【東京都 おでかけ情報】発達障害・グレーゾーンの子どものための観劇マニュアル~劇団四季「ライオンキング」~

劇団四季の人気作品「ライオンキング」。子どもに見せてみたいけれど、心配なことが多くて踏み出せない…こんなお母さんはいませんか?でも子どもの苦手にきちんと対応すれば、発達障害・グレーゾーンの子どももミュージカルを楽しむことができるんですよ!
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもと「ライオンキング」を観に行こう! 

 
 
みなさんは劇団四季の「ライオンキング」をご存知ですか?素晴らしい演出と圧倒的な歌唱で高い人気を誇るミュージカル作品の1つです。
 
 
ディズニーのアニメが原作ということもあり、大人だけでなく子どもにも人気があります。いつか子どもに見せてあげたい!というお母さんも多いようです。
 
 
実は私もその1人でした。私自身がミュージカル好きということもあり、「いつか息子と観劇できたらいいな」と憧れる日々…しかしなかなか実行することができませんでした。
 
 
息子が発達障害グレーゾーン。他の子どもに比べて苦手なことがたくさんあるからです。慣れない場所で怖がらないか?大音量に耐えられるのか?休憩があるとはいえ長時間座っていられるのか?そんな不安が頭をよぎり、なかなか踏み出すことができませんでした。
 
 
でも小学生になった今年、母親のミュージカル好きに影響を受けた息子の「ライオンキングを観に行きたい!」という言葉に背中を押され、ついにミュージカルデビューをしました!
 
 
「ライオンキング」を観に行くにあたって、発達障害・グレーゾーンの子どもの苦手に対応するために、私はいろいろな作戦を立てました。息子の反応も合わせてお伝えしていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
 
 
 
 

2.子どもの苦手への対応①あらかじめしておくこと

 
 
まず、ミュージカルの当日までに子どもにしてあげてほしいことをお伝えします。それは子どもに予習をさせることです。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは、他の子どもと比べて初めての経験や場所が苦手です。それは何が起こるか分からないという不安を強く感じやすいからです。
 
 
そこで私は息子に
①「ライオンキング」のアニメを見せてストーリーを理解させる
 
②ユーチューブなどで舞台映像を見せて、舞台のイメージをさせる

という2つのことをしました。

 
 
こうやって事前に予習させることで、子どもは当日に何が起こるのかをイメージすることができるため、不安を減らすことができます。
 
 
また、予習させることは不安を減らすだけでなく、当日子どもに集中して観劇してもらうという目的もあります。
 
 
大人でも理解できないことはおもしろくありませんよね。息子には事前に繰り返し映像を見せたり音楽を聴かせてあったため、上演中はかなり集中して観ていました
 
 
終演後は「あそこのシーンはアニメと違っていたね!」などと感想もたくさん教えてくれ、楽しんで観劇できた様子でした。
 
 
こうやってあらかじめ予習しておくことは、不安を減らすだけでなく、子どもにミュージカルを楽しんでもらうという効果もあるんですよ。
 
 
 
 

3.子どもの苦手への対応②当日にすること

 
 
いよいよ当日です。私が息子と「ライオンキング」を観るにあたって一番心配だったことは「大音量に耐えられるのか?」ということでした。
 
 
大きな音が苦手というのは発達障害・グレーゾーンの子どもの持つ特性の1つです。息子は聴覚過敏まではいかないものの大きな音を拒絶することもあるため、私は対策を取りました。
 
 
それは始まる前に息子に「音が大きくて怖くなったらお母さんにすぐに言ってね。移動して別の部屋で観ることもできるから安心してね」と伝えておいたことです。
 
 
私たちが観劇した、東京・大井町にある「四季劇場・夏」。こちらは1階席後方に「親子観劇室」という部屋が設置されています。この部屋はガラス張りになっているため、劇場内でも音が小さくなるようになっています
 
 
ただし設備は劇場によって異なるので、観劇予定の劇場の情報を事前に確認してくださいね。
 
 
息子は私の声かけで安心したのか、開演前も不安な様子はありませんでした。
 
 
ただ、上演中はところどころで効果音など大きな音があるところもあったので、背中をさすったりスキンシップをとって安心させるようにしました。結局「全然音怖くなかったよ!」と最後まで座席で観劇することができました。
 
 
そしてもう1つ、私が心配だったのは「長時間座っていることができるか?」ということでした。じっとしているのが苦手というのは発達障害・グレーゾーンの子どもの持つ特性の1つです。
 
 
そこで私は
①開演前と休憩中に劇場内を散策する
②事前に予定を伝えることとご褒美を使う
という2つの方法で対応しました。
 
 
①開演前と休憩中に劇場内を散策する
これはあらかじめ体を動かすことで、スッキリさせておく目的です。息子はじっとしていることが苦手であるため、散策をすることでガス抜きをさせるようにしました。
 
 
②事前に予定を伝えることとご褒美を使う
具体的には開演前には「今から1時間くらい経ったら休憩があるよ。そしたらロビーでお菓子を食べようね。」、休憩が終わったら「今から1時間くらいで終わるよ。帰りにレストランで好きなデザートを食べようね。」という対応をしました。
 
 
こんな感じで私の作戦は無事に成功!息子からは「ライオンキングおもしろかった!」という言葉をもらい、楽しい思い出を作ることができました!
 
 
ただ、1つだけ当日に行って初めて分かったことがありました。私たちは2階席前方の座席だったのですが、2階席は傾斜が急なため、子どもが怖がってしまったのです。
 
 
劇場では130センチ以下の子どもにはクッションの貸し出しがあります。クッションの上に座るので少し不安定なことに加えて目線が高くなるため、子どもは「前に落ちたらどうしよう!」と不安になるようです。もちろん安全なので落ちることはないのですが…
 
 
息子の場合は、最初は怖がっていたもののすぐに慣れて平気そうでほっとしました。でも、泣いているお子さんもいたので、心配な方は2階席を避けた方がいいかもしれません。ただ、2階席は舞台全体が見やすいので息子はとても満足していました。
 
 
 
 
いかがでしたか?発達障害・グレーゾーンの子どもは他の子どもに比べて苦手なことがたくさんあるため、どうしてもお母さんは子どもに新しい挑戦をさせることに慎重になりがちだと思います。
 
 
でも、こうやって子どもの苦手をきちんと理解して対応を取れば、今まで諦めていたことでも挑戦できるようになるんです!
 
 
また子どもに新しい体験をさせることは脳の発達から考えてもとても大事なことです。「うちの子はこういう特性があるから無理…」と諦めてしまうことはとてももったいないことなんです!
 
 
これからは発達障害・グレーゾーンの子どもの苦手に上手に対応して、いろいろなことに挑戦してみてくださいね!
 
 
ーー施設詳細ーー
【施 設 名】「劇団四季ライオンキング」
積水ハウスミュージカルシアター四季劇場「夏」
【住   所】東京都品川区広町2−1−18
【公式サイト】https://www.shiki.jp

 
 ※この記事の情報は2019年10月時点のものです。おでかけの際には公式サイトで最新の情報を確認してください。
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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