対応 発達障害

すぐにイライラする子どもが自分自身で笑顔を取り戻す感情コントロール方法とは

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子どもがイライラした時、お母さんにもその怒りが伝染しますよね。子どものイライラが爆発して、お友達に危害を与えたり、トラブルにならないかと心配になったりします。今回はそんな子どものイライラを自分で解消し笑顔を取り戻す方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.笑顔のもつパワーを知っていますか?

 
 
笑顔のもつパワーを知っていますか?
 
 
子育てに家事に忙しい毎日ですが、笑っていますか? 笑顔でお子さんと向き合っていますか?
 
 
なかなか難しい時もありますよね。 親が辛い気持ちの時に、子どもの笑顔に気持ちが救われたという経験があると思います。
 
 
笑顔になると、笑った表情筋から脳へ刺激が伝わり、セロトニンやドーパミンといった幸せホルモンが分泌されます。
 
 
ポジティブに物事を考えたりやる気が沸いてきたりストレスの軽減にもつながるというすごいパワーを持っているんです。
 
 
 
 
イライラしがちなお子さんと、いつも笑顔で過ごすことが出来たら良いですよね。 または、気持ちの切り替えとともに笑顔が戻るといいですよね。
 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんは、思うようにいかなくてイライラすることも多く、ついお母さんにそのイライラをぶつけてしまうこともあります。
 
 
 
 
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2.イライラに翻弄されている?!自分でもどうしたらいいのか分からない…

 
 
私にも発達障害・グレーゾーンの子どもがいます。
 
 
うちの子の場合、進級などの環境の変化それにともなう友達関係の変化学校の勉強の難易度があがるなど、様々なシーンでストレスを感じることがあります。
 
 
イライラが募ると…
 
 
・ドアをバタンと思い切り閉める
・口調がきつい
・話しかけても返事がない
 
 
 
 
その態度を正したくて、注意もしたくなりますが、結果としては何もいいことは起こりません。
 
 
子どももどうやってイライラを発散したらいいか分からず、もがいているように感じます。
 
 
それは、発達障害・グレーゾーンのお子さんの脳の特性に理由があるようです。
 
 

3.感情のコントロールが苦手なんです

 
 
発達障害・グレーゾーンの子の中には感情のコントロールが苦手な子がいます。
 
 
これは嫌な記憶がいつまでも保持されて、その気持ちがいつまでも感情を支配することでイライラしたり、癇癪を起したりしてしまうのです。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子は脳の成長がゆっくりな部分があることでイライラしても、それをうまくアウトプットすることができません。
 
 
そのイライラを解消する方法をまだ十分に身につけられていないのです。
 
 
 
 
結果的に、身近な家族に対してイライラを発散させるようにぐずったり、物に当たったりあからさまに不機嫌になったりします。
 
 
幼稚園に通うような小さな子の場合には、それでも「仕方がないね」と周りに受け入れられるかもしれませんが、小学校・中学年や高学年ともなるとそうはいかなくなります。
 
 
親としては助けてあげたい気持ちでいっぱいなのですが、一体どう対応するのがいいのでしょうか?
 
 

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4.まずは子どもを落ち着かせる

 
 
実際に子どものイライラを心配した私がとった対応をお伝えします。
 
 

◆①子どもとそっと距離を置く

 
 
子どもがイライラしている時に、子どもの態度を否定したり、これはこうしたらいいんじゃないの?など正論をぶつけたりすると、火に油を注ぐことになってしまいます。
 
 
「分かっているけど、できないの!」なんて叱られてしまったり、屁理屈をこねられたり。
 
 
余計にお互いがイライラしてしまいますよね。
 
 
もしくは諭したところでウルウルされると、ママが悪いわけ?とこちらの気分も悪くなってしまいます。
 
 
そんな時には、一旦お互いの距離をおくことをお勧めします。
 
 
 
 
ママが家事をしたり、本を読んでみたりして、子どものイライラから離れて注目しなくてもいい状況をつくるのです。
 
 
安全の確認がとれるなら、同じ部屋から出て、別の部屋で待機しているのもお勧めです。
 
 
そうすることでママも子どもも気持ちをクールダウンすることができます。
 
 

◆②「そうだね」と子どもの気持ちに共感する

 
 
子どものイライラが落ち着いてきたら、一旦子どもに「ちゃんと穏やかになれたね」という笑顔とともにOKのサインを送ります。
 
 
実際に言葉に出して「ちゃんとできたね」と伝えることもいいですし子どもの性格や年齢、その時の状況によっては目を合わせてにっこりするだけでもいいと思います。
 
 
 
 
お母さんの笑顔からお子さんもホッと安心するでしょうね。
 
 
そして、子どもが話をし始めたら内容はどうであれ、まずは一旦受け止めて、共感するようにしてください。
 
 
そうすることで、「何かあってもママに話をしたらいいんだ」ということが習慣として分かってきます。
 
 

5.10歳を過ぎたらやってもらいたい!自分の感情のコントロール

 
 
小さなお子さんがイライラした時には、①②の対応を繰り返していくことでコントロールしていきますが、大きくなってくるとこれだけでは物足りません。
 
 
学校にはママはいませんから、自分でなんとかイライラを解消できる術を身につけ、少しずつ自分でもバランスを取ってもらいたいところです。
 
 
そう思って、私が子どもに伝えていることが 「自分の気持ち・感情は自分のもの」 ということ。
 
 
自分の感情の面倒を見られるのは、最終的には周りの誰かではなく自分自身ですよね。
 
 
嫌なことがあっても誰かのせいにしてばかりいては、わが子にとって成長のさまたげになってしまうと思うのです。
 
 
これを突き放されたと感じさせないように、そっと伝えるのは難しいのですが、子どもの気持ちが安定したタイミングで伝えています。
 
 
そうすることで、最近ではイライラすると、「何か作ろうかな?」と気を紛らわせられる創作活動を始めたり、帰ってすぐにお風呂に入るなど、自分でバランスをとろうとする様子も見えてきました。
 
 
 
 
もちろん、うまく解消できないで「ぎゅーして」と言ってくることもありますが、娘が自分でなんとか解消しようとする様子に嬉しく思っています。
 
 
だんだんと大きくなって、関わる人が多くなる中で子どもたちも自分の感情と向き合う機会も多くなってくるかと思います。
 
 
そんな時のために、少しずつ自分で感情をコントロールする練習を積んでおくことは、無駄にはならないはずです。
 
 
感情のコントロールができた時には優しい笑顔で、ほめてあげてください。
 
 
きっとお子さんにもその笑顔が伝わって自然と顔の緊張も解けると思います。
 
 
お母さんの笑顔がお子さんへ安心感を与えることにもなり、それがやる気を引き起こしたり、前向きな気持ちへ切り替えができるようにしてくれるかもしれません。
 
 
皆さんのお子さんと関わるときの参考にしていただけると嬉しいです。
 
 
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執筆者:井上喜美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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