言うことを聞かない子どもがサクサク動くようになる!「5分抱っこ」のススメ

多くの子どもが大好きなお母さんの「抱っこ」。抱っこで子どもがサクサク動けるようになるとしたら知りたいと思いませんか?今回はパステルキッズのお母さんにこそ手に入れてほしい抱っこのテクニックをご紹介しますね。
 

【目次】

 

1.抱っこが大好きな子ども。抱き癖がつくのが心配ですか?

 
 
皆さんのお子さんは抱っこが好きですか?
 
 
「お母さんに抱っこしてもらうのが大好き!」っていうお子さんは多いのではないでしょうか。
 
 
一方で、一日に何度でも要求してくる「抱っこして~!!」に対応し続けた疲れから、
 
 
キリがない…
 
忙しいから後にして〜…
 
「抱っこー!」ばかりでイライラしてしまう…
 
そろそろ抱っこは卒業してほしいなぁ…
 
 
なんて思っているお母さんはいませんか?
 
 
特に、落ち着きがなく、言うことをきかないパステルキッズのお母さんであれば、子どものお世話だけでも大変で、抱っこまでするのは大変に感じるかもしれませんね。
 
 
また、「抱きグセがつくのでは?」と心配に感じているお母さんもいるのではないでしょうか。
 
 
 
 
これについては、以前は、「抱きグセがつくと大きくなってから大変だよ~」なんてよく言われていましたが、最近では逆に抱っこによる良い効果が知られてきました。
 
 
だから、抱きグセというのは全く気にしなくていいんですよ!
 
 
むしろ抱っこをすればするほど、安心感や信頼感がアップし、情緒が安定するとともに、脳の発達にもとてもよい影響を与えてくれるのです。
 
 
だから、日々の育児が大変なパステルキッズのお母さんこそ、子どもの「抱っこして〜!!」に応えてあげてほしいのです。
 
 

2.実はこんなにすごかった!抱っこが秘めた無限の効果とは

 
 
実は皮膚は、「露出した脳」と言われています。
 
 
スキンシップで皮膚に触れて、子どもに心地よい刺激を与えることで、脳の成長を促すことができるんです。
 
 
抱っこは、視覚や嗅覚とは異なり、直接脳を刺激する効果があるということなんですね。
 
 
また、抱っこをすると「オキシトシン」が分泌されます。
 
 
このオキシトシンは別名、「幸せホルモン」「愛情ホルモン」とも言われ、幸せな気持ち優しい気持ちになる作用があります。
 
 
さらに、さまざまな不調の元となる「ストレス」をやわらげる作用もあるため、睡眠の質が良くなって、脳だけでなく身体の成長も促されたり、免疫力がアップして体調を崩しにくくなったりします。
 
 
不安な気持ちがなくなり、リラックスする効果もあることから、学力もアップするなんて言われているんですよ。
 
 
そして、子どもが抱っこによって感じた幸せな気持や、優しい気持ちは、人とのふれ合いの心地よい記憶として残り、その後の人間関係に良い影響をもたらすのです。
 
 
 
 
このように、「抱っこ」には、数えきれないくらいのよい効果がたくさんあることが分かっています。
 
 
だったら、ぜひ続けてみたいと思いませんか?
 
 
そしてせっかくやるのであれば、パステルキッズの行動力をあげる裏技で、抱っこを使いこなしてみませんか?
 
 

3.パステルキッズにこそ抱っこ!言うことを聞かない子どもがサクサク動く「5分抱っこ」

 
 
そんなお母さんにオススメするのは「5分抱っこ」です。
 
 
例えば、朝の場面では、
 
 
「〇〇君!ママ、〇〇君の準備が終わったら、抱っこしたいんだよね〜!
 
だから、ママも〇〇君も全部準備終われたら、時間まで〇〇君のこと、ギューッと抱っこしてもいい?
 
競争しよっか!じゃあ、歯磨きからやっちゃおう♪」
 
 
このような感じで、やることを提示しながら、行動の先に抱っこを持ってくるという作戦です。
 
 
そこでミソなのが、ママが抱っこしたがってますと思わせること。
 
 
そして、
 
 
「え?オレを抱っこしたいの?仕方ねぇなぁ〜♪」と子どもに思わせること(笑)
 
 
 
 
大人から見るとツッコミどころ満載な会話の流れなんですが、子どもには案外ささるんです!
 
 
子どもから要求が出たタイミングで適切に対応することが一番理想的ですし、大切なのですが、あえてこちらから要求してみることで、
 
 
ママが抱っこしたがっている!!
 
自分を抱っこすることがママにとってご褒美なんだ!!
 
 
と感じさせることが、実は子どもにとってご褒美のような存在になることもあるんです。
 
 
我が家では、ナイショ話をしながら使ったりしています。
 
 
5歳の娘は、思い出したら駆け寄ってきて、「お支度終わったら、〇〇を抱っこしたいの?」とコソコソ耳打ちしてきたりします。
 
 
もともと抱っこマンでなかった息子にも効果テキメンです。
 
 
お母さんの声かけに競争が加わることでサクサク動きやすくもなりますし、初回のゴールを濃密な5分抱っこにすることで次回の行動にもつなげることができます。
 
 
行動を終えた後の濃密な5分間。
 
 
だまされたと思って、ぜひ試してみてください。
 
 
ある日、子育てがラクになったと気づく日がきっとくるはずですよ!
 
 
 
 
落ち着きがなく言うことを聞かない子どもがサクサク動くテクニックをご紹介しています

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執筆者:岩下まい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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