冬休み中になかなか言うことを聞かない発達障害・グレーゾーンの子どもにイライラすることが多いかもしれません。イライラして声をかけても余計にうまくいかなくて困っているお母さんに朗報です!イライラがスッと収まる超簡単メソッドをお伝えします! |
【目次】
1.言うことを聞かない子どもにイライラしていませんか?
冬休みが始まって家で子どもと過ごすことが多くなりましたね。コロナのこともあるのであまり出かけないご家庭も多いと思います。
お休み中に、ずっとテレビやタブレット、パソコンを使っている子どもを前に、「これじゃいけない。」「何か違うことをさせないと」と思われているかもしれません。
褒めた方がいいことは分かっているけれど、全然言うことを聞かないから子どもを褒められないし、余計イライラしてしまう。
イライラして声をかけても、子どもも機嫌が悪くなって、ケンカになってしまうかもしれません。
今回は、言うことを聞かない子どもを前にしても、お母さんのイライラをスッと収められる超簡単メソッドをお伝えします!
\子どもが素直になる声かけ35つき/
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
↓↓↓
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
↓↓↓
2.お母さんがイライラしていると子どもが言うことを聞かない理由
では、なぜお母さんがイライラして声をかけても子どもは言うことを聞いてくれないのでしょうか。
それは子どもの脳では、言葉よりも、言い方(表情、声色、語調)が先に入ってくるから。
お母さんがイライラしている状態で話しかけても、
「なんかお母さんイライラしてるっぽい。」
「また怒られるのかな。」
とお母さんの言っていることではなくて、イライラしている様子から発せられるメッセージを受け取ってしまうのです。
となると、子どもは「また嫌なこといわれる」と思って、お母さんからいわれることを聞きたくなくなってしまって、子どもの耳はシャットダウンしてしまうのです。
ですから、お母さんの言葉は子どもの耳に入らず、言うことを聞かないのは当然ということになります(笑)
特に子どもに指示を出すときって、子どもがして欲しくないことをしているときだったり、まだして欲しいことをしていないときですよね。
「もうやめて欲しい!」「まだやってないの?」とイライラしやすいタイミングです。
そんなときに子どもにお母さんの指示が届くように、お母さんのイライラをスッと収める簡単な方法をご紹介します。
【期間限定 11月末まで】
新常識!
繊細すぎる子のトリセツがわかります
↓↓↓
繊細すぎる子のトリセツがわかります
↓↓↓
3.イライラがスッと収まる超簡単な方法
それは、息を吐くこと!特に腹式呼吸がオススメです!
イライラって感情は、脳の奥の方にある扁桃体という部分が働くことで起きています。この扁桃体って、お腹を使った深呼吸することで鎮めることができるんです!
扁桃体は哺乳類脳と呼ばれる部分にあって、動物も持っている怖れや怒り、愛情、つながる気持ちなどの感情を司っています。
例えば、私たちが、森の中を散歩中に、茂みがガサガサと音を出し始めたら、「なに!?」と驚いて心臓がドキドキして、筋肉に力が入って、その場から動けなくなったりしますよね。
逃走・闘争・凍りつきの3つの反応をするのです。これは危険を察知したときに、身を守るための反応です。
この反応をしているときに、イライラするなどの怒りという感情も起きてくるのです。闘って身を守るためなのです。
お母さんがゲームばっかりしているお子さんを見てイライラするのは、このままでは身の危険になる!かもしれないと扁桃体に情報が伝わったから。
ゲームばっかりしているからお母さんの身が危険になるのかというと疑問もありますが、扁桃体にはそれぐらい危険なことと伝わってしまっているのです。
動き出してしまった扁桃体には、言葉で「危険じゃないよ!落ち着いて!」といっても聞いてくれません。
効果があるのは、お腹を使って深呼吸をすること!研究でも証明されています。
どうやるのかというと、まず、息をふーっと吐ききります。すると息が自然と入ってきます。そのときにお腹を風船みたいに膨らませるのです。そしてまたふーっと吐く。その繰り返しです。
3回やるだけでも落ち着いてきます。時間がないときはふーっと息を吐ききるだけでも違いが出てくるはず。
私も、腹式呼吸をするように気をつけたら、ずいぶんイライラが減りました!
いかがでしたか?イラっとすることがあったら、ふーっと息を吐いて、気持ちを落ち着かさせて、それからお子さんに声をかけてあげてくださいね!
毎日のイライラを減らしていくステップはこちらを参考にしてくださいね。
子どもがスッということを聞くようになるメソッドをお伝えしています!
▼ご登録はこちらから
病院・療育センターで聞けなかったWISCのアレコレ、インスタグラムで解説中!▼
この投稿をInstagramで見る
執筆者:山田ちあき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士)