グレーゾーン 対応

自信がなくて何もできない!発達グレーゾーンの子どもを変えるお母さんの声かけ

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何事もやろうとしない、動かない。そんな発達障害・グレーゾーンで自信がない子どもに困っているお母さんはいませんか?子どもが自信をつけて行動力を上げるには、お母さんの声かけが必要です。自信をつけて行動できる子どもになりますよ!
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもは自信がなくて動けない

 
 
育児教室でみんなが楽しそうにお遊戯しているのに、我が子だけ立ったまま動かない我が子。
 
 
お友達が砂場でごっこ遊びを始めたけれど、砂も触ろうとしない我が子。
 
 
公園や体育の授業で鉄棒に誘っても嫌がって近づきもしない我が子。
 
 
このような経験は、ありませんか?
 
 
子どもをいろんな場面で誘っても
 
 
「イヤだ」
「こんなことできないし…」
「やりたくない」
「どうせできないから」
 
 
このような否定的な言葉で言い訳ばかりして、何事もやろうとしない
 
 
 
 
「それ!まさにうちの子!」というお母さん、ぜひこの記事を読み進めていただきたいです。
 
 
子どもが誘いに乗らず行動してくれないことが続くと
 
 
「なんでやらないの?」
「やったらいいのに!」
「やってみなきゃできるかどうか分からないよ!」
 
 
と、キツい言い方になってしまうこともあるかもしれません。
 
 
私もそうでした!!
 
 
このような状態の子どもに、良かれと思って注意ばかりしていました。なんでやらないの?と思って、イライラしてしまっていました。
 
 
ですが、このように叱りながら注意をしたり、無理やりやらせようとすることは、グレーゾーンの子どもにはあまり効果がありません
 
 
効果が少ないどころか、マイナスな影響すらあるのです。
 
 
では、どうして注意ばかりしていても効果がないのかを次にお話ししたいと思います。
 
 

2.グレーゾーンの子どもはネガティブな気持ちでいっぱい

 
 
人の脳は、ネガティブな情報を長く記憶に残すという働きがあります。
 
 
人はもともとポジティブな情報よりネガティブな情報の方に注意を向けやすく、記憶に残りやすいという性質を持っています。
 
 
大昔から天災などのリスクから自分たちの身を守るために、進化の過程で身につけたものと言われています。 ここは危険だったな・・・といった記憶は、自分の身を守るために必要なものですから。
 
 
言い換えると、身を守る手段としてネガティブな記憶を留めて置きやすい脳の機能になっているということです。
 
 
だから、ポジティブな情報よりネガティブな情報の方が記憶に残りやすいんです!
 
 
 
 
加えて、発達障害・グレーゾーンの子どもたちは日常的に周りの人よりできないことが多くあるので、叱られることが多い傾向があります。
 
 
「遅い!はやくして!」
「なんでできないの!?」
「できていないの、あなただけだよ!」
 
 
このように、グレーゾーンの子どもはネガティブな言葉をかけられている頻度も多くなりがちです。
 
 
このような悲しい経験や悔しい経験をし続け子どもは自信をなくしていきます。これは、大人だって同じですよね。
 
 
自信をなくした子どもの頭の中では、ネガティブな考えばかりがグルグルと回っている状態なのです。
 
 
ネガティブな状態で頭がいっぱいだと「やってみよう!」などと言う気持ちには到底なれませんよね。これでは子どもが行動しようと試みてもできなくて当たり前です。
 
 
お母さんも子どもが動いてくれなくてもどかしいと思いますが、一番苦しんでいるのは子ども自身です。
 
 
人はネガティブな情報の方が記憶に残りやすい
 
グレーゾーンの子どもは、ネガティブな言葉をかけられる頻度が多い
 
 
ですから、注意ばかりしていても効果がないうえに逆効果だということなのです。どんどん自信がなくなります。
 
 
ということは、たくさんあるネガティブを、ポジティブで上書きしてあげれば良いということです!! そこでお母さんは、どう対応すれば良いのでしょうか?
 
 

3.子どもが行動するようになるお母さんの声かけテクニック

 
 
ポイントは、グレーゾーンの子どもの「行動」です!
 
 
行動とは、「動く!話す!」と言うような何か表現すること つまり、頭の中のものをアウトプットすること。
 
 
ですが、子どもはアウトプットする方法を知りません。そこでお母さんの出番です!
 
