無気力な不登校児が家で楽しくパワーを貯める!行動を習慣化させる秘密のワークとは?

 

ゲームとYouTube三昧の不登校生活にも飽きているのにダラダラとやる気のない子どもにイライラしていませんか?今回は動きたくても動き出せない無気力の理由と、家の中でもで親子で楽しみながら自信を貯められるアクションチャートをご紹介します。
 

【目次】

1.YouTube・ゲーム三昧の無気力な不登校生活に飽きてきたけど、ダラダラ生活から抜け出せない
2.動き出したいのに動けない無気力な状態ってどんな状態?
3.外出しない不登校生活でも家の中の成功体験で自信を回復
4.無気力とさよなら。親子で楽しみながら自信を貯めるアクションチャート
①子どもが毎日取り組みたい行動を5つ決める
②3段階のご褒美を決める
③決めた行動と行動の完了チェックができる表を作成
④行動できたらスタンプやシールでチェックをし毎日集計
⑤1週間の獲得ポイントを集計ご褒美をゲット

 

1.YouTube・ゲーム三昧の無気力な不登校生活に飽きてきたけど、ダラダラ生活から抜け出せない

 
 
我が家には自閉症スペクトラム(ASD)傾向で繊細気質の小学2年生の息子がいます。
 
 
小学1年生の6月から不登校となりました。
 
 
学校に行かずに家で過ごす毎日は、
 
・なんでもママやって
・YouTubeやゲームばかり
・外出をせず自宅にこもりっきり
 
 
一人でしていたことも、できていたこともしなくなり、活動量も減っていき、こんな無気力な状態がいつまで続くのだろうかと不安が増すばかりでした。
 
 
外出もしない二人きりの不登校生活で、どうやって子どものやる気を引き出して活動量を増やしていけばいいのか悩む日々でした。
 
 
 
 
そんな引き籠り生活が8か月程経った頃、大好きなYouTubeを見てもゲームをしても「ひま」と言うようになりました。
 
 
これは子どもが何か他のことをしたいというサイン!とばかりにこちらから外遊びや工作、お菓子作りなどの活動に誘ってみました。
 
 
けれども子どもからの反応は
 
・やだ
・めんどくさい
・そんなのつまんない
 
私が期待した言葉とは間逆の無気力な言葉が返ってきました。
 
 
何かやりたいと思っているはずなのにどうして?
 
 
せっかく他に目を向けようとしているのに、子どもにどんな関わり、どんなサポートをしたらいいのか分からずもどかしい気持ちでした。
 
 
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2.動き出したいのに動けない無気力な状態ってどんな状態?

 
 
不登校になっている状態はどんな状態だと思いますか?
 
 
不登校になっている状態は学校などの集団生活でストレスを貯めて自信をなくし、子どものエネルギーが不足している状態、またはエネルギーが無い状態です。
 
 
動き出すエネルギーがなく、家にいる事を好み、多くの場合ゲームやYouTubeといった自分だけの楽しみに没頭する傾向にあります。
 
 
この没頭している時期は周りから見ると無気力で不安になりますが、貯めこんだストレスを癒し、エネルギーを貯めている時期です。
 
 
ストレスがなくなりエネルギーが貯まると、我が家の息子のように「ひま」と言ったり、外に目を向けるようになってきます。
 
 
 
 
活動を始める時期で本人も活動したいのですが、発言とは裏腹に口ばかりで行動せず周りから見るとやる気がなさそうに見えてもどかしさを感じます。
 
 
なぜなら、人は急に動けないからです。脳は急に動けないといった方がいいかもしれません。
 
 
特に発達グレーゾーンの子ども達は、人一倍ネガティブな思考を貯めやすく、不安を抱えやすい特性を持っています。
 
 
活動したいけれどこれまで活動しなかった分、新しく活動を始めるには不安があって動き出せない、つまりエネルギーが貯まってもそれを使うエンジンのパワーが足りない状態です。
 
 
エンジンを使うパワーが足りず、すぐに動き出せないのです。
 
 

3.外出しない不登校生活でも家の中の成功体験で自信を回復

 
 
ではエンジンを動かすパワーはどのように貯めれば良いのでしょうか?
 
 
エンジンを動かすパワーは「自信」です。自分で「できた!」という成功体験が子ども達の自信となりエンジンを動かすパワーとなります。
 
 
・だらだらして動こうとしない子どもにどうやって成功体験を積ませれば良いの?
 
