就学前に子どもが発達障害かもと悩んだら…発達障害の診断の有無より大切なこと

来年の春には小学生になるわが子に「発達障害かも…」と感じ、学校生活に心配を感じ始めているお母さんはいませんか?私もそうでした。今回は発達障害の診断で子どもの障害の種類をはっきりさせることより大切だと感じたことをお伝えします。
 

【目次】

 

1.「小学生になったら大丈夫かな…」と心配を感じていませんか?

 
 
・周りの子どもと比べると落ち着きがない…
・注意力が低い気がする
 
 
など、自分の子どもの発達を見守りながらも悩んでいるというお母さんはいませんか?
 
 
悩む理由は様々あると思います。
 
 
・日常生活の身辺自立はできる
・友達関係も良好
・園生活も楽しく、行き渋りなく通っている
・幼稚園や保育所で集団生活はできる
・コミュニケーションもとれる
・会話のキャッチボールもできる
 
 
など、それなりにできていることの方が多いと、多少気になることや困ったことがあっても、成長するにつれて良くなるだろうと「様子をみる」という考えに納まってしまいがちです。
 
 
それでも年長さんになり、小学校入学まで1年をきるとこのままで大丈夫かな…」と不安に感じるお母さんが多いと思います。
 
 
私も年長に進級したとき、「うちの子、発達障害かも…」と思い悩み、小学校入学に不安を抱きました。
 
 
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2.わが子が「発達障害かも」と感じた理由

 
 
私の息子は小学3年生です。注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム(ASD)を併せ持った発達凸凹キッズです。
 
 
3歳を過ぎたころから気になることが出てきました。
 
 
・物への執着が強い
・「やめて」といってもやめない
・ふざけすぎると止まらない
・手をつないで歩けない
 
 
など、一般的に言えば「男の子あるある」です。まだ小さいし、男の子なんてこんなものかなあと思っていました。
 
 
多少の心配はあったものの、幼稚園に入園して最初の面談で言われたことは…
 
 
・毎朝、事務室へ行かないと気が済まない
・かたくなに心を閉ざすときがある
・初めての活動は参加しない
 
 
と、予想外なものでした。
 
 
「もしかして…発達障害かも?」という考えが頭をよぎりました。
 
 

 
 
もともと保育と教育課程の大学を卒業して児童館で働いていたこともあり、発達障害についての知識もある程度あったので、何かひっかかることがあったのだと思います。
 
 
それでも、まだ年少で、担任の先生もそこまで困っていることもなかったので、様子を見ていました。
 
 
しかし、年長になり周りの子が成長していく中で、明らかに息子には成長していない面が目立つようになりました。
 
 
・空気が読めない
・集まりの場面で関係ないことをしゃべりだす
・わざと注目されるようなことをする
 
 
といった行動が目立つようになり、 息子も「小学校に入学してから困ることが増えるかもしれない…」そんな不安を感じるようになりました。
 
 
そこで、小学校に入学してからの生活が上手くいくようにするために、「発達障害の診断」をはっきりさせようと市の発達相談支援センターへ行くことを決めたのです。
 
 
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3.発達障害の診断を受けたい!と思っていた私の気持ちの変化

 
 
支援センターでは発達検査と面談を行いました。はっきりとした発達障害の診断をつけるのは医者で、別に医療相談が必要なシステムとなっていました。
 
 
「診断をはっきりさせるために相談に来たのに、また先に予約を取らないといけない…」と正直がっかりしました。
 
 
発達検査の結果と面談を踏まえて、発達障害やADHDと診断を受けても息子は変わらない。診断や障害の種類ではなく、息子の苦手とすることをまずは受け止めようと思えました。
 
 
なぜかというと…
 
 
・息子は発達凸凹による得意と不得意の差が大きい
 
・息子は行動力と理解力のギャップが大きいことから困りごとが起こっている 
 
 
ということが分かったからです。
 
 
そして、「お母さん頑張っているよね、辛い思いした時もあるね。」と言われたことで自分の気持ちが出せたスッキリ感もあったからです。
 
 
「発達障害の診断をはっきりして小学校に入学したい」という気持ちから「発達障害の診断で息子を見てもらうのではなく、息子のことを知ってもらい、息子にあった関わりをしてもらえるようにお願いして入学したい」という気持ちに変わりました。
 
 

 
 

4.大切なのは子どもの障害の種類ではなくお母さんの心

 
 
そこで、小学校には事前に必要なことは伝えておいたほうが良いと思い、支援センターから小学校への資料を作成してもらいました。そして、就学時健診の時に提出して事前に息子のことを知ってもらうことにしました。
 
 
また、その資料を幼稚園の担任の先生とも共有して小学校への児童連絡の際に、息子にあった関わり方などを伝えてもらうことができました。
 
 
小学校入学前に自分にできることはしたので、自分の中にあった不安は軽くなりました。ですから、息子が読み書きに全く興味を持たず取り組むことがなくても焦ることなく、息子のペースを大事にして入学式までの日々をおだやかに過ごすことができました。
 
 
私が入学前に「読み書きができること」よりも大切にしたことについての記事がありますのでよかったら読んでみてください。
 
 
 
 
私のように「もしかしてうちの子どもは発達障害?」と思ったら、幼稚園や保育園の先生に相談することや発達支援センターに行って一人で悩みを抱え込まないようにしましょう。
 
 
小学校入学を控えている年長の時期はなおさら心配事が増えてしまいます。お母さんの心が不安定だと子どもの心も不安定になってしまいます。
 
 

 
 
子どもの障害の種類をはっきり診断してもらうことではなく、まずはお子さんの特性や困りごとを知ることが一番です。
 
 
私のように支援センターに相談に行くこともその方法の1つです。そして、発達科学コミュニケーションを学ぶこともお子さんの特性を知り困りごとに対する解決策を見つけることができます。
 
 
子どもの特性や困っていることを知ったうえで、親子のコミュニケーションを変えて子どもの発達を加速させる関わりをすることや学校の先生と連携して協力してもらうことではないかと思います。
 
 
パステル総研には同じように子育てに悩んで経験したことや解決したことを多くのお母さんが書いた記事がありますのでご覧ください。小学校入学前にできることのヒントがきっと見つかります。
 
 
お子さんの入学が楽しみになることを心から祈っています。
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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