受講生 Tさん
◆買い物中子どもが走り回って、ゆっくり買い物なんてできなかったことが嘘のようです!
1)発コミュを学んで、お子さんの変化を教えてください。
以前は、買い物に行くと子どもが走り回ってしまうので、そちらの方も気になりゆっくりと買い物できる状態ではありませんでした。
それが、発コミュ後は走り回ることがなくなったのです!
好奇心もあるので、棚の商品に触ってしまうことは相変わらずあるのですが、今では声掛けをすれば、手を引っ込めることができるようになりました。
今まではいろいろなことに時間がかかるタイプだったのですが、こまめにタイマーを使って、自分がしなくてはいけない行動を終わらせる努力をするようになりました。
例えば、 ランドセルから荷物を出す 5分
宿題 5分
明日の時間割確認 5分
明日の準備 10分 などです。
あと、癇癪の時間が短くなったこともあります。気分が落ち着いてくると、「もう気持ちが戻ったよ、大丈夫。お母さん話して」と言えるようになりました。
◆ご近所さんの目を気にしていた過去の私
2)発コミュを学んで、ご自身の考え方・感情の変化や行動の変化を詳細にお書きください。
何といっても、私自身が怒鳴らなくなりました!
自慢にはできませんが、今までの私は「通報レベル」ぐらいだったんです…
そのため、ご近所さんに会うとき何となく気まずい感じでした。でも、今は違います。逃げも隠れもせず、きちんと挨拶しています。
あと、子どもを待ってあげることもできなくて、常にキーキー言ってるような状態でしたが、声を出す前に「これは本当に叱る場面なの?」と、一瞬冷静に考える時間を持つことができるようになりました。
良い行動にはご褒美を活用することで親子で嬉しい時間になっていますし、親も子どもも完璧じゃなくていいんだと思えるようになりました。
自分の子ども以外のほかの子どもの問題行動を見たときに、今は脳が〇〇の状態なのでは?△△してあげたら解決できるのではないかな、と頭の中で仮説を立てるようにもなりました。
◆「幼稚園行きたくない!」と言われてもきちんと問題に対応できます!
3)お子様の困った対応を思い出して、「今だったら、こう対応する」という接し方を教えてください。
朝の支度がうまくできなくて「幼稚園行きたくない!」という日が、子どもが年長のときに頻発してしまいました。
今なら、「遅れても大丈夫だよ。お母さんと一緒に行く準備しようね」と言えますし、それ以前の朝支度ができない状況を、発達科学コミュニケーション(発コミュ)で回避させていると思います。
◆科学的な根拠があるので、子育ての軸にできます
4) ご自身にとって、発コミュのどのような点が役立ちましたか?
「否定せずに褒めないといけない」は本などにも書いてあるので当然知ってはいたのですが、毎日ダメなことしか起きていなくて実践負荷の状態でした。
でも、発コミュでは科学的な根拠を示してわかりやすく説明してもらえるんです。公式丸暗記じゃなく、「どうしてこう対応するべきなのか」を知ることができます。これは、スッと私の五臓六腑にしみこみました。
これを信じて私が行動したら、きっと変われると素直に思えました。そして、今は常に進む方向は間違ってないと信じて、どっしり構えていられます。
発コミュは特性のあるなしに関係なく使えるスキルなので、人と接する際の軸にすることができました。
あと、母親は楽しそうにしている背中を見せておけばいいとわかったので、今はそうしています。
◆我が子の理解者でもあり、サポーターでもありたいです
5)これからさらに、お子さんのどんな所を成長させたいと思っていますか?
特性のある子どもだからこそ、今のところ得意な勉強に関しては、つまづかないようにそのままの状態で、得意なところをもっと伸ばしていけるようなサポートをしていきたいです。
「学んでいくことは楽しい!」って我が子が思えるようになったらいいなと思っています。
子どもの苦手な部分(場にあった会話ができない、距離が近い、興奮しやすい、何度も触って確認しようとするなど)は、本人が生きづらさを感じない程度には解決してあげたいと思います。