もうすぐ冬休みが始まり、年末年始に突入するこの時期、お出かけの機会も増えてきませんか?発達障害凸凹傾向の幼児は走り回ったり、動き回ることが大好き!ママ自身も楽しみながら、子どもの発達をぐんぐん伸ばせるお出かけポイントをご紹介! |
【目次】
1.年末年始が近づくと、親子でお出かけ機会増えてきませんか?
2.なぜ、発達障害凸凹傾向の幼児にとって、さまざまな体験や経験をさせることが大事なの?
3.一石二鳥!ママ自身も楽しんで、お出かけの際に子どもの発達を促そう♪
1.年末年始が近づくと、親子でお出かけ機会増えてきませんか?
新型コロナ感染者数が全国的に以前と比べて少ない中、公園や子どもの遊び場など子どもとお出かけする機会が増えたママは多いのではないでしょうか。
以前は緊急事態宣言などで閉園していた動物園や水族館、子どもの遊び場施設などでも、感染症対策を施して、受け入れを再開した施設も多いように感じます。
発達障害凸凹傾向の幼児は走り回ったり、動き回ることが大好き!
発達障害凸凹傾向の幼児に関わらず、子どもは楽しいと思うことであれば、屋外でも屋内でも夢中になって遊びますよね!
ママとしても、子どもが喜ぶ顔が見たい!
けれど、どこに遊びに行こう…何しよう…と思わずネタに困ってしまうことありませんか?
もちろん今後の感染状況にもよりますし、感染症対策は私たちも気を付けて行わなければなりません。
しかし、冬休みが始まったり、年末年始に突入するこの時期、お出かけの機会も増えてくるでしょう。
親子で一緒にお出かけして、子どもにさまざまな経験をさせてあげることは、子どもの発達に直結します!
せっかくお出かけするのであれば、ただなんとなく遊びに行くのはもったいない!
ママにとっても、子どもにとっても一石二鳥となるような、発達を加速させるお出かけポイントをご紹介します。
2.なぜ、発達障害凸凹傾向の幼児にとって、さまざまな体験や経験をさせることが大事なの?
そもそも、お出かけして、さまざまな経験や体験することが、なぜ子どもの発達に繋がるのでしょうか?
それは、発達障害の有無に関わらず、人間の身体の一部である脳の発達の順序が関係しています!
脳は、それぞれの働きを行うさまざまな機能の部分に分かれています。
発達の順序として、まず目で見たりする視覚であったりや耳で聞いたりする聴覚の部分、身体を動かす部分の発達が促されます。
その後、物事を理解したり、考えたりする思考の部分が発達していきます。
赤ちゃんの成長を考えてみると分かりやすいかもしれません。
生まれたてのときは、もちろん赤ちゃんは大人のように言葉は喋れませんよね。
ママやパパなど身近な大人の表情を見たり、周りの人たちが喋っている言葉を聞いたりしているだけですよね。
その後、徐々にハイハイやよちよち歩きなど身体的な発達に伴って、やがて喃語が喋れるようになったり、少しずつ理解が深まります。
脳の中で視覚や聴覚、運動に関する部分が発達していくにつれて、他の部分も発達していくのです。
子どもが幼い頃は、子ども自身が楽しめるさまざまな遊びを経験や体験を通じて、視覚や聴覚、運動の部分が刺激されます。
発達が刺激されることでぐんぐん促されていくのです!
そのため、幼児の時期には、たくさん遊んだり、お出かけ先で新しい経験やさまざまな体験をすることは大切なのです!
3.一石二鳥!ママ自身も楽しんで、お出かけの際に子どもの発達を促そう!
たくさん遊んだり、お出かけ先で新しい経験や体験通じて、子どもが楽しめる活動をするのは大事です。
でも、せっかくなら子どもだけではなく、子どもと一緒にいるママだって、楽しみたいですよね!
そういうときは、ママも子どもも経験や体験したことのない「初めての〇〇」を見つけるのがおすすめです!
ささいなことで構わないので、「初めての〇○」をその日の遊びや活動に取り入れます。
大人になると、「初めての経験や体験なんてなかなかないよ!」と思うかもしれません。
親子ともに飛行機でひとっとび!初めての場所や食材に出会って感動に出会う…なんてことが頻繁にできたらいいですが、現実はそうはいかないですよね。
私たちの日常生活にも意識してみると、初めてのことって、実はいろいろあるのです!
例えば、いつも行っているレストランで家族で食事を取るのではなくて、初めて訪れるレストランに家族で食事をしに行く。
何回か行っているレストランだとしても、今まで頼んだことがないメニューを注文してみる。
行き慣れた近所の公園で遊ぶのではなくて、地図で行ったことのない公園探して、地図片手に行ったことのない公園に遊びに行く。
初めて行くレストランやお店、初めて行く公園などの「初めての〇〇」に、日々の生活の中でアンテナ張っていると、意外と見つかったりします!
子どもにとっては、お出かけ先で遊んだり、初めての経験や体験通じて、いろんなものを見聞きし、新しい刺激をたくさん受けます。
大人であるママは、とびきり大きい初めての経験というわけにはなかなか行かないかもしれません。
けれど、いつもとは少し違った経験を通じて、大人だからこそ、新たな発見があったり、新鮮な気持ちを出会うかもしれません!
大人でも子どもでも新しい経験や発見は脳への刺激となり、発達に繋がります。
子どもだけではなく、ママ自身も楽しむことができれば一石二鳥ですよね!
冬休みが始まったり、年末年始に突入するこれからの時期、親子ともに楽しく過ごしましょう!
冬休みなど長期休みでの子どもとのコミュニケーションの取り方についてもご紹介!
執筆者:なつき みき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)