・家の中でいつも同じルーティンの中で成功体験なんて無理
 
 
と思っていませんか?
 
 
 
 
だらだらして動こうとしないからこそ、まずは家の中で小さな成功体験を積んでいくことが大切です。
 
 
発達科学コミュニケーションではママが指示出しをせずに自発的に行動をさせて成功体験を貯めていくアクションチャートというワークがあります。
 
 
次項でこのアクションチャートについて詳しく解説をしていきます。
 
 
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4.無気力とさよなら。自宅で楽しみながら自信を貯めるアクションチャート

 
 
発達科学コミュニケーションの講座で学べる「アクションチャート」は子どもの楽しい!またやりたい!を引き出すゲーム感覚でできるワークです。
 
 
ママが指示出しすることなく、子どもに行動の習慣化を促せることがなによりの魅力!
 
 
毎日取り組みたい、習慣化させたい行動が実際にできたらスタンプやシールでポイントを貯めていきます。
 
 
1週間をひとつのサイクルとして集計をし、獲得したポイントのランクにあったご褒美が貰える仕組みになっています。
 
 
アクションチャートのワークシートの具体的な作成方法と活用方法は次の通りです。
 
 

◆①子どもが毎日取り組みたい行動を5つ決める

 
 
子どものレベルに合わせて行動の個数は調整します。必ずポイントがゲットできるように子どもが喜んでする行動を混ぜる事がポイントです。
 
 
アクションチャートは単なる「やることリスト」でも「時間割表」でもありません。
 
 
息子の場合、YouTubeやゲーム以外の遊びや運動を習慣化させたいと思ったので、
 
 
・腕相撲
・じゃんけん
・トランポリン
・かけっこ
・腕立て伏せ
 
 
などを項目に入れることにしました。
 
 

◆②3段階のご褒美を決める

 
 
1週間の獲得ポイントに合わせて3段階のご褒美を決めます。お菓子、大好きなキャラクターグッズ、お小遣い、お出かけ…子どものテンションが上がるご褒美を用意いましょう。
 
 
・5~15ポイント ドーナツ
・10~25ポイント キャラクターグッズ
・25~35ポイント ゲームセンターに行く
 
 
これは我が家でのご褒美の例です。ご褒美は子どもが喜ぶものであることが大前提!喜ぶものでないと、行動を促すことはできないからです。
 
 

◆③決めた行動と行動の完了チェックができる表を作成

 
 
集計のサイクルは1週間です。土日はお休みなど休息日を設けたり、生活のサイクルに合わせてスタートの曜日を工夫してもOKです。
 
 
表は子どもと相談をして子どもが好む場所に貼りましょう。ママが指示出しをせず自分で見て行動をするポイントになります。
 
 
我が家は冷蔵庫に貼りました。食事の際に必ず見るし、毎日の習慣で寝る前に牛乳を飲むときに気が付いて、寝る直前にやったりすることもありました。
 
 

◆④行動できたらスタンプやシールでチェックをし毎日集計

 
 
1回でもやったらOKです。トランポリンも1回でも飛べばOK。子どもが「やった」と言えばポイントゲットです。
 
 
できなかったことはスルーし、×もつけません。「〇ポイントゲットだね!ドーナツまで〇ポイントだね」とできたことだけに注目をして声掛けをします。
 
 

◆⑤1週間の獲得ポイントを集計ご褒美をゲット

 
 
1週間の獲得ポイントの集計して、事前に設定していた獲得ポイントに合ったご褒美をゲットです!
 
 
 
 
不登校になってから家からでる機会が減っていましたが、子どもが決めたご褒美を買うために買い物に出かける場面もありました。
 
 
ゲームセンターに行くご褒美を設定して家族で遊びに出かけることもできました。
 
 
成功体験を作ろうと特別な環境を用意しなくても、身近にある子どもがやりたい事で小さな成功体験を積むことから始めてみませんか?
 
 
「できた!」と思える体験が、成功体験になります。子どもは「できた!」と思えることで、自分の行動に自信を持てるようになります。
 
 
そして自信がつくと「もっとやってみよう!」と自主的に行動するようになります。
 
 
動きたいけど動けないとウズウズしているお子さんの動き出すきっかけになると嬉しいです。
 
 
 
 
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執筆者:福原かおり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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