「何でもいい」が口癖の発達障害・自閉症スペクトラムの小学生が自分から「やりたい!」が言えるようになる秘策

 

何を聞いても「何でもいい」と答える発達障害のある小学生のお子さんにお困りではありませんか?自分から「やりたい!」と言い出すための、特性の理解と正しいコミュニケーション方法をお伝えします!
 

【目次】

 
 

1.何を聞いても「何でもいい」と答えるわが子

 
 
何を聞いても「何でもいい」っていうことありませんか?
 
 
毎日の生活の中で、
 
 
「何食べたい?」と聞いたら「何でもいい」
 
「どこ行きたい?」と聞いても「どこでもいい」
 
「何したい?」って聞いても「何でもいい」
 
 
と答えるわが子。
 
 
子どもの返答に困ってしまったり、イラっとしてしまったり、この子このままで大丈夫かしらと心配になったりしてしまいますよね。
 
 
 
 
わが家の小2の息子は発達障害・自閉スペクトラム症(ASD)で、小1の冬前から不登校になり、その後、完全引きこもり。
 
 
「これやりたい!」が全くありませんでした。
 
 
学校で何かあったのか、どうやってサポートすればいいのか悩む日々を過ごしました。
 
 
本来の息子らしさ、わがままを言う子どもらしさがなくなってしまったように感じました。
 
 
この状態は、脳の特性が原因だったのです。
 
 
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2.不登校で発達障害の小学生が「何でもいい」って答えるワケ

 
 
発達障害・ASDの子どもが「何でもいい」と言う背景には、いくつかの理由があります。
 
 

◆自信のなさの表れ

 
 
「何でもいい」という言葉の裏には、
 
「どうせ言っても叶わないから」
 
「どうせうまくいかないから」
 
という自信のなさが隠れていることがあります。
 
 
これは、自分の意見や希望が受け入れられない経験や、失敗を恐れる気持ちから来ています。
 
 

◆自分の気持ちを言葉にすることが苦手

 
 
ASDの子どもは、自分の気持ちや考えを言葉で表現するのが難しいことがあります。
 
 
特に、選択肢が多い場合やプレッシャーを感じる場面では、何を選べばいいか分からず「何でもいい」と答えてしまいます。
 
 

◆興味関心以外のことに対する無関心

 
 
ASDの子どもは、自分の興味関心のあることには強い集中力を発揮しますが、それ以外のことには関心を示さないことがあります。
 
 
このため、興味がないことに対して「何でもいい」と感じることがあります。
 
 

◆不安やプレッシャーの回避

 
 
正しい選択をしなければならないというプレッシャーや、敗することへの不安から、選択を避けるために「何でもいい」と答えることがあります。
 
 
 
 
何を聞いても「何でもいい」と言われると、親としては心配で将来が不安になりますよね。
 
 
でも、お母さんの関わり方を少し変えることで、子どもの「やりたい!」を引き出すことができるのです。
 
 
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3.不登校で発達障害・ASDの子どもの「やりたい!」を引き出す秘訣

 
 
発達障害・ASDの子どもの「やりたい!」を引き出すためには、日常の関わり方が大切です。
 
 
4つの秘訣をお伝えします!
 
 

◆① 日常で常に肯定する声かけをして自信をつける

 
 
当たり前のことも褒める習慣を持ちましょう。
 
 
当たり前のこととは、普段からできていること、そしてすでに終えたことです。
 
 
たとえば、
 
 
・朝起きたこと
 
・服に着替えたこと
 
・「いただきます」が言えたこと
 
・ご飯を全部食べたこと
 
 
大げさに言う必要はありません。
 
 
見たままを伝えてみてください。
 
 
感謝を伝える事も効果的です!
 
 
「靴をちゃんと脱いでくれてありがとう」 
 
「お皿を片付けてくれて助かるよ」  
 
といったことです。
 
 
子どもを肯定する言葉をかけることで、自信を持たせることができます。
 
 

◆② 子どもの好きを一緒に楽しむ、興味関心を示す

 
 
子どもの好きなことに興味を持ち、一緒に楽しむ時間を作りましょう。
 
 
たとえば、ゲームやユーチューバーなど、子どもが夢中になっているものを一緒に楽しむことで、コミュニケーションが増え、子どもも自分の好きなことを話しやすくなります。
 
 

◆③ あなただからできた!を強調する

 
 
子どもの成功体験を強調し、自信を持たせる言葉をかけることが重要です。
 
 
たとえば、
 
 
「牛乳が自分で入れられるようになったね」
 
「そんな高いところのものが取れるようになったね」
 
といった具体的な子どものできるようになったことを褒めることで、子どもは自分の成長に自信を持つことができます。
 
 

◆④ お子さんを信じる

 
 
お母さんの不安は子どもに伝染します。
 
 
お母さんが子どもを信じて待ってあげることが大切です。
 
 
「きっとできるよ」
 
「いつか必ずできるようになるよ」
 
 
という信じる気持ちを持ち続けることで、子どもも自分を信じることができるようになります。
 
 
 
 
お母さんが笑顔でそこにいてくれること、それが1番のお子さんの安心材料になります。
 
 
お母さんが笑顔でいることで、子どもは「ちょっとやってみようかな」「できるかも」「やりたい!」と思うようになりますよ!
 
 
怒りっぽくて、不安の強い子が「自転車乗りたい」と言ったときにおすすめの方法はこちらの記事をお読みください。
 
 
 
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♡小冊子のご感想
子どもの行き渋りにどう対応するのが正解か分からず困っていました。こちらの本を読んで、行き渋りが悪化する対応をしていたことに気付き、はやめに知れて良かったと思いました。また、どう対応したらいいのか、具体的な対応と声かけが書かれていたので、ありがたいです。今日から取り組んでみます。
 
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執筆者:林 花寿美
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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