今は聞いて!発達障害の子どもの「聞く力」が育つ肯定的な対応はコレ!

危険な行動をしているとき、すぐに言うことを聞いてほしいけど、発達障害の子どもはなかなか聞いてくれないことが多いですよね。イライラして怒ってしまいそうなときはこんな対応を試してみませんか?ADHDやASDの子どもの「聞く力」がきっと育ちますよ。
 

【目次】

 

1.今は聞いてほしいのに!発達障害の子どもに対して怒っていませんか?

 
 
ウチの子、まったくわたしの言うことを聞いてくれないんです… そんなふうに感じているお母さんはとても多いのではないでしょうか?
 
 
特に、危険をともなう行動をしたときに言うことを聞いてくれないと事故にもつながるため、なんとか話を聞いてほしいですよね。
 
 
わたしには現在小学4年生になる自閉症スペクトラムの息子がいます。 2~3年前までひどい癇癪を日常的に起こしていました。
 
 
それでも普段は比較的気持ちに余裕を持って見守ることができていたのですが、どうしても対処が難しい場面がひとつだけありました。
 
 
それは車の運転中に起こる癇癪です。
 
 
息子は以前は車の中でしょっちゅう癇癪を起していました。
 
 
少しの時間でも車の中でじっと座っていることがしんどくて、怒ったりさわいだり、運転中にもかかわらず車の前に乗り出してDVDを自分の好きなものに変えようとするなどとても危険でした。
 
 
運転中に起こる癇癪は、わたしの平常心を奪い、イライラを加速させました。
 
 
とても危険だから、なんとかじっと座っておいてほしいと伝えるのですが、息子の耳には届きません
 
 
必死に伝えれば伝えるほど語気も荒くなり、子どもに怒りをぶつけていました。すると子どもも余計に興奮してますます言うことを聞かなくなる…。
 
 
負のスパイラルでした。
 
 
 
 
どうすればわたしの話を聞いてくれるんだろう?このイライラをなんとかしたい! そう思っていました。
 
 
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2.ASDやADHDの子ども、怒ると言うことを聞けなくなるのはどうして?

 
 
自閉症スペクトラム(ASD)や注意欠陥多動障害(ADHD)など発達障害の子どもは、脳の特性上、やってはいけないと分かっていてもやめることができません。
 
 
必然的にお母さんがやめてほしい行動が多くなり、怒られることが増えます。 お母さんが怒ると一時的に子どもは言うことを聞くかもしれません。
 
 
でも皆さん考えてみてください!怒られたあとっていや~な気持ちが残りますよね。
 
 
特に発達障害の子どもは負の気持ちをためこみやすい傾向があります。
 
 
また次に同じことをしたときにお母さんがやってほしい行動を指示したとしても、過去のいや~な気持が残っているため、子どもが示に従うことを拒否してしまうのです。
 
 
なぜその行動がいけないのか、子どもが理由をしっかり理解していないと、いつまでたってもやめてほしい行動はやみません。
 
 
そして、しっかり理解するためには、子どもの脳が「聞く耳」を持っているタイミングで伝えることが大切なのです。
 
 
 
 
この「聞く耳」は、肯定的な注目を続けることで育てることができます。
 
 
肯定的な注目とは、褒めたり、認めたりする言葉はもちろんのこと、笑顔を見せたり、うなずくなど視覚から入る情報も肯定に含まれます。
 
 
こういった肯定的な注目は、子どもがお母さんから聞きたい言葉やジェスチャーばかりです。
 
 
子どもはほめられるとうれしいので、肯定的な注目を続けることによって脳の中に自然とお母さんの言葉を受け入れる通路を作ってくれるようになるのです。
 
 
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3.子どもへの想いを伝える言葉で魔法をかけよう!「聞く力」が育つ対応はコレ!

 
 
危険な行動をやめさせたいなどすぐに話を聞いてもらいたいとき、数ある肯定の言葉の中で一番効果があったもの。それは息子の存在そのものを肯定するこの言葉でした。
 
 
「〇〇くん(息子)は、何をしていてもかわいい!」
 
 
その時々の状況に合わせて、
 
 
「〇〇くんは泣いていてもかわいい!」
 
「〇〇くんは怒っていてもかわいい!」
 
 
とオーバー過ぎるくらいのテンションと表情で伝えました。
 
 
すると泣いたり怒ったりしていた息子は、一瞬で「もぅ~」と言いながら照れた表情になりました。
 
 
緊迫していた場がふんわりと温かい雰囲気になり、息子がみるみる言葉を聞いてくれる姿勢になっていくのが分かりました。
 
 
このタイミングで、なぜ危険なのかを説明すると、理解して指示通り行動をしてくれるようになってきました。
 
 
実はこの言葉、癇癪を起こして泣いている息子を見て反射的に出た言葉です。
 
 
わたしの心の声をストレートに言葉にしただけですが、息子には
 
 
「あなたの存在そのものを認めているんだよ」
 
 
ということが伝わったのです。
 
 
この肯定の言葉がけの対応を続けることによって、息子には自信が育ち、素直にわたしの言葉を聞き、行動できることが増えてきました。
 
 
 
 
普段お母さんが子どもを大切に想っていることをそのまま言葉にすることも、りっぱな肯定です。
 
 
難しく考えなくても大丈夫! お母さんが持っているお子さんへの想いには魔法の力があります。
 
 
今日から是非、お母さんの想いを言葉にして伝えてみてください。
 
 
きっとお子さんのうれしい変化に出会えるはずですよ。
 
 
 
 
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執筆者:宮千明
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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