ママにだけわがままなのはなぜ?素直な子どもに育つためにやってほしい2つの対応

 

お子さんが、ママにだけわがままばかり言う!と困っていませんか。パパの言うことは聞くのに、なぜ?!この場合、反抗期になって親子関係が悪化するリスクがあります。ママにだけわがままな子が素直な子に育つために、やってほしい2つの対応をお伝えします。
 

【目次】

1.ママにだけわがままな子?!
2.パパの言うことを聞いていたのは小さい頃だけだった
3.子どもがママにだけわがままを言う理由
①人間の本能
②外では「いい子」、信頼できるママにだけ発散する
③安心の確認
4.ママにだけわがままな子が素直に育つためにやってほしい2つの対応
①5分でもいいからしっかり話を聞いたり、遊んだりする
②さりげないスキンシップ

 

1.ママにだけわがままな子?!

 
 
お子さんが、ママにはわがままばかり!ママの言うことだけ聞かない!と困っていませんか。
 
 
パパの言うことは聞くのに…
 
 
お世話しているのは私なのに、パパはいいとこ取り…
 
 
学校ではいい子なのに、お家では荒れ放題…
 
 
これではママは悲しくなってしまいますよね。
 
 
 
 
ママだけ子どもに舐められている、と感じる人もいると思います。
 
 
でもそれは、そもそも子どもをコントロールするという上下関係で見てしまっています。
 
 
「人や命に危険があること」と「法や道徳に触れること」の許しがたい行動は、毅然とした態度で、叱る必要があります。
 
 
これに対して、誰も傷つかないけれど、ママがイライラするだけの子どもの行動は、コントロールしようと思わないことが大事です。
 
 
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2.パパの言うことを聞いていたのは小さい頃だけだった

 
 
実は私もずっと、子どもにわがままばかり言われる、言うことを聞いてもらえないママでした。
 
 
でも子どもは、パパの言うこと・ばあばの言うことは聞いているという状態でした。
 
 
夫には、「ママは子どもになめられている」
 
姑には、「ママは甘いんだよ」
 
 
と言われ、大人にもバカにされた気分。母親としての自己肯定感は下がる一方でした。
 
 
 
 
ところが、反抗期になった子どもたちは、私よりも夫や姑に対して激しくぶつかりました。
 
 
どうやら、小さい頃にパパの言うことを聞いていたのは、パパが怖いから聞いていただけっだったのです。
 
 
「怖いから言うことを聞く」それが通用するのは小さいうちだけだったのです。
 
 
今、パパにはわがままを言わない、言うことを聞いているからといって、いつまでもそうとは限りません。
 
 
時期がくれば、子どもは反抗的な態度になります。
 
 
パパの態度によっては、我が家のように思春期・反抗期になって親子関係が悪化するケースがあるので要注意です。
 
 

3.子どもがママにだけわがままを言う理由

 
 
そもそもなぜ子どもはママにだけわがままを言うのでしょうか?3つの理由があります。
 
 

◆①人間の本能

 
 
ママだけに甘える。これは、人間の本能が関係しています。
 
 
ママには安心して受け入れてもらえるから、甘えることができ、わがままも言えるのです。
 
 
子どもは相手によって対応を本能的に使い分けているんです。
 
 
赤ちゃんは、いつもお世話をしてくれる人、そうでない人を見分け、知らない人への不安を感じ、自分を守ってくれる相手かどうか認識し、見分けていると言われています。
 
 
 

◆②外では「いい子」、信頼できるママにだけ発散する

 
 
学校や外ではできていることが、おうちに帰った途端できなくなる子もいます。
 
 
それはおうち以外で、頑張りすぎている証拠。。
 
 
よその人の前では「いい子」の状態は、子どもなりにすごく頑張っているのです。
 
 
その緊張感が解ける相手、一番信頼できる相手がママであり、子どもはそれまでの緊張感を発散しているのです。
 
 

◆③安心の確認

 
 
ママだけにわがままを言う=ママが安心できる存在であることの確認行為です。
 
 
どんなにわがままを言っても、包み込んでくれる、受け止めてくれる存在なんだということを子どもは理解しているんです。
 
 
絶対的な安心感があるからわがままが言えるんです。
 
 
 
 
子どもがわがまま放題だとママはイライラしますが、甘えられる相手として信頼されている証拠と思ってください。
 
 
なんだかんだ言って子どもはママのことが大好きなんです。
 
 
そんなママにだけわがままな子、言うことをきかない子が、素直な子に育つためにやってほしい2つの対応があります。
 
 
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4.ママにだけわがままな子が素直に育つためにやってほしい2つの対応

 
 
わがままを言う、言うことをきかない子にこそやってほしいことがあります。
 
 

◆①5分でもいいからしっかり話を聞いたり、遊んだりする

 
 
忙しい時間帯に限って「聞いて聞いて〜」「ママあれやろう〜」ってなるので、ママも「ちょっと待って」となりますよね。
 
 
それが続くと、子どももだんだん不機嫌になるものです。
 
 
ほんのちょっと手を止めて、5分でもいいから話を聞いたり、遊んだりしてみてください。
 
 
これが、その後のお子さんの気持ちを安定させることにつながります。
 
 
また、時間を取れるときには、トランプやオセロ、UNOや人生ゲームなどワイワイ楽しめるボードゲームがお勧めです。
 
 
アナログな遊びがお勧めですが、ゲーム好きな子は一緒にゲームをするのも良いでしょう。
 
 
ポイントはママも心から楽しんでしまうことです!
 
 

 
 

◆②さりげないスキンシップ

 
 
ハイタッチ、肩ポン、マッサージもおすすめです。
 
 
一緒にゲームをしたり、テレビを見たり、YouTubeを見ながらのスキンシップもいいです。
 
 
ちょっとしたことをこまめに入れるだけで効果絶大です。
 
 
このようにママが安全地帯となることで、子どもが信頼感と安心感が感じられると、気持ちも安定していきます。
 
 
それを積み重ねると、素直に動ける力が育つのです。
 
 
今はママにわがままばかりを言っていても、言うことを聞かなくても、ママがこの2つの対応をしていけばきっと素直な子に育っていきますよ!
 
 
 
 
 
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執筆者:宮田かなこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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