グレーゾーン コミュニケーション

発達障害・グレーゾーンの子どもが言葉の力でコミュニケーション力を上げる方法とは?!

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みなさんはお子さんとの会話の中で違和感を感じたことはないですか?幼い頃は親が合わせることで会話も成立しますが、先々、お友達の中に入るとどうなるんだろう…。そんな不安を解決するための方法をご紹介します。
 

【目次】

1.成長するにつれて気になる、言葉の発達

 
 
我が子の発達が気になる場合、言葉の発達が目安になる場合があります。
 
 
例えば、いつまで経っても意味のある言葉が出てこない、二語文にならない、三語文にならない、などです。
 
 
発達は個人差が大きく、一見みんなと同じような発達をたどっていても、後々お母さんだけがちょっとした違和感を感じることが出てきます。
 
 
私にも発達障害・グレーゾーンの子どもがいます。
 
 
この子の場合、幼い頃は言葉の発達に対してそこまで気になりませんでした。
 
 
ちゃんと言葉も出ていたし、特に心配もしていなかったんです。
 
 
ところが大きくなるにつれて、あれ?と違和感を感じることが増えてきました。
 
 
例えば、
 
 
・自分の話ばかりする
 
・私が話していても、聞いてもらっている感じがしない
 
・質問とは違う答えが返ってくる
 
 
などということがありました。
 
 
 
 
家でこの調子だとお友達との会話は一体どうなっているのだろう…。とても不安になりました。
 
 
このように、「発語」には問題なさそうに見えても、「会話」「コミュニケーション」の段階になると発達が心配になってきた、というお母さんは多いのではないでしょうか?
 
 
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2.言葉の発達には段階があります

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんの場合、乳児検診や3歳児健診、就学前健診などで言葉の発達について指摘されることはなかったという方も多くいるかもしれません。
 
 
言葉の発達には、あー、うー」などの言葉を発して音に触れて遊んだり、お口を使う練習をする時期があります。
 
 
それから、「ブーブー、マンマ」など二文字以上の言葉を話すようになり、絵本を読むと絵をさして「パーパー、ニャンニャン」など言葉を認識して一気に言葉が増える時期があります。
 
 
その後、「アッチ イク」などの二語文を発するようになり、「ココ、イタイタイ、ペタン(ケガしたところに絆創膏を貼って)」などと多語文へと移行します。
 
 
その後は言葉での会話が始まっていきます。
 
 
 
 
言葉を発することに違和感を感じることがなくても、いざ幼稚園生や小学生になった頃に、親の話を聞いていないと感じることがあります。
 
 
これは、人の話を聞いていても話の内容を理解できていないということが考えられます。
 
 
それはどういうことかな?と考えているうちに話題がどんどん進んでしまい、ちゃんと返事をしたいと思っているのにそのスピードに付いていくことができないのです。
 
 
聞いていないと叱られたり、話についていけない、返事ができない、そんなことが続くと子どもも会話への興味が薄れていってしまうのは仕方のないことかもしれません。
 
 
では、どうして発達障害・グレーゾーンの子どもはうまく会話ができないのでしょうか?
 
 

3.「会話をする」とき、脳の中はフル回転しています!!

 
 
実は、会話をするためには、必要な力がたくさんあります。
 
 
まず、人の話を聞き、それを覚えておく必要があります。
 
 
さらに聞いて覚えたことを自分の頭の中で理解し、なんて返事をしようかと考えないといけません。
 
 
そして、言いたいことを組み立てて、言葉としてアウトプットする。
 
 
これを普段当たり前のようにやっているかもしれませんが、脳の中ではそれぞれ役割が決まっています。
 
 
それぞれの場所で狂いのない連携により会話へと繋がるのです。
 
 
なので、頭の中はフル回転。 脳はこれほど多くの力を使っているのです。
 
 
けれども、発達障害・グレーゾーンの子どもは脳の成長に凸凹があります。
 
 
そのため、会話に必要な力の一部にでも苦手がでてくるとスムーズに会話がうまく続かない、コミュニケーションがとれないということが起きてしまうのです。
 
 
 
 
・ちゃんと聞いてた?
・今言ったことなのに覚えてないの?
・あなたはどう思ったの?教えて!
 
