元保育士ママも先生も超のんびりやの息子の対応に困っていました。専門機関でも様子をみましょう。と困り果てていたわたしが発コミュの声かけ&対応を変えることで、今ではみんなと一緒に行動できるようになりました!彼の隠れた才能も発見できました。
【目次】
1.保育士でもツライ!超のんびりやさんの子育て
私は保育士として働いていました。
保育士として、たくさんの子どもたちと関わってはずなのに、自分の子育ては全然うまくいかなくて、とても情けない思いをしました。
私の息子は超のんびりや。小さい頃から行動がゆっくり。感情がわかりにくく、嫌だも良いも言わない子どもでした。
周囲のみんなからは「育てやすそうだね」「じっとしているし困らないね」と言われるけれど、わたしは保育士の経験から、なんだろう?すごく気になる…と違和感が日に日に増していきました。
息子の発達が気になったわたしは、その後専門機関に行って息子の発達の検査をしてもらいました。
検査の結果は…
「得意・不得意はあるけどまだ小さいし様子を見ましょう。」
「園生活が始まったらまた変わりますよ!」
と言われてしまったんです。
子どもはそれぞれ成長スピードが違う。今はゆっくりでも、この子も園生活が始まったら変わる!と自分に言い聞かせるしかありませんでした。
いつか時間が解決してくれる。
いつか誰かがこの子を変えてくれる。
そう思いながら、できないことが少しでも減るように、何度も同じことをくり返し練習させていました。
園に行ったら困る、園生活でのんびりしすぎたら遅れてしまう、園での生活に遅れをとらないように…と私の心配はどんどん加速していきました。
ママの不安な気持ちはぼくのせい?
私の心配は当たっていました。園生活が始まると良くなるどころか、先生から
「一斉指示が通りません」
「みんなのペースについてこれません」
「他の子どもたちができるようになってきたので、目立ってきています」
と指摘を受けるようになりました。
園の先生は対応に困って息子の様子を共有してくれています。けれど、私自身どうしていいのかわからないまま。
「今日も先生に何か言われるんじゃないか…」と思うと、お迎えに行くのが怖くて嫌でたまらなくなっていきました。
そんなわたしの不安に気づいたのは、息子本人でした。
息子は
「ぼくのせい?」
「僕ができないから?」
と聞いてきました。僕が悪いんだ、ママの心配の原因は僕なんだと思わせてしまったんです。
そうこうするうちに息子はできていたこともしなくなりました。
わたしは息子が何を思っているのかも、何を考えているのかもわからなくなってしまいました。
3.辛いわたしの子育てに初めて小さな光が見えました
専門機関でも「様子を見ましょう」という答えに、わたしは何をしたらいいのかも分からず、ひたすらネット検索を繰り返す日々でした。
何を見ても、何を調べても方法や解決策が見つからない。途方に暮れている時に見つけたのがパステル総研の記事でした。
記事を見てびっくり。「これ、うちの息子だ!」
見つけた瞬間、涙が止まりませんでした。
息子と同じ困りごとに対して、具体的にどんな方法で関わればいいのかまとめられていたんです!
もしかしたら何か変わるかもしれない!
ずっとずっと出口のないトンネルを歩き続けるわたしの子育てに初めて小さな光が見えたんです。
そしてわたしは、発達科学コミュニケーション(発コミュ)を学ぶことを決めました。
4.不器用だった息子がいつしか製作が得意になった
発コミュを学び、息子への声かけを始めるとその変化には驚きました!
自分から何もしない超のんびりやの息子が、朝起きてパジャマを脱ぎ始めたんです!
それだけじゃありません!4歳まで自分からクレヨンを持たなかった息子が、紙とクレヨンを持ってきて絵を描きはじめたんです。
「不器用ですね。」と、どこに行っても言われていた息子が園での製作を褒めてもらえるようになり、いつの間にか「作ったり描いたりが得意だね」と言われるようにまでなりました。
わたし自身も、うまくいった対応を園の先生に具体的に伝えられるようになり、今ではみんなと一緒に動くことができるようになりました。
発コミュに出会い、声かけ・対応を変えることで息子の隠れた力を見つけられるママになれました。おかげで少しずつ子育ての不安がなくなっていきました。
これからのわたしの夢は、元保育士&ママだからこそ伝えたい!
お家も園も子どもが過ごしやすい居心地の良い場所をつくる!ママがお子さんの困りごとに気づき、お家と園でサポートできるように園とお家の架け橋になりたいと思っています。
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