運動が苦手な発達障害の子どもが楽しく運動会を乗り切る3つのポイント

GWが明けると運動会の練習が始まる学校も多いのではないでしょうか?運動が苦手な発達障害やゆったりIQっ子はこの運動会というのは辛い行事になることがあるんです。この記事では運動会を楽しく乗り切る3つのポイントをお伝えします。
 

【目次】

 

1.運動が苦手な発達障害の子どもは運動会が辛い!

 
 
こんにちは!GWも明けるとそろそろ運動会の練習が始まる小学校も多いのではないでしょうか?
 
 
運動会は秋に行われる地域もありますが、残暑の影響を受けにくいことや、天候が安定している、クラスの団結を促すなどの理由で春に運動会を実施する学校も多いようですね。
 
 
運動会の練習の頃に疲れから体調を崩してしまったり、小学校に行きしぶりをするお子さんもいます。
 
 
入学したてだったり、進級してすぐのこの5月、まだクラスに馴染んだともいえないこの時期に開催される春の運動会です。
 
 
運動が大得意!任せて!っていう子には活躍の場で得意を発揮する恰好の舞台です。
 
 
ところが、運動が苦手な子にとっては辛くて拷問に感じてしまう行事が運動会なのです。
 
 
 
 
実は、私自身も子ども時代には運動は大の苦手でした。だから、運動が苦手な子どもの気持ちが痛いほどよくわかります。
 
 
発達障害がある我が家の娘も、不器用で運動が苦手です。娘は例年この時期は学校に行きしぶりをしたり、荒れることがあるんです。
 
 
きょうは運動が苦手な発達障害の子どもが5月の運動会を乗り切るポイントについてお伝えします!
 
 

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2.運動が苦手な発達障害の子どもが運動会を辛く感じる理由

 
 

◆発達特性による運動の苦手さ

 
 
発達障害の子どもには協調運動が苦手、という特性があります。
 
 
あまりにその程度が大き過ぎる場合には、発達性協調運動障害(DCD)という診断が付く場合もあります。
 
 
運動はそもそも何かを見ながら体を動かすことが多いです。
 
 
〇〇しながら▲▲する、というような2つの動きを同時にすることが脳の特性から苦手なことが多いのです。
 
 
球技であれば、ボールの行方を「見ながら」「走り」ボールを目で「見て」「受け取る」といった複数の動作が絡むことが一般的です。
 
 
できる人にとっては簡単なものなのですが、発達障害の子どもにとってはこの2つ以上の動作を同時に行うことが難しいことが多いのです。
 
 

◆運動ができないことによる自己肯定感の低下

 
 
小学校時代って運動会で活躍する子ってクラスの中心にいる人気者ですよね?
 
 
反対に運動が苦手な子は皆からどんくさいと思われ、陰口を叩かれたりいじめのターゲットになるということもあります。
 
 
運動が苦手な子ども時代の私も同じチームになった子には陰口を言われたり、できない自分が情けなく恥ずかしい思いをした経験を山ほど積んでいます。
 
 
本人は一生懸命やっているのです。だけど苦手でできない。
 
 
この経験が、自己肯定感を下げてしまいます。運動への自信を失わせて、「やってもどうせできない」と、さらに行動しなくなってしまいます。
 
 
行動しないから上達しない悪循環となり、ますます運動が苦手で嫌いになってしまうのです。
 
 
このように運動ができないことそのものもありますが、運動ができないことによる自信のなさがこの後の人生においても、運動を避けるだけでなく、チャレンジ全般を避けることにつながります
 
 
 
 

◆発達障害の子どもが疲れる運動会

 
 
発達障害の子どもは運動が苦手なこともありますが、発達特性からくる苦手さの影響で運動会の練習から疲れてしまうのです。
 
 
見通しが立たないことや指示が聞けないことで不安になってしまうこともあります。
 
 
外での練習はいろいろな刺激にあふれていて、なかなか集中できない子もたくさんいます。

感覚過敏のため、

まぶしさを感じやすい

・大音量の音楽やピストルの音が苦手

・外の暑い日差しを人一倍敏感に感じる

などで辛くなってしまうこともあります。

 
 
見通しが立ちにくく、場所の移動や場面の転換は口頭での指示が多いので、指示を聞けなかったり、覚えていられないことで、先生から怒られることや友達から急かされることも多くなってきます。
 
 
そういったことで、心身が疲れてしまうのです。
 
 

3.運動が苦手な発達障害の娘が行きしぶりをした理由

 
 
うちには自閉傾向とADHD傾向も併せ持つゆったりIQで支援級在籍の小4になる娘がいます。
 
 
娘にとって運動会はハードルが高い行事です。
 
 
昨年の春、運動会の練習が続いていたある朝、ぜんぜん動けなくなってしまいました
 
 
ランドセル背負ってからも布団に倒れ込んでいました。
 
 
普段ならランドセル背負ったら駆け出していく子なのですが、いつもとは違う様子に、話を聞いてみると運動会のソーラン節の練習が嫌だというのです。
 
 
 
 
その理由は「踊りがわからないから嫌」というものでした。
 
 
ゆったりIQの娘は脳の特性で弱いところがあるから、踊りを覚えたり皆と同じように動きについていけないことがわかりました。
 
 
このことで不安になってしまって運動会の練習はしたくない!運動会には出たくない!という気持ちになってしまったようです。
 
 
娘の気持ちを知り、さっそく対応を取り運動会を乗り切ることができたのでそのポイントをお伝えしますね!
 
