発達障害アスペルガー幼児が切り替え上手になる!視覚優位の子の目の力を活かしたお家の整え方

発達障害・アスペルガーの幼児はこだわりが強く、興味のあることを始めてしまうと指示が通りにくくなってしまいます。発達障害の子に多い視覚優位の力を活かした環境づくりで切り替え上手にしちゃいましょう!
 

【目次】

 

1.発達障害・アスペルガータイプの幼児は「目の力」が優先される

 
 
帰宅後手を洗わずまっすぐおもちゃスペースへ。
 
 
「手を洗って!」と言っても既に遊びに熱中してる…
 
 
こんな風に声かけのタイミングを逃して子どもに指示が通らなかったご経験はありませんか?
 
 
中々指示が通らないからとつい焦って
 
 
「ちゃんと手は洗った?ねぇ早く洗ってよ! 洗ったら次プリント出してね。 あ~違う!そっちにじゃなくてあのテーブル! もう!かばんも早く片付けて!ねぇ、聞いてるの?!」
 
 
というように、指矢継ぎ早に指示を出してしまう人も少なからずいらっしゃるでしょう。
 
 
しかし、ほとんどの場合、指示を出しても思うように子どもが動いてくれない…だからママは余計にイライラしてしまっているのではないでしょうか。
 
 
発達障害のアスペルガータイプの幼児は「視覚優位」といって目からの情報処理が強い傾向にあります。
 
 
 
 
具体的に言うと、何かを思いだすときに映像としてパッと思い浮かべるのが視覚優位です。
 
 
 
 
視覚優位の子どもは相手の言葉よりも目の前にあるものに注意が向いてしまい
 
 
「聞いているけど、理解していない」
 
 
場合がかなりの頻度であります。
 
 
特に低年齢のお子さんは理解力も記憶力も未熟なため、音としか流れてこないママの声かけは理解する前にすーっと脳から抜けているんです。
 
 
「何度言わせるの?!」とついイライラしてしまいますが、子どもの脳に届くのは声かけ4~5回目だったりすると、こちらのイライラが絶頂の時にやっと「え?なんか言った?なんでママ怒ってるの?」と気づくわけです。
 
 
ここでミスコミュニケーションが起こり、お子さんの癇癪にもつながってしまうことも大いにあり得るんですね。
 
 

2.ねぇ聞いてる?!何度言っても効果がない視覚優位の息子

 
 
我が家の5歳の長男は発達障害・アスペルガー傾向の強いタイプです。
 
 
こだわりが強く一度はまり始めると2~3時間動かないこともしばしばあります。
 
 
視覚優位がとても極端な子で興味があることが目に入ると他のことは一切頭に入らず、こちらが何度声をかけても全く無視!
 
 
そのため切り替えがとても苦手でいつも親子でバトルに発展していました。
 
 
 
 
特にコロナになってから、帰宅後はすぐ手を洗ってほしいという気持ちが私自身もとても強くなっていたのですが、そんなことはもちろんお構いなし。
 
 
靴を脱いでおもちゃスペースへ直行!
 
 
手洗いや保育園の荷物の跡片付けなんて頭に入らず、大好きなロボットで遊び始めてしまっていたんです。
 
 
玄関に入る前から「お家ついたら手を洗おうね」
玄関入ったら「靴を脱いだら手を洗おうね」
 
 
様々なタイミングで声かけにトライするも中々効果を得られず、 最終的には「手を洗うの!早く!」と声を荒げてしまっていました。
 
 

3.切り替え上手になるには「見せない」こと

 
 
そんな我が家もちょっとしたお家の環境を整えてから、かなり子どもが切り替え上手になりました。
 
 
例えば今回は帰宅後手を洗う場合をお伝えします。
 
 
実際どうやるのかと言うと 視覚優位な発達障害・アスペルガーの幼児だからこそ、目から入る情報は脳に届きやすいという力を利用するんです。
 
 
 
 
あなたのご自宅は玄関から入った時、 手を洗う場所(洗面台)以外に 興味が逸れそうなものが見えていたりはしませんか?
 
 
何度も言います。
 
 
“目から入る情報が強い”
 
 
発達障害・アスペルガー傾向の幼児にとって、玄関から入った時に 「手を洗おうね」とママが声をかけても
 
 
もし、おもちゃなどが集まる部屋が見えていたら…
 
 
もうおわかりですよね?
 
 
おもちゃなど楽しい部屋に行ってしまうんです!
 
 
そのためこの場合、私が整えた環境とは「扉を閉める」こと。
 
 
たったこれだけ!
 
 
指示したい内容と反するもの(今回はおもちゃスペース)を見えなくしてしまうことで、耳からの指示(ママの声かけ)に意識を向けさせることができるんです。
 
 
一時的に隠してもいいですが、できるだけママの労力は減らしましょう。
 
 
パッと見たときに視界に入っていなければそれで充分です。
 
 
これを繰り返し習慣化すれば、扉を閉めなくても軽い声かけで手洗いができるようになりますよ。
 
 
指示したい内容と反するものは見えなくするこれは他のことでも応用ができますので、ぜひためしてみてくださいね。
 
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執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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