落ち着かない思春期女子が自分の気持ちをコントロールできるようになる関わり方

 

思春期は難しいお年頃、なんてよく聞きます。発達に凸凹がある子どもの場合、親だけではなく、子ども自身も自分の気持ちをコントロールできず不安定になることがあります。今回は落ち着かない思春期女子への基本の関わり方についてお伝えします。
 

【目次】

 

1.情緒不安定な思春期女子に振り回されていませんか?

 
 
発達に凸凹があるお子さんが思春期に入り始め、これまでと様子が違う、対応がうまくいかない、なんてことはないですか?
 
 
わが家の小学5年の娘もいつの間にか子どもから大人への移行期に入っているようで、最近は特に気持ちが不安定になってきています。
 
 
例えば、お友達との関係。
 
 
学校からの帰り道でお友達から何か嫌なことを言われたのか、行き違いがあったのかはよく分かりませんが、帰宅後もイライラしていることがありました。
 
 
何度も思い出しているようで「一緒に帰ろうって言ったのは〇〇ちゃんなのに・・・」とブツブツ文句を言ったり、ドアをバタンと大きな音を立てて閉めたりと、気持ちがおさまりません。
 
 
しかも、イライラが爆発しているかと思えば、今度はそっと1人でふさぎ込んでいるという風に、まわりからみても明らかに情緒不安な様子。
 
 
 
 
私もなんとかしようと「どうしたの?大丈夫?何があったの?」などと話しかけてみましたが、突然「もういいから!」と怒ったような言い方をし、自分の部屋に閉じこもってしまいます。
 
 
もちろん自閉症スペクトラムの特性を持っている娘なので、ネガティブな感情が頭に残りやすい、いつまでも気持ちを引きずりやすい、ということは理解していました。
 
 
ですが、今までとは違って感情の浮き沈みの度合いも大きく、今までうまくいっていた声かけをしても、感情がなかなか治まらないようなのです。
 
 
そんなわが子の様子に「思春期ってこんなに不安定なの?」「もしかしてこれがずっと続くの?」と心配でなりませんでした。
 
 

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2.難しいお年頃?子どもも初めての経験なんです

 
 
成長に差はありますが、おおむね10歳くらいから女の子は思春期に入ると言われています。
 
 
小学校高学年になってくると体つきが女性らしくなって丸みを帯びてくるという体の変化がみられ、初潮を経験する子も出てきます。
 
 
けれども、発達凸凹がある子どもたちは、元々の発達特性に加えて思春期の変化を初めて経験していくわけですから、自分の成長にうまく適応できない子もいるんです。
 
 
そのため、普段以上に気持ちのバランスを崩しストレスも感じやすくなってしまうのです。
 
 
さらに、年齢が上がってくるとお友達との関係も難しくになってきます。
 
 
今までと違って周りのお友達が急に大人っぽい雰囲気になったり、会話の内容も複雑になってきたりします。
 
 
すると、話がよく分からないとか、テンポよく返事ができず会話に入れない、なんてこともあるかもしれません。
 
 
 
 
また、周りのお友達との違いから自分の苦手な部分を認識し、できないところを過度に気にして落ち込んだり、不安になったりしてしまうようなのです。
 
 
子どもにとってこのような体の変化、気持ちの変化は今までに経験したことがないこと。
 
 
ですが、気持ちの不安定さ、バランスの悪さを上手に説明したり、受け流したりする方法を思春期の発達凸凹の子どもたちはまだ持ち合わせていないのです。
 
 
すると、このどうしようもない気持ちを文句を言って家族に当たったり、ときには暴れたりという表現をしてしまうのです。
 
 
こんな不安定な状態が続くのでは、ママとしても心配ですよね。
 
 
では、発達凸凹の思春期女子へはどのような対応をしたらいいのでしょうか?
 
 

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3.イライラが落ち着くために、ママにやってもらいたい対応

 
 
不安定な思春期女子への対応として、絶対にやってもらいたいのが、ママがドーンと構えて子どもの感情に振り回されないこと。
 
 
子どもが不安定になっていると心配なのは分かりますが、過度に感情移入しないで、大人の対応を心がけて欲しいと思います。
 
 
実はこの冷静な態度でいることが1番大切なことなんです。
 
 
小さい頃は荒れたり、物に当たったりしなかった子でも、思春期になると自分の感情をコントロールできなくなる子も出てきます。
 
 
けれども、そこに取り合ってしまうと、荒れたらママがなんとかして助けてくれる、だからこんなに嫌なことがあったら荒れてもいいんだという風にインプットされてしまうのです。
 
 
ですから、「あなたがイライラしていることなんて大きな問題じゃないよ」とばかりにイラついて荒れている子どもに取り合わないことが大切です。
 
 
そして、ママはママ自身がやりたいこと、やらなきゃいけないことをする時間にあててみてください。
 
 
例えば読みかけの本を読むとか、ネットで調べものをするとか、キッチン周りの掃除を始めるなど、子どもの感情とは全く関係ない行動がおすすめです。
 
 
 
 
 
すると、子どもは誰も取り合ってくれないのにいつまでも1人で感情を高ぶらせたままでいることはできませんから、次第に落ち着いてきます。
 
 
そして、落ち着いてきたタイミングで、ママが穏やかに「大丈夫?落ち着いたかな。ゆっくり話聞こうか?」などと声をかけてあげると、子どもも気持ちを吐き出しやすくなります。
 
 
人は誰でも自分自身のことに一番関心があります。
 
 
子どもも一番関心のある自分のことを、自分以外によく分かってくれるママがいると感じることで安心できるのです。
 
 
嫌なことがあって、どうしようもない気持ちでいても、最後にはママがいてくれて、味方になってくれる、分かってくれる、と思えると次第に気持ちも安定してきます。
 
 
思春期がやってきて、気持ちが落ち着かなくてイライラして大変なのは子供自身です。
 
 
子どもが安心してママに頼れるように、少々のことでは動じない大人の女性のロールモデル、示してあげてくださいね。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:井上喜美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

 

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