 

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4.運動会は怖くない!運動会が苦手な発達障害の子どもが運動会を乗り切る3つのポイント

 
 

◆①ゆっくり休ませる

 
 
まずはとにかくゆっくり休ませましょう
 
 
運動会の練習がしんどいとお子さんが訴えてきたなら、「そうかーしんどいんだね。頑張っているんだね」と話を聞いて辛い気持ちを受け止めて共感してあげてくださいね。
 
 
ここで話を聞いてもらっているうちに、運動会には出たい!という気持ちがむくむくでてきてやっぱり行く!となる子もいますし、行かれない子もいます。
 
 
お母さんがお子さんの様子をみて、疲れているなら学校を休んでしまってもいいですし、子どもがやりたいようにさせてあげて大丈夫ですよ。
 
 
まずは疲れを取ることが一番
 
 
子どもが疲れてエネルギーがなくなっている状態なので、お休みの日には子どもが楽しいことをしたり、のんびり好きなことをさせてあげることもいいですね。
 
 

◆②先生との連携

 
 
家での様子を先生と共有して、この後の作戦を考えていくといいでしょう。
 
 
私は娘が「踊りがわからないことが嫌だ!」と言っていることを聞き、欠席を伝えがてら、担任の先生にも会ってお話してきました。
 
 
娘はとても元気な子で学校ではやる気もあるので、先生は学校で張り切って頑張る娘の姿しか知りません。家で疲れていることを知らされ驚いていました。
 
 
学校では頑張りすぎるほど頑張っていて、相当本人のなかでは無理をしていることをお伝えしました。
 
 
娘にとって一番心理的なハードルが高い「踊りがわからない」点については交流での合同練習にする前に、支援級で先生と二人で練習することにしていただいたのです。
 
 
そこまで先生にサポートをお願いすることが難しい場合は、例えば
 
 
おうちでソーラン節で使う曲を聴きながら動画を見たりしてもいいですし、
 
 
先生に運動会の発表の順番や使う曲を教えていただいて音楽だけでも用意してあらかじめ予習をしたり見通しを立てておくのもいいでしょう。
 
 
すこし見通しを立てておくだけでかなり子どもは安心します。
 
 
我が家ではお兄ちゃんがお祭りで踊ったソーラン節のビデオを見てイメージを膨らませました。
 
 
大好きなお兄ちゃんがかっこよく踊っている姿をみて「こんな風に踊りたい!」と思ったようで、先生のサポートもありその後は無事運動会の練習にも参加して乗り切ることができました!
 
 
 
 

◆③運動会が終わった後にはどんな結果でもお母さんの感情として褒める

 
 
お母さんは
 
 
「運動会の練習をがんばっていて、頑張っていた姿がうれしいよ」
 
 
「頑張ったあなたが誇らしいよ!よくできたね!」
 
 
というように、他の子と比べるのではなく、どんな結果でも、その子ども自身の成長を褒めてあげてほしいのです。
 
 
お母さんの「うれしい」という感情ならば、どんな結果であったとしてもその子自身を褒められるのです。
 
 
ニコニコの笑顔で抱きしめたり、これでもか!というくらいたっぷり喜びを表現して褒めてあげてくださいね!
 
 
とにかく運動会は発達障害の子どもたちにとって大変な行事です。
 
 
運動が苦手な子どもの気持ちに、運動会は辛かった大変だったという気持ちはあるはずです。
 
 
このネガティブな記憶を少しでもポジティブに変えていくことが大事なのです。
 
 
お母さんにがんばりを喜んでもらえた子どもは、こんなにお母さんが喜んでくれるならしんどかったけどがんばってよかったな、という気持ちになるのです。
 
 
こんな成功体験が、将来ちょっと辛いことも頑張ればいいことがある、という踏ん張れる気持ちにもつながります。
 
 
いかがでしょうか?
 
 
運動が苦手な発達障害の子どもが運動会を乗り切るポイントをお伝えしました。
 
 
運動会が辛かったということだけで終わるのではなく、この先の本人のやる気や意欲につながるポジティブな記憶に書き換えてあげられるのはお母さんです。
 
 
ぜひ、この運動会を親子で乗り切って、お子さんの成長につなげたいですね!
 
 
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執筆者:笹原みらい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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