友達の輪に入れない発達障害の特性を持つ子が人付き合いを学べる唯一の対応法

友達の輪に入れない、友達作りが苦手な子に対して、集団活動の経験を増やせば友達ができる!と思っていませんか?実はそれ、逆効果!発達障害の子にとって人との関わりを学ぶ場所は学校ではありません。人と正しく関わり社会性が身に付く方法をお伝えします。
 
 

【目次】

 

1.今後も友達作りに苦労する可能性アリ!

 
 
 今回は、友達の輪に入れない友達作りが苦手な子が、人との正しいかかわり方を学ぶ場所についてお伝えしたいと思います。
 
 
昨今、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、友達作りが苦手になってしまうようなできごとがたくさんありました。
 
 
たとえば、突然の一斉休校で、友達にさよならも言えずに卒業・卒園・転校を経験した子。
 
 
分散登校で、クラスのお友達全員と関わる時間が少なかったこと。
 
 
マスク着用で、顔がなかなか覚えられなかったり、表情が読み取りづらかったりして、友達になりにくかったこと。
 
 
給食の時間はパーテーションで区切られて、会話が弾みにくかったこと。
 
 
外出自粛で、放課後や週末に友達同士で遊ぶ機会が減ったこと。
 
 
コロナ感染が拡大して、感染した子が誰なのか犯人探しのような状況になったり、批判したりしてしまう状況になったこと。
 
 
いかがですか?お子さんは、うまく友達作りができているでしょうか?
 
 
 
 
感染症の拡大が落ち着いてきた頃ですが、いつまた以前のように緊急事態宣言などの制限が出るかわかりませんよね。
 
 
その場合、通常のような生活を送るのは難しそう…ということは、今までコロナの影響によって友達作りに苦労した子や友達の輪に入りにくかった子は、今後も苦労する可能性が高いということです。
 
 
お母さんとして、何とかサポートしてあげたいですよね!
 
 
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2.集団に入れれば友達ができるってホント?

 
 
コロナ禍から普段通りの集団生活が戻りつつあります。つまりコロナによるさまざまな制限がなくなってきましたが、お子さんの友達作りはうまくいっているでしょうか?
 
 
うまくいってる!という子もいるでしょうし、難しそうだなという子もいますよね。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、社会性の課題があり、友達作りや友達との付き合い方が苦手という子がたくさんいます。
 
 
友達の輪には入れない、友達作りが苦手、友達との付き合いが苦手。そんなお子さんに対して、お母さんは今までどういう対応を取ってきましたか?
 
 
そういうものは、友達同士で学ぶもの。だから、「友達と遊んでおいで~!」と送り出していませんでしたか?
 
 
ここが大きなポイントになります。
 
 
友達作りは、友達とのやり取りの中でしか学べないんでしょうか?
 
 
本気でこう思っていらっしゃる方、昭和ヒトケタ生まれの私の祖母と全く同じ考えをしていますよ!
 
 
息子が自閉症スペクトラムの診断を受けた幼稚園年少さんの頃のことです。息子の独特なコミュニケーションを見て祖母も「アレ?」と思ったらしく、私に聞いてきたんです。
 
 
「息子くん、幼稚園は行ってるの?」
 
「いつから通ってるの?」
 
「遅すぎるでしょう!もっと早くから通わせないからこうなるんだよ!」
 
 
人とのかかわりが集団のなかでこそ育つと信じているからこそ、こういった発想になるのではないでしょうか。
 
 
では、実際に集団の中に入ったからと言って、友達作りがうまくいくのか?私はそうとは言えないと思います。
 
 
 
 
自閉症スペクトラムタイプの子どもは、そもそもひとり遊びが好き。友だちとのやりとりに喜びを見出すタイプではありません。
 
 
そんなタイプの子どもを何のフォローもなく集団に放り込んだら、どうなるか?
 
 
友だちとガッツリ遊んだり、おしゃべりしたり、なんてことはないでしょう。
 
 
友達の輪に入れずに、自分ひとりで好きなことに集中して大満足!というのがオチです。
 
 
みんなの輪の中にいても、同じ空間にいるだけ。友達と遊ばず、しゃべらず…という状態でいいのか?
 
 
もちろん答えはNOですよね。
 
 
ということは、園や学校などの集団に入れたら、友達ができる!友達との付き合い方を学んでいける!というのは間違っているということです。
 
 
「友だちと遊んでいれば…」と思っているお母さん、本当は「同じ空間にいる」だけかもしれませんよ。
 
 
いますぐ昭和ヒトケタ生まれと同じ考えは卒業してください!
 
 
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3.新常識!友達の輪に入れない発達障害の特性を持つ子が人づき合いを学べる方法

 
 
ただ集団に放り込んでも、友達ができるわけではないし、友達との付き合い方を学べるわけではない。また、友達の輪にも入れずに困っている子もいますよね。
 
 
ではどうやったらいいのでしょうか?
 
