発達障害グレーゾーンの子どもの夏休みの宿題がどんどん進む!子どものやる気を加速させるお母さんの声かけ

やる気を出して宿題をやり始めた!と安心していたら、いつの間にか夏休みの宿題が終わらない、やる気が出ない状態・・・困りますね。子どものやる気はとても不安定です。宿題のやる気が出てからが勝負!夏休みの宿題がどんどん進むお母さんの声かけ術です。
 

【目次】

1.子どもがやる気を取り戻して夏休みの宿題に取りかかったお母さんへ 
2.せっかく宿題をやり始めたのに!子どものやる気を失うNG声かけ
3.子どものやる気が出る声かけにはタイミングが大事!
4.夏休みの宿題がどんどん進む!3つのタイミングと声かけ
①すぐに!
②こまめに実況中継
③最後に

 

1.子どもがやる気を取り戻して夏休みの宿題に取りかかったお母さんへ

 
 
お子さんの夏休みの宿題は順調ですか?夏休みが始まったころは、「宿題は早く終わらせてたくさん遊ぼう!」子どももやる気満々だったかもしれません。
 
 
でも夏休みも中盤の今、最初のころのやる気は何処へやら?毎日ダラダラと過ごしてしまって宿題は手付かず…という状態になっていませんか?
 
 
子どものやる気はとても不安定です。
 
 
やっと宿題を始めたわ~と安心して、その後ほったらかしにしてしまうと、いつの間にかやる気をなくしてまた宿題をやらない状態になってしまいます。
 
 
宿題を巡って親子で言い争いになるのは避けたいですね。
 
 
「夏休みの宿題に対する子どものやる気を取り戻すお母さんの声かけ」で一度失ってしまった子どものやる気を取り戻すためのお母さんの声かけ術についてお伝えしました。
 
 
では、やる気を取り戻して、宿題をやり始めた!という子どもたちへ、お母さんはどんな風に声をかけたらいいでしょうか?
 
 
宿題に着手し始めた今こそ!もっとやる気を加速させて、夏休みの宿題がどんどん進むお母さんの声かけについてご紹介します。
 
 
 
 

2.せっかく宿題をやり始めたのに!子どものやる気を失うNG声かけ

 
 
夏休みの宿題を始めたな、よしよし!と思っていたのに…子どもが1問目だけやってぼーっとしていたらどうしますか?
 
 
「えっ!まだ1問しかやってないの!?」
 
「ぼーっとしてないでさっさとやりなさい!」
 
 
と、ついつい言ってしまうお母さんになっていませんか?子どもからすれば、
 
 
「ちょっと休憩してただけなのに!」
 
「今2問目を考えていたところなのに!」
 
「もうほっといて!」
 
 
言い訳したり、反抗してしまうかもしれません。
 
 
こんな声かけをしていると、また宿題をやらなくなってお母さんのイライラも戻ってきてしまいます。
 
 
そうはいっても、お母さんからすれば子どもがやっとやる気になったと思ったのに、「やっぱり全然やってない!」とがっかりしてしまいますよね。
 
 
では、お母さんの立場で想像してみましょう。おうちでお皿を洗い始めたとき、お父さんに「まだ洗ってなかったの?早く片付けなよ!」なんて言われたら、カチンときてやる気を失いますよね。
 
 
子どもも同じです。せっかく宿題に手を付けているのに、急かされるようなことを言われると気分を害してやる気を失います。
 
 
それでは、子どものやる気を加速させるには何が必要なのでしょうか。
 
 
 
 

3.子どものやる気が出る声かけにはタイミングが大事!

 
 
宿題が大好き!という子どもはあまりいないでしょう。大好きなものは自分から進んでやれますが、そうでないものは何かモチベーションになるものが必要です。
 
 
何が子どものモチベーションになるでしょうか?
 
 
おやつ、おもちゃ、おでかけなどのご褒美もそうですが、まずはお母さんの声かけなんです!
 
 
 
 
声かけは内容だけでなく、タイミングも大切です。
 
 
例えば、その日やる予定だった宿題がすべて終わってから、「よく頑張ったね!」と褒めているお母さん。もちろん、終わってから褒めてあげることも大切です。
 
 
ただ、子ども自身も「終わった」ということは理解していますから、達成感を味わっているはずです。宿題が終わったタイミングだけお母さんが褒めても、本来の「褒め」の効果はでてきません。
 
 
では、「褒め」本来の効果を引き出し、子どものやる気を加速させるためにはどのようなタイミングで声かけをするとよいのでしょうか。
 
 

4.夏休みの宿題がどんどん進む!3つのタイミングと声かけ

 
 
こどものやる気を失わず、どんどんやる気を加速させるには、すぐに!こまめに!褒める!肯定的な注目を与えるタイミングが重要です。
 
 

◆タイミング① すぐに!

 
 
子どもが宿題のワークに手をかけた瞬間、
 
 
「おっ!」
「そろそろやっちゃう?」
 
 
と注目します。宿題を始めたときに、お母さんが気づいてくれたことで子どもは嬉しいはずです。
 
 

◆タイミング② こまめに実況中継!

 
 
次に、問題を解き始めたタイミングで声をかけます。
 
 
ここでお母さんが頑張って「すごい!頑張ってるね!」など無理に「褒める」必要はありません。
 
 
子どもが今していること、終わったことを実況中継のように声をかけるだけでいいのです。
 
 
「1問目はもう終わったね!」と言われれば、次は2問目だと分かりますから問題がどんどん進みます。調子にのってくれば、ひとつひとつ声をかける必要はありません。
 
 
「もう半分終わったね!」
「あともうちょっとだね!」
 
 
とタイミングを見計らって声をかけてみてください。
 
 
実況中継なら、子ども自身が今何をやっているのか理解できるようになりますから、問題に集中できるようになります。
 
 
お母さんも、見たままを伝えるだけなので無理なく声かけができますね。
 
 

◆タイミング③ 最後に

 
 
最後に、宿題が終わったら
 
 
「終わったね!早かったね」
「今日もよく頑張ったね!お疲れ様!」
 
 
と褒めましょう。宿題を集中して終わらせた達成感とやる気をキープさせることができますよ。
 
 
宿題をやり始めたタイミングで注目し、調子にのって来るまで実況中継で声かけをして最後に褒めるがポイントです。
 
 
お母さんの声かけで子どものやる気を加速させ、宿題をどんどん進めてしっかり夏休みを楽しんでくださいね!
 
 
 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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