パステルキッズの習い事や塾での悩みの1つに子どもと先生の相性があげられます。お子さんと先生の相性はいかがですか?発達の特性も個性もひとりずつ違うので先生選び難しいですよね。そこで、習い事の先生の選び方のコツをお伝えします。
【目次】
1.習い事の先生の選び方はどうしたらいい?
スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋といいますが、この時期になると習い事も取り入れているご家庭も多いのではないでしょうか。
受験生を抱えているご家庭では塾通いも本番になってきますよね!
習い事や塾での悩みの1つは子どもと先生の相性!
もちろん、お子さん一人ひとり発達の特性も個性も違うので先生選びも違うのですが、発達を専門とする私からすれば「先生選びの基本」があります。
今回は、どんな先生を選べばいいのか?についてお話ししますね!
習い事って、本来は好きなものや好きになれそうなものを選んで習い始めるのが一般的です。
サッカーが好きだからサッカーを習う。
ダンスが楽しそうだからダンスを習う。
それなのに、どうして習い事に行きたくなくなったり、すぐに辞めたくなったりするのでしょうか?
多くの場合は、つまらないから!です。
なぜ、好きなことなのに、本来は楽しいことなのに、つまらなくなるんでしょうか?
友達関係などももちろん関係するのですが、やっぱり一番は先生のダメ出しが多すぎるからです。
先生としてはダメ出しをしているつもりはなく、その子を成長させるために「もっとこうした方がいい」とアドバイスをしている感覚だと思います。
それは当然と言えば当然なのですが、子どもからすれば、残念ながら、ただのダメ出し。 耳の痛いアドバイスをありがたいと感じるにはまだまだ人生経験が足りません。
もちろん、日本一、世界一を目指すような意識ならば、日々のダメ出しにも耐えられるかもしれません。
ですが、得意なこと探しやスキルアップを目指す習い事では毎回のようにダメ出しをされるとつまらなくなってしまいます。
特に、学校やお家でもダメ出しされ続けいている発達障害&グレーゾーンの子(パステルキッズ)なら、なおさらです。
では、どうすればいいか?
脳が伸びるには、法則があります。
私流に言えば、「楽しい→難しい→楽しい→難しい→」を繰り返すことです。
ですから、私のオススメはマル(〇)を出し続ける先生です。
出来ていることを肯定しながら、次の課題を与えてくれるので、「楽しい→難しい」のサイクルに入って上達も早くなり、子どもの発達も加速します。
難しいことに挑戦している間も、出来ている所までしっかり認めてくれるのでその習い事の「面白さ」が伝わります。
ところが、ダメ出しをし続ける先生は、どんなに正しいことを言っていても、「つまらない→難しい→つまらない…」のエンドレスになるので上達もしにくくなります。
だから、オススメしないのはバツ(ダメ)を出し続ける先生です。
つまり、お子さんの脳を発達させたいなら、習い事の先生選びの基本は、バツ(×)を出し続ける先生よりも、マル(○)を出し続ける先生がオススメです!
「経験」を目的に習い事をするなら、戦う相手は「自分」だからです。
子どもが「自分に落胆しないように」「つまらなくならないように」上手に導くことが得策です。
パステルキッズのママは、マルを出し続ける先生との出会いを大切になさってくださいね!
こうやって読んでくると、次の疑問が湧いてきませんか?
2.強豪チームにいる場合はどうすればいいの?
トップを目指す習い事でも考え方は同じなのでしょうか?
大会で優勝したい! 日本一になりたい! 海外で勝負したい! 職業につなげたい! この場合、戦う相手は「自分」ではありません。
もちろん自分とも戦うのですが、自分とだけ戦っていても勝てません。
「勝負」を目的に習い事をするなら、戦う相手は「他人・ライバル」です。
そうなると、バツ(×)を出し続ける先生よりも、マル(○)を出し続ける先生がオススメという習い事の先生選びの基本は、どうなるのでしょうか?
私の考えでは、基本の考え方は同じです。
強豪だからと言って、先生が、子どもたちに対して乱暴に接していい、という事はありません。
ですが、ライバルに勝つためには、本人のペースに合わせてばかりもいられない。
少々厳しいことも耳の痛いことも言わなければならない。そんな状況は山のようにあります。
例えば、オリンピック選手になるようなスポーツ選手がいますが、その中には2〜3歳からコーチに叱られ続けている子もいます。
選手によっては、コーチが「親」という場合もあります。 ご存知のように、マルを出し続けているコーチばかりではありません。
では、ここで1つ問題です。
なぜ、有数のスポーツ選手はボロクソに叱られ続けても、折れずに成長し続けられるのでしょうか?
普通なら心が折れたっておかしくないのになぜ強く育っていくのでしょうか?
才能があるから?強い心が備わっていたから?みなさんも考えてみてください。
もしも、この問いの答えを持たずにお子さんを叱っているのならば、接し方を一度考え直すことをお勧めします!
子どもを褒める軸、叱る軸。持っていますか? 正解はないかもしれません。私の考えが正しいとは限りません。
ですが、お母さんや先生には自分の考え方の軸は持っていて欲しい。
それが子どもの脳の発達に繋がりますよ。
3.パステルキッズの習いごとが広がる!
ここまでの話で先生の選び方の基本はわかったけど、習い事の先生にきちんと理解してもらえるかな〜?という心配が尽きませんよね。
「集中力がありませんね」「みんなと同じようにできませんね」と、楽しいはずの習い事も、先生次第で「行きたくない所」になっていまいます。
習い事でのパステルキッズの受け入れは、学校よりも、さらにハードルが高いのが現状です。 文科省からの指導もないので、習い事の先生に発達障害を学ぶ義務はありません。
だけど、実際には、パステルキッズが習いに行くわけなので、子どもと関わる先生には皆、知識と技術を習得してほしいと願いたくなります。
ところが、特別支援教育を専門的に学ぼうとすると、普通は大学しかありません。
4年間、数百万円をかけて学んで習い事を開業する人は普通いません。
本来なら、学年も、特性も関係なく、学べる場所であるはずの「習い事」。
学校が好きな子も、行きしぶりがある子も、学校に行ってない子も、どんな子どもも自由に学べる良さがあります。
その習い事を私は、自分でプロデュースしたい!と考えています。
どうですか?
発達科学ラボらしく、脳が伸びる習い事がオンラインで学べる場所だったら!
その先生たちがみんな、発達科学コミュニケーションを学んで正しい接し方ができる先生だったら!
発コミュを使って教室に来る子どもたちに接すると、子どもたちの意欲も行動もガラッと変わります。
先生にむやみに叱られず、間違った対応をされず、習い事で傷つかない環境を作って行きたいと思っています!!
発コミュを学んで、自分の子育てを立て直し、そして習いごと教室を開業してパステルキッズを受け入れたい! という人に、子育てと、習い事スクールの起業の仕方の両立を教えます。
ただし、私がプロデュースする習い事は普通の習い事ではありません。
今あるような普通の習い事教室は開きません。
本当に脳が育ち、そして、子どもが未来を支える人財になるための教育をする場所にします!
私のアイデアを形にして、親子の習い事教室を起業したい人を募集したいと思います。
唯一無二の習い事教室を作りましょう。 困っているお母さんたちからきっと頼りにされると思いますよ!
もっと詳しく知りたい人はこの本を読んでみてください。
ダウンロードはこちら ▼ ▼
https://www.agentmail.jp/ln/10/3/37259/576079/2417922/2/
子どもを発達させながら、習い事スクールの起業も叶う情報を届けています!
執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)