと」と、宿題や片付けなど「やるべきこと」があると思います。
 
 
「やりたいこと」と「やるべきこと」を組み込んだスケジュール表を作り、子どもが目で見てわかりやすく表示します。特に発達障害の子どもは視覚化して伝えたほうが効果的です。
 
 
このように部屋の状態・子どもの頭の中の整理をして、子どもが宿題に取りかかりやすい環境を整えましょう!
 
 
 
 

◆STEP➁やる気を高める

 
 
ではいよいよ、子どもに宿題に取り掛かってもらいたい、いざその時に大事なのは、コミュニケーションです。
 
 
言葉かけで、子どもが宿題にサッと取り組むかイヤイヤ取り組むかが決まるんです!
 
 
どういうことかと言いますと、宿題というキーワードが、良いイメージを持っているか悪いイメージを持っているかによってスムーズにできるかどうかが決まるんです。
 
 
これは、「宿題ができる・できない=頭が良い・よくない」ではありません。
 
 
宿題をするときに、肯定の言葉をかけられた子どもが宿題をサッと取り組むことができるんです!
 
 
肯定な言葉をかけられた子どもは、どんなに難しい宿題だったとしても宿題をやることで、お母さんが褒めてくれる!認めてくれる!と思うので、宿題にマイナスのイメージがないのです。
 
 
ここで…お母さんたちが言いがちな言葉。
 
 
「宿題、早くやりなさーい」
「もう少し、丁寧にやったら?」 
「こうやって、毎日やればいいんだってば。」
 
 
どうですか?私、発達科学コミュニケーションを学んでいなかったら、絶対、言ってましたよ(笑)
 
 
でも、今はこんな言い方はま〜ったく意味がないと分かっているので、言いたい気持ちは山ほど溜まってますが…言いません。
 
 
ついつい宿題をやらないことに口出しをしたくなりますが、それよりも肯定的なコミュニケーションをするほうが行動につながります。
 
 
今の私は、宿題をやってほしいという気持ちがあるので、 
 
 
「宿題、今やる〜?テレビ見てからにする〜?」
 
 
と選択肢を与えます。 ここで、自分が選択することにより自分で動くという命令が脳に届くのです!そして、行動をしたら、すかさず褒めていく!
 
 
これが肯定の注目です!
 
 
行動できた時に褒めるというご褒美を用意することで、行動を促していけるのです。お母さんの笑顔やスキンシップなどもご褒美になりますので工夫してみて下さいね!
 
 

 
 
行動できたという成功体験が積み重なると自信もついてきます。自信がつけば、より自主的に行動ができるようになっていきます。
 
 
肯定の注目を与えることは発達科学コミュニケーションの基本テクニックです! ぜひ、お試しください。
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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