【子どもの癇癪対応】止まらない癇癪がつらい時は安心の刺激でクールダウン

 

子どもの癇癪がなかなか止まらないと対応するママも、本人もつらいですよね。そんな時はお母さんからとっておきの安心の刺激をあげることで一気にクールダウンできます。暴れた脳を落ち着かせるための特効薬のご紹介です。
 

【目次】

1.癇癪が止まらなくてつらい!いつ声を掛けたら良いの?
2.癇癪を起したときの子どもの脳の状態
3.やってはいけない癇癪のNG対応
4.止まらない癇癪がつらいときのOK対応

 
 

1.癇癪が止まらなくてつらい!いつ声を掛けたら良いの?

 
 
子どもの癇癪がなかなか止まらなくてつらいとき、いつ声を掛けたら良いのか困りますよね。
 
 
癇癪で感情がコントロールできなくなった子どもには、イライラしたつらい気持ちに共感をして安心させてあげることで暴れた感情を鎮めることができます。
 
 
癇癪が止まらないときや、落ち着いたかなと思った時に声を掛けると
 
 
・逆なでしてしまってイライラがおさまらない
・怒りを大きくしてしまう
 
 
など、癇癪を長引かせたり、癇癪を大きくしてしまった経験はありませんか?
 
 
子どもが癇癪を起しているときは、外からの刺激を受け入れられない状態になっています。
 
 
けれども、お母さんのとっておきの安心の刺激だけは別物。愛情たっぷりの刺激を与えることで暴れた感情を一気にクールダウンさせることができます。
 
 
 
 
我が家には7歳の息子がいます。現在不登校、毎日YouTubeを見て過ごしています。
 
 
そんな息子の癇癪の逃げ場はYouTubeになっていました。
 
 
YouTubeでイライラを誤魔化しているので、見た目には癇癪がおさまっているように見えます。
 
 
けれど「何を見てるの?」「楽しそうに見ているね。」と声を掛けると「早くして!」「〇〇って言ってるでしょ!」とイライラを繰り返していました。
 
 
それを繰り返しているうちに叩く蹴るの暴力が始まって癇癪がエスカレートすることもあり対応に困っていました。
 
 
この記事では、子どものエスカレートする癇癪、長引く癇癪を一気に鎮めることができた対応について、癇癪が起きている時の子どもの状態と、癇癪のNG対応を解説しながらお話していきます。
 
 
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2.癇癪を起したときの子どもの脳の状態

 
 
物を投げる、大声で泣き叫ぶ、奇声をあげる、暴力をふるう、癇癪を起した時に手が付けられない行動を起こす子どもの状態はどうなっているのでしょうか?
 
 
子どもが癇癪を起した時は、理性をコントロールすることができなくなって、外からの刺激を受け取れない状態なんです。
 
 
癇癪を起した時は、本能を司る脳の内側の部分が暴れている状態です。
 
 
この時、内側の脳が暴れているので感情をコントロールする理性を司る脳の外側の部分の働きは抑えられるため、外部からの刺激を受け取りにくくなります。
 
 
 
 
ですので、癇癪が起きているとき、まだイライラがおさまらない時に、
 
 
・そんなことしちゃダメでしょ!と叱る
・叩くと痛いからやめようね。と諭す
・〇〇しよっか!と気分転換に他の行動に誘う
 
 
など何をしても意味がありません。
 
 
話を聞ける状態ではないし、火に油を注ぐだけで癇癪を大きくしてしまったり、イライラを思い出す結果になってしまいます。
 
 

3.やってはいけない癇癪のNG対応

 
 
癇癪を鎮めるため、治すために、叱ってもダメ、諭しても、気をそらしてもダメ…。
 
 
一体どうしたらいいの⁉
 
 
実はついやってしまう「叱る」「諭す」「気をそらす」など、大人が子どもの感情に反応する対応は癇癪ではやってはいけない対応なんです。
 
 
 
 
なぜならば、「叱る・諭す・気をそらす」という親の行動が子どもには「かまってもらえたご褒美」になってしまうからです。
 
 
育児書やネットの癇癪対応に「癇癪には取り合わない」と言われる理由はここにあります。
 
 
癇癪やイライラ、暴力などの行動を起こすたびに親が「反応」をするとそれが子どもには「ご褒美」となってその行動を繰り返し、好ましくない行動を強化させてしまいます。
 
 
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4.止まらない癇癪がつらいときのOK対応

 
 
「外からの刺激は受け取れない⁉」「親の反応はご褒美になる⁉」
 
 
では、癇癪を起している時はほんとに何もしない方が良いかというとそうとも限りません。
 
 
イライラしてつらい状態を早く落ち着かせてあげたいですよね?
 
 
そんな時はお母さんからとっておきの安心の刺激「ギュっとハグ」で一気にクールダウンできます。
 
 
お母さんの腕に包み込まれた時に感じる心地よい圧迫感が安心の刺激となって暴れた脳を鎮めることができます。
 
 
この時のポイントは、「怒り」「暴言」「暴力」など子どもが発する好ましくないものは全てスルーすることです。
 
 
そして、暴れた感情を自分でもコントロールできないつらさに共感をして「ギュっとハグ」をします。
 
 
 
 
YouTubeが癇癪の逃げ場になっていた息子、YouTubeを見ることはのは悪いことではありません。
 
 
けれど癇癪のたびにYouTubeを見ていたのでは、YouTubeが見られない環境で癇癪を起した場合に逃げ場はありません。
 
 
YouTubeの力を借りるのではなく、自分でコントロールできるようにならなければいつまでたっても癇癪を解決することはできません。
 
 
YouTubeから離れてイライラを落ち着かせたくてもYouTubeを私が取り上げるとさらに癇癪を大きくさせてしまいます。
 
 
そこで、叱るでもなく諭すでもなく気をそらすのではなく、自分では処理できない気持ちと闘っている子どもに共感しました。
 
 
「イライラしてしんどいね」そして「ギュッとハグ」で子どもを包み込みました。
 
 
すると子どもから「YouTube切って」とYouTubeから離れられ、冷静に話ができるようになり、癇癪が起きた時の気持ちを整理してご機嫌で次の行動に移る事ができました。
 
 
いかがでしたか?
 
 
止まらない癇癪、イライラがおさまらなくてつらい時は、暴れた脳を落ち着かせるためのお母さんからの安心の特効薬「ギュっとハグ」試してみてくださいね。
 
 
 
 
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
 
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執筆者:福原かおり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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