これまでの園生活を振り返り少し寂しい気持ちになりながらも、新しい生活に向けて親子で準備していることと思います。お子さんの心の準備はできていますか?もしも新しい環境に何か不安を感じていたら、その不安を解消してから入学式を迎えましょう。 |
【目次】
1.お子さんは新しい環境に不安を感じていませんか?
まもなく入学式ですね。
桜の花が咲き乱れる気持ちのよい春に、新しいランドセルを背負って歩く子どもの姿を想像すると親のほうがワクワクしてきますね。
ランドセルや鉛筆・筆箱など物の準備はバッチリだと思いますがお子さんの心の準備はどうですか?
小学校入学を心待ちにしていますか?何か不安を感じていませんか?
・学校ってどんなところだろう?
・お友達はできるかな?
・先生はどんな先生だろう?
楽しみな反面いろいろな「?」もあると思います。
そんな「?」が小学校入学という新しい環境へのへの不安となってしまっては、新しい学校生活を楽しくスタートさせることができませんよね。
小学校は様々な幼稚園や保育園を卒園した子どもが入学します。ですから、知っているお友達が一人もいない…と不安に感じているお子さんがいるのではないでしょうか?
・知っているお友達が一人もいない
・新しいお友達がすぐにできるか
・クラスになじめるか
いろいろ心配ごとを抱えている子がいると思います。
特に発達障害・グレーゾーンの子どもは新しい環境に不安を感じやすい子どもが多いです。
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2.「同じ幼稚園の友達がいない…」と不安を感じた息子
3年前の春。我が家の息子も入学式を迎えました。
発達凸凹キッズの息子は、人見知りもなくおしゃべりが達者で明るい性格です。すぐに誰とでも仲良くなれる素質がある反面、心配症なところもあります。
息子は卒園した幼稚園から同じ小学校に入学するお友達がいませんでした。
本人もそのことは分かっていましたが、近所に顔見知りの同じ年の子がいることを知っていたので、その子と同じクラスになることを期待していました。
しかし、入学式の1週間前に行われたクラス発表で違うクラスと判明!一気に不安が高まりました。
・「○○ちゃんと同じクラスじゃなかった…」
・「誰も知っている人がいない」
・「僕も幼稚園のみんなが行く小学校が良かった…」
息子の気持が一気に暗くなったのです。
そんな息子を見て、新しい環境に対する不安を入学式まであと1週間で何とか払拭したい!息子の気持を持ち直してあげたい!と思ったのです。
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3.自己肯定感を上げる声がけで不安を撃退!
息子の気持を持ち直すために行ったこと。
それは、自分の「良いところ」を知って、自信を持ち自己肯定感を高めたことです。
そのために、まずは息子の「良いところ」をたくさん考えました。
例えば、わが子でいうと
・挨拶がちゃんとできる
・好き嫌いがない
・お友達に優しい
・妹に絵本を読み聞かせてくれる
などです。
息子は誰にでもあった時にはきちんと顔を見て挨拶ができる子です。近所の方にもいつも褒められていました。
そのことを息子に、「○○くんはいつも挨拶をきちんとするよね!挨拶をきちんとできる子はすごいんだよ。いつも褒められてすごいね!」と伝えました。
そして、
・「新しいお友達や先生にもいつもみたいにあいさつすれば喜んでくれるよ!」
・「幼稚園でも友達がたくさんできたから小学校でも仲良くなれるよ」
と伝えました。
また、息子は文字を読めませんでしたが、絵本の内容を覚えて妹に読み聞かせを入学前からよくしてくれていました。
そこで、息子が読み終わった時には
・「すごく上手だね」
・「学校に入ったら教科書も読んできかせてね」
というように自信をつけて自己肯定感を上げる声がけをして学校が楽しみなるようにしました。
心配に感じていることに注目するよりもほかのことに目をむけて、小学校が楽しみという気持ちを持てたほうが良いと思ったからです。
自分の「良いところ」を知ることで自信になりますし、小学校に入っても大丈夫と思えることが大切です。
このように、得意なことやできているところをたくさん褒めて「小学生になっても大丈夫」という自信や楽しみをたくさん持てるようにして「お友達がいない」という不安な気持ちに期待や楽しみを上書きしたのです。
おかげさまで息子は、笑顔で入学式を迎えることができました。もちろんお友達とも仲良くなれましたよ。
不安が一気に解消することはないかもしれませんが、多少のドキドキは誰でも持つものです。
だからこそ、自分に自信があれば不安に感じていることも乗り越える力に代わります。
<divまずは入学式を楽しい気持ちで迎えられることが一番ですよね。
>不安なことをなんとかしようとするよりも、お子さんが抱えている不安に寄り添いながらも、ワクワクする楽しい気持ちを感じられるようにお母さんがサポートしてあげてくださいね。
お子さんと笑顔で入学式を迎えられることを願っています。
私と息子の経験が参考になれば幸いです。
執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)