 
と、子どもに言いたくなりますが、このような声かけをしても会話がうまくできるようになるわけではないのです。
 
 
子どもは、自分自身は何も悪くないと思っているので、責められるような口調で言われてしまうとその悪い記憶だけが残ってしまいます。
 
 
そして、ますます萎縮して「話をするのは苦手…、怖い…」と人との会話に消極的になってしまいます。
 
 
それでは、一体どうしたら子どもが楽しく会話を続けていけるようになるのでしょう?
 
 

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4.お母さんと楽しく遊ぶだけ!コミュニケーション力が上がる方法

 
 
それは、いつも一緒にいる大好きなお母さんと、楽しくコミュニケーション力を上げる遊びをすることです。
 
 
大人もそうですが、楽しくないことはやりたくありませんよね。そして長くは続かないですよね。
 
 
なので、今回は楽しくてどんなところでも手軽にできる遊びを、ご提案します。
 
 
それは!お母さんとお子さんが一緒にお話をつくることです!
 
 
お母さんとお子さんが交互にお話をして文章をつないでいきます。
 
 
お話をつくるというと難しく考えてしまうかもしれませんが、身近な題材を使って簡単につくっていくのがコツです。
 
 
お家の中でももちろん良いですが、もし題材に困ったときは、公園で飛んできた鳥やチョウなどを見ながらつくるのも良いですね。
 
 
または、お散歩や通園、通学の途中などにお仕事をしている人などを観察するとつくりやすいかもしれません。
 
 
登場人物や出来事は、目の前にあるもの。
 
 
 
 
たとえば (母)「お天気のいい日曜日、お母さんと〇〇ちゃんはスーパーにおつかいにいきました。」
 
 
(母)「今日もくだもの屋さんには、たくさんのくだものが並んでいます。」
 
 
(母)「道を歩いていると、前から白い犬を連れたおばあさんがてくてく楽しそうに歩いてきました。」
 
 
何を話すかは、注意深く見て、目の前にあるものを言えばいいので難しくはありません。
 
 
また、1文ずつ交代に作るので、お母さんの話につないでいくことになります。
 
 
つまり、お母さんの話をよく聞いて覚えておく練習になります。これは短期記憶を鍛える練習にもなるのでお勧めです。
 
 
少しできるようになったら、話の途中から…。
 
 
(母) 「くだもの屋さんにあるくだもの中で、○○ちゃんは何が食べたいですかぁ~?」 と言うと、この話の続きは子どもの番です。
 
 
(子)「大きいぶどうが食べたいなぁ~」 と言ったとします。
 
 
(母)「〇〇ちゃんは大きいぶどうが食べたいんだね~。何でぶどうが好きなの~?」と、一旦お子さんの意見を受け止めて、言葉を返すことで、お子さんは安心して続きの文章を話してくれるかもしれません。
 
 
また、簡単な内容の疑問文で質問してあげると、お子さんは答えやすいかもしれません。
 
 
(子)「あまいし、まるくてかわいいから」と、自分の感じたことや気持ちを表現する機会にもなります。
 
 
子どもならではの発想がでてくるかもしれませんね。それをメモに残しておくと、また大切な思い出にもなりますね。
 
 
こうして、お母さんと楽しくお話をすることで、コミュニケーションに必要な、聞いて、覚えておいて理解する、自分の言いたいことを組み立てて話をするという経験を積んでいきます。
 
 
お母さんとの言葉のキャッチボールがスムーズにできるようになるときっと会話も増えていくでしょうね。
 
 
そして少しずつ、楽しく会話をする機会が増えることで、お友達と話をするハードルも下がってきます。
 
 
どこにいても簡単にできるコミュニケーション力を上げる遊びなので、ぜひやってみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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