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災害への準備はできていますか?発達障害の幼児が災害を乗り切る工夫!

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誰の身にも起こりうる災害への準備は万全ですか。発達障害ADHDの幼児が、災害を乗り切るためにどのようなことができるでしょうか。ママが事前準備に工夫しておくことで、災害時とその後の生活が変わります!
 

【目次】

 

1.災害への準備はできていますか?発達障害ADHDの幼児が災害を乗り切るには?

 
 
今年で、東日本大震災から10年がたちますね。
 
 
近年、地震だけでなく、異常気象による豪雨豪雪災害なども多く、災害予防のための日ごろの準備の重要性は高まっています。
 
 
さらに今、コロナ感染症拡大の影響で、避難所への避難自体が難しい傾向もあります。
 
 
そうなると、まずは自宅でどの程度災害に備えられるかが、より大事になってくるでしょう。
 
 
 
 
特に、小さい子どもや発達凸凹のある子どもは、災害時への日ごろの準備はとても大切になると思います。
 
 
改めてどのような準備が必要か考えてみましょう。
 
 

2.未経験のことへの不安が問題に発展!

 
 
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)の幼児は、脳の特性から、災害時に問題が生じやすい傾向があると思います。
 
 
例えば次のようなことです。
 
 

◆臨機応変に行動するのが難しい

 
 
注意する力が弱かったり、衝動性があったりする特性から、いざ災害となった時、臨機応変に行動するのが難しい。
 
 

◆癇癪や問題行動が起こりやすくなる可能性

 
 
いつもと違う状況に適応するのが難しい面があることから、避難生活やいつもと異なる生活にあたり、癇癪や問題行動が起こりやすくなる可能性がある。
 
 
 
 
地震など災害そのものが未経験であることによる不安や問題もありますが、むしろ、それにより余儀なくされる避難生活に未経験なことが多いことが、さらなる問題を生じさせるのだと思います。
 
 
だからこそ、日頃の備えや準備が大切になりそうですね。
 
 
では具体的にどのような準備工夫をしておいたらよいでしょうか。次にみてみましょう!
 
 

3.災害時の生活も、「やったことある」ものに工夫!

 
 
臨機応変に行動するのが難しいこと、癇癪や問題行動が起こりやすくなることも、未経験、慣れていないことから生じる問題です。
 
 
であれ
ば、災害時の生活を一度経験し、ある程度慣れておけば、問題になりにくいということです。
 
 
つまりポイントは、災害を想定して体験してみる、災害時の生活に慣れておく、ことです。
 
 
 
 
具体的な工夫を、次にみてみましょう!
 
 

◆食事

 
 
食事については、防災用の保存食品などを準備されている家庭がほとんどだと思います。
 
 
最近よく言われているのが、ローリングストックですよね。ローリングストックとは、普段使う食料品を多めにストックしておき、定期的に使っていきながら、非常時に備える方法です。
 
 
この方法は、いつも食べているものを非常時にも食べることになるという点で、とてもよい方法ですよね。
 
 
発達障害ADHDの幼児は、いつも違うことに抵抗がある場合もありますので、災害時という非日常でも、食事がいつもと同じものであることで安心感を得られます。
 
 
そして特に、感覚過敏で食べられるものが限られるお子さんの場合は、食べられるものを常に多めにストックしておく準備が大事になりますね。
 
 
卓上コンロの使い方や紙皿、割りばし、紙コップなど、子どもが使い慣れていないものがあれば、試しておくのもよいですね。
 
 

◆トイレ

 
 
排泄は、一番気になるところです。災害時は、いつも通り家のトイレを使うことができなくなります。
 
 
一方、避難所のトイレには限りがありますし、慣れていないトイレに行くのを嫌がる子もいると思います。
 
 
そんなときは、家で災害用の簡易トイレを使えると一番安心ですよね。
 
 
簡易トイレにも色々なタイプがありますし、普通のトイレと同じようにはいきません。一度試しておくことをおすすめします。
 
 
一度やってみて、「このトイレでも大丈夫だね、結構快適だね」というイメージを持ってもらうのがポイントです。
 
 

◆集合場所・連絡先

 
 
災害時の家族との連絡方法は決まっていますか?
 
 
小学生以上のお子さんとは、一度広域避難場所、避難所になる場所を確認してみるとよいでしょう。また、災害時連絡が取れない場合は、それぞれどう行動しどう集合するかなど、話し合い実際にやってみるのもよいと思います。
 
 

◆避難所生活の想定

 
 
災害時に自宅で生活が可能であればそれに越したことはないですが、避難所での生活を余儀なくされる可能性もあります。そのような場合に備えた準備も必要です。
 
 
発達凸凹の子どもは、聴覚過敏の特性により、避難所など大勢が一堂に集まりざわざわしている音や環境が特に苦手なケースがあります。
 
 
このような場合、例えば、イヤーマフやテントなどを事前に用意しておくとよいでしょう。
 
 
日ごろからアウトドアを楽しむ感覚で、寝袋やランタンを使ったテント生活などになじんでおくのは、子どもも楽しみながら災害時に備えられて一石二鳥かもしれませんね。
 
 
ポイントは、災害時という非日常でも、可能な限り「やったことがある、慣れている」生活が送れるように工夫しておくことです。
 
 
事前の準備を工夫すれば、発達障害ADHD幼児の災害時も安心ですね。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:三島希実
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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