体幹が弱い発達障害の子が継続して体を鍛えられる”遊びながらトレーニング”

体幹が弱い発達障害を持つ子どものことで悩むママもいるのではと思います。私も子どもが入学してからの困りごとのひとつが体幹が弱いことでした。そこから発達障害のことを学び、体幹が弱い原因や改善に役立った遊びやトレーニングを紹介します。
 

【目次】

1.体幹が弱い発達障害の子が入学時にいきなりぶつかった壁とは?
2.体幹が弱い子と発達障害の密接な関係
3.体幹が弱い発達障害の子におすすめの”遊びながらトレーニング”

 

1.体幹が弱い発達障害の子が入学時にいきなりぶつかった壁とは?

 
 
桜の開花が始まり、入学や進級はもう直ぐ目の前です!
 
 
この頃になって思い出すのは、新三年生になる長男が小学校に入学した頃のことです。
 
 
入学時から現在も支援級に入ってる彼ですが、入学前・入学当初に指摘されていたのが体幹が弱いことでした。
 
 
・座ってて姿勢が保てず崩れてしまう
 
・ランドセルが重くて通学途中に捨てて行こうとする
 
・落ち着きがなく集中力が10秒も持たない
 
 
未就園児のころは少食偏食で、集中力が切れやすいこともあって体の線も他の子に比べてとっても細い子どもです。
 
 
支援級に入れたことをきっかけに、あまり向き合おうとして来なかった発達障害のことを調べ始めました。
 
 
入学後に通院を開始して、自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠如・多動性障害(ADHD)と診断されました。
 
 
さらには発達検査で知的境界域である事も発覚…。
 
 
 
 
“生きづらさを軽減するために今のうちからできることはないのか?”
 
 
と、ネットサーフィンする中で、このパステル総研に辿り着いたのでした。
 
 
そこから発コミュを知って学び、現在に至ります。
 
 
さて話を戻して、体幹が弱いという困りごとが発達障害の子に出やすいのは何故か?
 
 
そしてあれからもうすぐ2年。
 
 
彼がやってきた遊びやトレーニング、息子の現在の姿をお伝えしますね。
 
 
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2.体幹が弱い子と発達障害の密接な関係

 
 
体幹が弱い息子の発達障害の特性のひとつであるADHDには大きな特徴があります。
 
 
それはじっと座っていること・立っていることが難しいことです。
 
 
フラフラ・そわそわしている姿は、一見すると体幹が弱いようにも見えますが、ADHDの特性からくる行動の可能性もあります。
 
 
また、発達障害の特徴として「感覚過敏」「感覚鈍麻」というものがあります。
 
 
ある感覚を過剰に感じてしまったり、逆に全然感じなかったりする特性です。
 
 
感覚鈍麻がある場合、自分の好きな刺激を求めて体を揺らす動きをすることがあります。
 
 
感覚過敏は、刺激を非常に強く感じるため、刺激が強い環境だと落ち着かずに体を動かしているということも考えられます。
 
 
感覚には、視覚・味覚・嗅覚・触覚・聴覚のいわゆる五感のほかに、固有受容覚と前庭覚のあわせて7つの感覚があります。
 
 
固有受容覚とは、自分の体の位置や動き、力の入れ加減などを感じ取る感覚です。
 
 
この感覚があることで、自分の体がどういう状態になっているのかがわかるのです。
 
 
そうして無意識にバランスを取っているので自分の体を止めたりふらつかず安定させることができます。
 
 
 
 
これらの感覚が未熟であることが自分の体をコントロールして動かすことを難しくさせています。
 
 
結果、姿勢が保てない、体幹が弱いことに繋がっているのです。
 
 
発達障害を持つ子ども達は、あらゆる感覚の発達に偏りが見られることが多く、さまざまな困り事を抱えています。
 
 
しかし、これらの感覚は子どもが成長していく過程で少しずつ発達させていくことができるんです!
 
 
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3.体幹が弱い発達障害の子におすすめの”遊びながらトレーニング”

 
 
長男は現在も体の線は変わらず細いままですが、徐々に姿勢を保てるようになってきています。
 
 
話を聞こうと先生の方を注視する瞬間も見られるようになったそうです。
 
 
彼が体幹が弱いことを克服するために、この2年間で学校と家庭で実践した事をいくつか紹介したいと思います。
 
 

◆縄跳び・大縄跳び

 
 
毎年冬休みが明けると、長男の小学校では大縄の8の字大会が行われています。
 
 
クラスごとでの対決で、暇さえあれば大縄跳びの練習をする姿があちこちで見られました。
 
 
その流れで授業の中でも体育の時間などに縄跳びをするようになりました。
 
 
縄跳びの動きでは、縄を肩や胸を使って回し、腹筋を使って跳びます。
 
 
この全身を使う有酸素運動によって体幹が鍛えられるのです。
 
 

◆トランポリン

 
 
縄跳びに苦手意識がある子でしたら遊び感覚で取り組めるトランポリンがおすすめです。
 
 
我が家では廃棄予定だったマットレスがトランポリン代わりとなっています。
 
 
壁には高さごとに点数が書かれた紙を貼って、制限時間1分で何点取れるか挑戦しています。
 
 
トランポリンは室内でもできるので天気が悪く外遊びできない日も思いっきり遊べて便利です。
 
 
 
 

◆サイクリング

 
 
ペダルを踏み込む反対側の脚をお腹に引きつける動き。
 
 
これが体幹の中でも太ももと背骨をつなぐ腸腰筋と呼ばれる大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉を鍛えることができます。
 
 
それらを鍛えることで、体のバランスや姿勢がよくなるのです。
 
 
また下っ腹が出るのを防ぎ、ヒップアップ効果もあります。
 
 
サイクリングに付き合う私たちにもメリットがありますね。
 
 

◆もうすぐ3年生になる長男の様子

 
 
長男が通う支援級では、行事がある日以外は毎日2限目に体を動かしています。
 
 
晴れたら校庭外周を6周以上ランニング、雨が降るとYouTubeをみながらダンスやエクササイズ、筋トレなどをやっています。
 
 
2年生の秋頃までランニングは途中で歩いてしまうことも多かったようですが、最近は最後まで歩かず完走することができるようになりました。
 
 
先日はクラスで短距離走で1位になった事も嬉しそうに報告してくれましたよ。
 
 
まだまだ体幹が弱いことは課題でもあるし、伸ばせるところだと思うので、引き続き取り組んでいきたいと思います
 
 
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執筆者:すぎたなお
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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