ADHD女子のドタバタと足音がうるさいことにお困りのご家庭は必見です!落ち着きがない女の子がワクワクするごっこ遊びで発達障害の足音うるさい問題が解決し、静かに動けるお作法まで学べちゃう秘策をご紹介します。
【目次】
1.ADHDのドタバタと足音がうるさい問題
2.落ち着きがないADHDっ子の多動性と聴覚の弱さ
3.ADHD女子が静かに動けるようになるごっこ遊び
①バレエごっこ
②くのいち(忍者)ごっこ
③プリンセスごっこ
2.落ち着きがないADHDっ子の多動性と聴覚の弱さ
3.ADHD女子が静かに動けるようになるごっこ遊び
①バレエごっこ
②くのいち(忍者)ごっこ
③プリンセスごっこ
1.ADHDのドタバタと足音がうるさい問題
いつも落ち着きがなくて、家の中でもドタバタと足音が騒がしい。そんなお子さんにお困りではありませんか?
我が家の5才の娘は、衝動的に走り出したり、ドスドスと大きな足音を立てて走ったりします。飛んだり跳ねたりするのも好きでとにかく騒がしいです。
我が家はマンションの4階に住んでいるのですが、家の中でも足音がうるさく騒がしいので、足音対策に厚めのプレイマットを家中に敷き詰めています。
そのような対策をしていたのですが、古くなったマットを買い替えようと取り外していたときに、下の階の住人の方から注意をされてしまいました。
その後急いでプレイマットを敷きなおしましたが、娘の衝動的な行動は急に治まるものではないので、また注意されるのではないかとひやひやしながら暮らしていました。
2.落ち着きがないADHDっ子の多動性と聴覚の弱さ
注意欠如多動性障害(ADHD)の特性を持った人には、本人の意思では抑えられない衝動性(衝動的に動く)や多動性(落ち着きなく動き回る)があります。
また、ADHDに限らず発達障害傾向の子どもは聴覚が弱いことが多いです。
「聴覚が弱い」とはどういうことかと言うと、聴覚が過敏だったり敏感だったりすることで、人の声が聞こえすぎてうるさく感じたり、聞きたいことを選別できずに何を言っているか分からない状態を言います。
自分の声や足音など自分が出している音にも鈍感で、大きな音を出していることが認識しずらいことがあります。
これらの特性は脳の発達が未熟なことが原因なので、特性の程度には個人差がありますし、脳が発達すれば落ち着きます。
そうは言っても、身体が大きくなり体重も増えた子どもが、家の中で騒がしくするのを気にして暮らしているお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、我が家の娘が小さな足音で、静かに動けるようになった秘策をご紹介します!
3.ADHD女子が静かに動けるようになるごっこ遊び
ADHDキッズは楽しいことが大好きです。その特性を活かして、ドタバタ騒がしい娘が静かに動けるようになり女の子のお作法も習得できてしまう秘策がこちらです。
◆①バレエごっこ
活発なADHD女子に有効な策その1です。娘はバレエの真似っこが好きなのですが、いつもの足音でやってしまうと確実に下の人から苦情が来てしまいます…。
そこで、娘と一緒にバレエの基礎動画を観て姿勢や基本動作の真似をして、静かにつま先から着地をするジャンプを身体で覚えました。
そうすると、普段も「バレエのように」と言うと姿勢はピンとして、静かにジャンプできるようになりました。
姿勢がキレイになるメリットもありますし、親の運動にもなるのでお勧めです!
◆②くのいち(忍者)ごっこ
活発なADHD女子に有効な策その2です。忍者ごっこは男の子向けかなと思ったら、活発なADHD女子にも有効でした。
こちらが「シー!敵がいるでござる」とささやき声で言うだけで、話し声も足音も、途端に静かになる即効性のある技ですよ!
◆③プリンセスごっこ
最後にその3、プリンセスごっこです。活発な子には不向きかなと思いきや、そこはやっぱり女の子です!
活発な娘は9歳の兄と戦いごっこをするのも好きなのですが、ドレスを着てなりきるプリンセスごっこも好きなんです。
プリンセスになっている時は、
「プリンセス、あちらへ参りますよ」
などと私が執事役になって盛り上げてあげると、娘はプリンセスになり切ってしゃなりしゃなりと静かに歩いてくれます!
プリンセスならではの美しいたたずまいやおだやかな話し方などもあわせて真似してみると、女の子のお作法も習得できる楽しい取り組みです。
このようにごっこ遊びを通して静かに動くことができたら、思わず褒めてあげたくなりますよね。
ここが大事なポイントです!どんどん褒めていきましょう!
子どもは褒められるとその行動をまたやりたくなりますので、ごっこ遊びのときだけでなく静かに動くことを体が覚えていき、定着していくのです。
以上、我が家のADHD女子が楽しみながら静かに動くごっこ遊びの秘策をご紹介しました。同じようなお悩みを持ったお父さん、お母さん、ぜひ試してみてくださいね!
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執筆者:大谷聡志
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)