発達障害の友達ができにくい子のコミュニケーション力が伸びる、ママのかかわり方!

発達障害やグレーゾーンのお子さんに、お友達ができにくいと心配していませんか?発達凸凹の特性から、お友達との関係を築きにくい子は結構いると思います。でも、お子さんなりのペースでお友達とかかわれるようになるために、親ができることがあります!
 

【目次】

 

1.発達障害の子に友達ができにくいと不安を感じていませんか?

 
 
2学期が始まりました!お子さんは、園や学校で楽しく過ごせていますか?
 
 
お子さんが園や学校の話をほとんどしなかったり、お友達の話がほとんど出てこなかったりするような場合は、お友達関係で心配になることもあるかもしれません。
 
 
特に、発達障害の自閉スペクトラム症(ASD)タイプの子は、お友達に自分から話しかけたり、お友達の輪に入っていったりすることが苦手な場合があります。
 
 
また、そもそも、一人で過ごす方が好きで輪に入ろうとしないという場合もあります。
 
 
 
 
ですので、あまり無理強いする必要はないのですが、お友達と遊びたいけれど、どのようにしたらよいかわからず困っているようなケースもありますので、ASDタイプの特性をきちんと把握して、それに応じた対策をとることが大切です。
 
 
おうちで家族とマイペースに過ごす時間が多かった夏休みを経て、9月からの学校生活のハードルは高くなりがちです。
 
 
さらに、秋は、運動会や遠足など行事が多い時期でもありますので、お友達と一緒に過ごす時間が長くなります。
 
 
そんな2学期を、自分なりに自信をもって過ごせるよう、今から少しでもできることがあればしておきたいですね。
 
 
 
 
ここでは、ASDタイプの特性を把握して、そこから親にできることを考えてみたいと思います。
 
 
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2.脳の「感情」と「伝達」に関する部分に苦手さが!

 
 
発達障害やグレーゾーンの子のうちASDタイプのお子さんは、そもそも、お友達と話したいという気持ち自体が強く出ることが少なく、また、もし話したいと思ってもそれを伝える力が弱い場合があります。
 
 
脳の担当する分野で考えてみると、感情をつかさどる部分(感情系)と伝える力の部分(伝達系)が苦手なケースです。
 
 
感情系とは、自分の思いを作り出したり、自分や相手の思いを感じ取ったりする力です。一方、伝達系とは、自分の思いや考えをアウトプットして伝える力のことです。
 
 
感情系と伝達系を伸ばすことで、お友達と遊びたいという感情を強く感じて、それをお友達に伝えるということができるようになるのです。
 
 
 
 
では、感情系と伝達系をどのように伸ばせばよいでしょうか。
 
 
まず、感情系を発達させるためには、好きなことを利用して感情を盛りあげることが大事です。
 
 
好きなことであれば、これ楽しい!おもしろい!誰かに話したい!誰かと一緒にやりたい、という気持ちが自然とわきやすいですよね。
 
 
ですので、まず好きなものを大事にしてそれについて話したり、一緒にやったりすることで感情系の発達を促します
 
 
次に、伝達系を発達させるためには、伝えることの場数を踏むことが大事です。伝達系は、今苦手があっても、年齢を重ねて経験や場数を踏むことにより、発達が促される脳の部分です。
 
 
ですから、焦る必要はないともいえ、少しずつでも伝える機会を増やすことがポイントになります。
 
 
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3.ママとできる対策はこれ!

 
 
脳の感情を担当する部分と伝達を担当する部分を伸ばす方法として最適なのが、好きなものについて、ママと話したり一緒にやったりすることです。
 
 
好きなものについて話したり一緒にやったりすることで脳の感情系を伸ばし、ママとのコミュニケーションで、脳の伝達系を伸ばすことができます。
 
 
夏休みが終わり、毎日学校や宿題に追われる日々が戻ってきましたが、だからこそ意識してお子さんと一緒に過ごす時間を工夫する必要があります。
 
 
なお、お友達を作ってほしいからといって、お友達の中に無理やり入れたり、話させたりする方法はお勧めできません。不安や緊張が強くなったり、うまくできなくて自信を無くしたりすると逆効果だからです。
 
 
脳の感情に関する部分も、生涯をかけて伸びていく脳の部分と言われていますので、あせる必要はないのです。
 
 
それよりも、ママや信頼できる人と、1対1で安心して楽しいコミュニケーションを積んでいくことで、自然と感情や伝達を担当する部分を伸ばしてあげるのが得策です。
 
 
 
 
そして、もう一つの方法として、ママが感情を動かされていることを、子どもに見せることです。
 
 
感情というのは、周りの人に伝わりやすいといわれていますので、一番身近にいるママが感情豊かに生活していると、それが自然と子どもに伝わります。また、あえて積極的に言葉にして伝えることで、子どもはそこから感情やその伝え方を学んでいきます。
 
 
例えば、日常生活のささいなことでよいので、
 
 
「これおいしくてママ好きだなあ」
「●●ちゃんが毎日元気に過ごせてうれしいなあ」
「ママはこの音楽好きだから元気がでるよ~」
 
 
などと、自分の感情をあえて表現して伝えます。
 
 
感情は色々ありますが、ネガティブな形ではなく、ポジティブな形で伝えるとよいと思います。
 
 
また、子どもが嫌がらない範囲で、あえてママが大好きなことを子どもと一緒にやるというのもよいかもしれません。ママのテンションがアップしていることを子どもも肌で感じることができますよ!
 
 
幼児だとできることに限られるかもしれませんが、買い物でも、カラオケでも、ハイキングでも、カフェ巡りでも、ヨガでもなんでもよいのです。
 
 
大好きなママが好きなことなので、意外と子どもも興味を持ったり、楽しんでくれたりすることもあります。
 
 
そして、一緒にやる中で、楽しい、うれしい、面白いという感情を共有できると、共感力があがります。共感力はコミュニケーション力の基本ですので、コミュニケーション力アップにつながるのです。
 
 
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執筆者:三島希実
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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