「うちの子やる気がなくて…」と悩んでいるお母さん必見!漫画『ドラゴン桜』の指南役として有名な親野智可等先生の著書『どんな子でもぐんぐんやる気が育つ親の力』をご紹介します!子どものやる気スイッチを押せる「親の力」を身につけましょう! |
【目次】
1.うちの子やる気がない…と思っていませんか?
2.子どものやる気から育つ力
3.「紙勉(かみべん)」で遊びを学びにつなげる親の力
1.うちの子やる気がない…と思っていませんか?
子どもにやる気がなくて悩んでいるお母さんは多いのではないでしょうか。
「やる気スイッチはどこにあるの!?あるならスイッチ押してあげるのに」
そう思っているならチャンスです!
漫画『ドラゴン桜』の指南役として有名な、親野智可等先生の著書『どんな子でもぐんぐんやる気が育つ親の力』を参考にして、子どものやる気スイッチを押せる「親の力」を身につけましょう。
なぜ子どもにやる気がないと思ってしまうのでしょうか?
親野智可等先生の著書には、子どもを見ていると、大好きな虫を捕まえてみたり、行ってみたい場所や見たいものにむかってしょっちゅう動き回ったり、“常にやる気満々です”と書かれています。
さらに、“やる気がないように見えるとしたら、それは、「やりたくないのに無理矢理やらされているから」”と言っています。
そう、親の思う「やる気」と子どもの「やる気」にギャップがあるのです!
親は勉強や身につけて欲しいマナーなど、親の望むことをしていない子どもを見て「やる気がない」と思っているのですね。
2.子どものやる気から育つ力
そんな子どもの好きなことばかりにやる気があってもダメなんじゃ…と思っちゃいますよね。でも大丈夫なんです!
親野智可等先生が紹介する子どものやる気から育つ力の中から2つをご紹介します。
① 自主性
自分がやりたいことを思いきりやれる体験を小さい頃から積んでいくと、やりたいことをどんどん見つけられるようになります。
大人になったとき、この力が自分がやりたい道を切り開いて行く力となります。
② 自信
自分がやりたいことであれば、自然と集中力が身につきます。
「集中力あるね」「根性あるなあ」と声をかければ、自信につながり、さらに熱中して極めれば誰にも負けない一番得意なことができます。これが子どもの自信となります。
どうでしょうか?この2つ、子どもに身につけて欲しいと思いませんか?
発達障害グレーゾーンのお子さんや、ちっとも言うこと聞いてくれない、というお子さんであれば、日頃できて欲しいことができなくて、叱ってしまうことも多いかもしれません。
でも少しだけ、できないことには目をつぶってあげて、子どもが好きなことに注目して話しかけてください!
「このゲーム上手だね!お母さんが○○くんみたいに上手になるにはどうしたらいい?」
「虫取りの達人だね!」
「マンガこれ全部読んじゃったの!?集中力あるね~」
やりたいことに熱中しているのであれば見守ります。
そして、図鑑を買ってあげたり、イベントに連れて行ったりするなど、さらに熱中できる手助けをしてあげてください。
これこそがやる気スイッチを押せる「親の力」です!
3.「紙勉(かみべん)」で遊びを学びにつなげる親の力
最後に応用編「紙勉(かみべん)」をご紹介します。これは紙に書くことで学びを深める学習方法です。
もちろん題材は子どもがやる気になる熱中できる好きなこと!!
昆虫が好きなら昆虫の名前や種類を書いたり、写真を撮って貼ったりします。
「何を食べるの?」
「どんな場所にすんでるの?」
など親が質問したりもして、子どもに楽しく書いてもらいましょう!
好きなことなら文字も丁寧に書いてくれるかもしれないし、苦手な漢字も頑張って使おうとするかもしれません。
書く力、まとめる力、発表してもらえばプレゼン能力も付くかもしれませんね。
「もっとこうしたほうが…」と思うこともあるかもしれませんが、口出しはぐっとこらえて子どもの考えを尊重してたくさん褒めてあげてくださいね!
「褒め」は発達科学コミュニケーションにも共通する、最大の「親の力」ですよ!
執筆者:広路貴代江
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)