 
それは、「人とのやり取りがうまくいった!」という経験を積み重ねること。これに尽きます。
 
 
みなさんの周りには、初対面の方ともすぐに会話を盛り上げられる方、いませんか?小さいうちは「みんなお友達♪」という精神で、誰とでも仲良くなれる子が多いかもしれませんが、大きくなるにつれて人との付き合い方は難しくなるもの。
 
 
それでも、すぐに初対面の方とうまくいく方も、生まれながらにしてその素質を備えていた、とは言えません。
 
 
初対面の人とどう関わったら、相手が心を開いてくれるのか?
 
どういう対応をしたら、その場にいる全員が注目してくれるのか?
 
 
経験を積み重ねて、無意識のうちに「こうしたらうまくいく!」という方法を自分で確立しただけなんです。
 
 
つまり、「対人関係の経験値」ということ!
 
 
自閉症スペクトラムの子どもに、対人関係で「こうしたらうまくいったよ!」という経験をさせてあげるにはどうしたらいいか?
 
 
友達の輪の中に放り込んでも、友達とうまく関われないのは
 
・そもそも人数が多すぎること
・活動のスピードをコントロールできないこと
 
が原因です。
 
 
集団生活を送るなかで、少しずつ友だちへの興味が芽生えてきても、
 
 
・誰に、どんなタイミングで話しかけたらいいのか分からない
 
・戸惑っているうちに知らない遊びに変わってしまった…
 
 
ということを繰り返したら…
 
 
結局話しかけられず、遊べず、話せず、
 
「このタイミングで話しかけたらうまくいった!」
「○○ちゃんと一緒に遊べて楽しかった!」
 
という経験を積ませてあげることはできません。
 
 
むしろ、「やっぱり一人の方が楽でいいや~」となりかねません。
 
 
こう考えてみると、集団の中でいきなり友達を作ることは、逆に難しい気さえしますね。
 
 
ですから、大切なのは次の3つ!
 
 
①思いっきり人数を少なくして、誰に話しかけたらいいのか分からない状況にしない。
 
②活動のペースを完全に子どもに委ねる。
 
③「うまくいった!」というタイミングで適切な声掛けをして、分かりやすく成功体験を積ませる
 
 
この3つに該当するのは…
 
 
「お母さんとおうちで関わる」ことです!
 
 
 
 
まずはお母さんとお子さん、1:1で十分です。
 
 
たったひとりでも、
 
「こうしたらうまくいった!」
「このときこうしたら喜んでくれた!」
 
という成功体験を十分に積ませてあげることができます。
 
 
生まれてから今日まで、深い愛情を持って育ててこられたお母さん。あなたこそお子さんにとって「最初のひとり」です。
 
 
まずはお母さんとしっかりした信頼関係を築いてください。
 
 
お友だちも、先生も後回しでいいんです。もっというと、お父さんもきょうだいも後回しでいい!
 
 
お母さんとしっかりした関係が築けた後で、少しずつ広げていけばいいんです。
 
 
お母さんの次はお父さん。
 
お父さんの次はきょうだい。
 
きょうだいの次はおじいちゃん、おばあちゃん。
 
おじいちゃん・おばあちゃんが遠方にお住まいだったり、きょうだいがいなかったりする場合もあると思います。
 
 
その場合は、お母さんの仲のいいお友達でもいいですし、お母さんが一番信頼している先生でも構いません。
 
 
同年齢の友達なんて、立場が対等であるだけに遠慮も配慮もありません。対人関係の最終ステージなんです。
 
 
 
 
お母さんお一人いれば、もう十分。次の段階は、お母さんが信頼している方。しっかり配慮してくれる大人を相手に対人関係の経験値を積んでいくのが一番です。
 
 
ですから、同年代の友達がいない…と焦る必要はどこにもないんです。大人になったら、年齢が違う人と付き合うことの方が多いですしね。
 
 
こんな私の考えのもと、発達科学コミュニケーションで学んだメソッドを息子に実践し続けて約3年。
 
 
息子はかなり成長しました!
 
 
・小学校で友達トラブルはゼロ
 
・友達に対して肯定的は発言が多く、学校を楽しめている
 
・人好きで、誰に対してもすぐに仲良くなれる
 
・先生からも、「お友達ととても仲良しです!違う学年の子ともすぐに仲良く遊べています」と言われる
 
 
誰か特定の仲良しの子がいるわけではなさそうですし、お休みの日までお友達と遊ぶことはしませんが、特に困っていることはなさそうです!
 
 
友達作りが苦手で、一人でいることが多いお子さんを心配されているなら、ぜひお試しくださいね。
 
 
親子のコミュニケーションについては、こちらで解説しています。ぜひ併せてお読みください!
 
 
 

 

 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

 

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