発達障害・グレーゾーンの子どもが先生を絶対好きになる方法はこれです!

 

楽しい園生活・学校生活を送ってもらいたい!表現が苦手な発達障害・グレーゾーンのおとなしいタイプの子どもが先生を絶対好きになるお母さんの働きかけをお伝えします。
 

【目次】

 

 

1.発達障害・グレーゾーンのおとなしいタイプの子どもには目配りを 

 
 
もうすぐ6月ですね。お子さんが園生活・学校生活はいかがですか?担任の先生とうまくコミュニケーション取れていますか?
 
 
先生もこの1〜2ヶ月クラス全体を見てこられました。子ども達の得意なこと・不得意なこと、個性や順応性の高さなどたくさんの気づきがあったと思います。
 
 
お子さんが担任の先生のことを好きであれば、生き生きとした園生活・学校生活を送り筍のようにぐーんと成長して伸びていくでしょう。
 
 
しかし、子どもによっては通っている園や学校が何らかの理由で楽しくない、担任の先生との間で伝えたいことを表現できずに自分らしくいられないといった理由から居心地の悪さを抱えて過ごしている子も中にはいるかもしれません。
 
 
特に発達障害・グレーゾーンのおとなしいタイプ・目立たないタイプという子どもは自己主張が少なくクラスの中で埋もれがちです。問題が表に出てこないので担任の先生からも気づかれにくいところがあります。
 
 
ですので、お母さんは普段の様子をちょっと気にかけてあげてください。
 
 
担任の先生は、1クラス約30人をおひとりで教えながら対応されています。となると、どうしても「問題がある子」というと語弊があるかもしれませんが…、パフォーマンスが大きい子に目が行きがちです。
 
 
先生にとってはクラスの安全を守ることが大切な仕事。それは理解しています。
 
 
でも、一見問題がなさそうなおとなしい子どもだって、何か伝えたいことがあるかもしれません。伝えたいのに伝えられない…
 
 
先生に本当はもっと気づいて欲しい・もっと助けて欲しい・もっと教えて欲しいと心の中で思っています。もしかしたら叫んでいるかもしれません!
 
 
先生に表現が苦手であると気づいてもらえずに、できると思われている・できるのにやらないと思われていたら…適切なサポートをしてもらえず、行動がストップしてしまい成長の機会が減ってしまいます
 
 
 
 
こんな時、少し先生からサポートしてもらって、子どもの“できた!”を認めてもらったら、きっと子ども自身が先生をもっと好きになりもっと信頼できるようになります。
 
 
私たちも一緒ですが、信頼できる人にはついていこうとします。逆に信頼できない人のいうことは聞く耳さえも持とうとしません。せっかく先生が素晴らしい授業をしていても、全然子どもの頭には入って行かないのです。
 
 
ですから、子どもに先生を好きになってもらいましょう!具体的にお母さんはどんな働きかけをすると子どもは先生を好きになるのでしょうか?
 
 

 

2.担任の先生の褒めポイントを見つけて子どもに伝えよう!

 
 
まずはお母さんが先生を信頼することから始めてみてください。担任の先生のちょっと気になる部分があるとしても、子どもの前でグチってはいけません。
 
 
子どもは大好きなお母さんの意見はすぐに反応して刷り込まれていきます。なので、絶対に子どもの前では先生の愚痴を言わないこと!反対に先生の良いところを少しでも見つけてオーバー気味に子どもの前で表現してみましょう。
 
 
些細なことで大丈夫です!「先生の話し方、お母さん好きだな」というと子どもは先生の話を聞いてみよう!となるわけです。耳からの情報処理が得意な子どもに言ってあげると先生の話に関心を向けるようになります。
 
 
「先生が国語の授業をしている時の顔って、本当にキリッとした顔してるよね!」
 
「先生、移動するときはテキパキしていてかっこいいよね!」
 
「先生って、〇〇のことを見てくれて褒めてくれたよ〜!お母さん嬉しかった!」
 
 
というように、ほんのささいなことや当たり前のことで大丈夫です!先生の褒めポイントを見つけてお子さんと会話しながら伝えていきましょう。
 
 
お子さんが先生のことを好きなって園生活・学校生活がより良いものになりますように作戦を立ててみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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