 
ネガティブな発言が続いている子どもの気持ちをポジティブに変え行動に移せるよう、お母さんの声かけでアウトプットのサポートをしてあげましょう!
 
 
続けていけば、必ず子どもに自信がつき行動量が増え、いい変化が現れます。
 
 
子どもとお母さんとのコミュニケーションの中で変えていくことができます! 何も道具はいりませんよ。
 
 
それでは、子どもがサクサク行動ようになる具体的な方法をお話ししますね!
 
 

◆①グレーゾーンの子どもの自信を取り戻す

 
 
ネガティブ発言の続いているグレーゾーンの子どもは色々なことにおいて自信をなくしているとお話ししましたね。まず、その自信を取り戻すことから始めましょう!
 
 
お母さんは、子どもが話しているときに「うんうん」と笑顔でうなずいてあげましょう
 
 
子どもが話す言葉をすべて一旦受けとめ笑顔で相槌を打つことで、子どもは安心感を得られます。
 
 
この安心感が続くことで子どもはどんどん自信をつけていきます
 
 
コミュニケーションの基本は親子の信頼からです!
 
 
最初はネガティブな発言が続きますが、お子さんは思ったままを悪気なくネガティブな言葉を発言しているだけです。
 
 
クセを直すには少し時間を要しますので、ここはグッと我慢してくださいね!
 
 
そのネガティブな発言やネガティブ行動は、お母さんのところで一旦スルーしましょう!怒ることなく何事もなかったことにします。
 
 
そして、ネガティブ発言・ネガティブ行動の中でも肯定的な発言や行動をしたところだけを褒めてあげましょう!肯定的な注目をしてあげてください。
 
 
例えば、「子どもがおもちゃで遊んでいましたがうまく作れなくておもちゃを投げつけてしまいました。しばらくして落ち着いたらおもちゃを1つ箱に戻した」という場面があったとします。
 
 
この行動の中での肯定的な部分、つまり「おもちゃを片付けてくれた」ということに注目します。「投げつけた」ところが気になりますが、そこは一旦スルー。
 
 
そこでお母さんは「おもちゃを箱に入れてくれたんだね」と、すかさず伝えましょう。
 
 
このようなお子さんがいいことをしたときに注目を続けていくと、だんだん自分が認められた気持ちになっていきます。少しずつ、自信がついていきます
 
 
こうしていくと子どもに少しずつ挑戦する気持ちが出て、行動に移っていきます。
 
 
 
 

◆②グレーゾーンの子どもが行動するようになる

 
 
ここまできたら、次は行動です!
 
 
子どもが行動をしてくれるような声かけをしていきましょう。
 
 
●子どもが学校や園でのできごとを話してくれたとき
 
 
「そうなのね、○○だったのね!」
「そのときどんな気持ちだったの?」
 
 
●何かをやりたそうな素振りを見せるけど躊躇しているとき
 
 
「お母さん、これやりたいな」
「一緒にやってみる?」
 
 
●何か困りごとが出てきたとき
 
 
「困ったね、一緒に考えてみよう!」
 
 
このように、お母さんは子どもと一緒にやる姿勢を見せて楽しんでください!
 
 
お母さんが楽しんでいる様子を見ると、自信をつけた子どもなら「やってみようかな!」と言う気持ちに変わっていきます。
 
 
それから、お母さんが話しやすく動きやすい雰囲気をつくってあげることで、子どもの行動量は格段に上がります。
 
 
親子のコミュニケーションで子どもの行動量を増やすことができるのです!
 
 
行動する→いい方向に動く→また行動する、という繰り返しで、グレーゾーンの子どもはいい方向に好転するばかりです!行動すると脳も成長しますから、どんどん行動も増えていくはずですよ。
 
 
もし、どんな言葉をかけたらいいか迷ったときは、お母さん自身が言われて嬉しい言葉をかけてあげたら間違いありません。
 
 
「また失敗したね」と言う声かけよりも 、「がんばってたね、次はきっと成功するよ」という言葉をかけられた方がお母さんも嬉しいですよね!同じことを子どもにしてあげてください。
 
 
続けていけばいつの間にか
 
 
「あれ?最近いやだって言わなくなったな!」
「色んなことに挑戦するようになったな!」
 
 
と、子どもの変化を感じられるはずです!
 
 
親子のポジティブなコミュニケーション。ぜひトライしてみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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