3歳になると、思い通りにならないと癇癪を起こすことが増えますね。3歳の癇癪で泣き叫ぶ日々に悩む親御さんへ。実は親の対応を変えるだけで、たった3週間で癇癪を卒業できます!その仕組みと対応法をわかりやすく解説します。
【目次】
1.3歳、思い通りにならないと癇癪!その仕組みと卒業できる理由
2.癇癪で泣き叫ぶ息子が3週間で落ち着いた体験談
3.癇癪を卒業するための親の正しい対応法
➀癇癪が起きていないときの親の接し方
➁癇癪が起きているときの親の対応法
1.3歳、思い通りにならないと癇癪!その仕組みと卒業できる理由
3歳児のお子さんが、思い通りにならないと癇癪で泣き叫ぶことに悩んでいませんか?
安心してください!実は、親の対応を変えれば、癇癪は卒業できます!
この記事では、癇癪が起きる脳の仕組みと卒業できる理由を交えて、親の正しい対応法をお伝えしていきます。
3歳児が癇癪を起こす理由は、自我が芽生えはじめて、やりたいことが増えますが、まだ自分の気持ちを言葉にすることがうまくできないからです。
そのため、やりたいことを止められたり、一人でうまくできないときなど、思い通りにならないときに、癇癪がおきます。
では、なぜ、癇癪は卒業できるのでしょうか?
親が、癇癪にかまったり叱ったりすると、脳の「癇癪の回路」を強めてしまってるんです。癇癪がクセになっていきます。
そのため、親が正しい対応法で癇癪を正しくスルーすることで、脳の「癇癪の回路」が弱まり、癇癪を卒業できるのです。

脳の回路は、良い方向にも悪い方向にも発達します。
今のまま、対応を変えなかったらどうなるのでしょうか?
かまったり叱ったりを続ければ、癇癪はどんどん、ひどくなります…。
でも、今から親の正しい対応法に変えたら、なんと、2〜3週間で癇癪は落ち着き、卒業できますよ!
親子で笑顔の毎日が待っています♪
2.癇癪で泣き叫ぶ息子が3週間で落ち着いた体験談
息子が3歳の頃、思い通りにならないと癇癪を起こし、一度はじまると1時間以上続いて困り果てていました。
水族館などお出かけ中でも突然大声で泣き叫び、家では積み木が崩れただけで床に寝転んで足をバタバタさせながら大泣き…。
この泣き叫ぶ日々がずっと続くのでは?と、不安が募っていきました。
必死で「癇癪をどうにかしないと!」という思いから様々な対応を試しました。
しかし、間違った対応をしてしまったことで、逆にひどくなってしまったのです。
最初はこんな対応をしていました…。うまくいかなかったNG対応を3つご紹介します。
① 注意・叱る
「何が嫌なの!やめなさい!」「そんなに泣かなくてもいいでしょ!」
癇癪を止めさせようと必死で強く言うことが多かったのですが、強く叱ると、息子はさらに泣き叫ぶ行動がひどくなりました。
②要求を聞いてしまう
「じゃあ、あと少しだけ遊んでいいよ」
最初は「泣きやんでくれるなら…」と思い、息子の要求をそのまま受け入れてしまいました。しかし、これが「泣けば思い通りになる」と学習してしまい、かえってその行動が増えてしまったのです。
③ 説得しようと長々と説明
「こういう理由だから〇〇するのが正しいんだよ」
冷静に説明すれば落ち着くと思いましたが、声が届かず、逆に泣き声が大きくなりました。
こうした間違った対応を続けていた結果、癇癪はむしろ悪化…。

そこで、発達科学コミュニケーションで「癇癪の正しい親の対応法」を学び、実践をはじめました!
すると、思い通りにならないと癇癪で泣き叫ぶ息子が、なんと3週間ほどで落ち着き、癇癪を卒業することができました!
そのためには、「親の正しい対応法」に変えることが重要となります!
3.癇癪を卒業するための親の正しい対応法
癇癪を卒業できる正しい対応法として、➀「癇癪が起きていないときの親の接し方」と➁「癇癪が起きているときの親の対応法」の2つがあります。
特に、癇癪が起きていないとき、子どもがご機嫌なときの親の関わり方が、重要となってきます。
ご機嫌なときの関わりを正しくすることで、思い通りにならないと大声で泣き叫ぶ回数が大きく減ります。
それでも癇癪が起きてしまったとき、正しい対応法を実践するだけで、落ち着いて、2~3週間で癇癪を卒業することができます!
◆➀癇癪が起きていないときの親の接し方
癇癪が起きていないとき、つまり、お子さんがご機嫌に遊んでいるとき、どんなふうに過ごしていますか?
私は、「今、泣かずに遊んでいる!これはチャンス!」と思って、家事をしていました…それが大きな間違いだったのです。
泣いたり怒ったりしていない“穏やかな時間”こそ、親の声かけで子どもを大きく伸ばせるチャンスなんです。
この時間に大切なのが、「肯定の声かけ」。
良いところ、できているところをみつけて、「肯定の声かけ」を実践しました!
否定の声かけは0%にして、「肯定の声かけ」を100%と意識して声かけをするのがポイントです。
「返事してくれて嬉しい!ありがとう♡」
「積み木で遊んでるんだね、楽しそう!」
「おもちゃ片付けてくれたの?ありがとう♡」
こうした声かけを積み重ねると、自信がついて、子どもは「これが正しい行動なんだ!」と学び、良い行動が増え、癇癪の回数が自然と減っていきます。
また、3歳児は危険を理解しづらく、高い所に登ったり椅子を揺らしたりしがちです。
つい「あぶない!」「何してるの!」と強い口調で言ってしまうこともありますよね。
とっさの時は「あぶない!」と言ってしまうかもしれません、でも大事なのはそのあとです。
・「無事でよかった!」と優しく伝える
・「ここは高いから、下で遊ぼうね」と落ち着いた口調で伝える
こうすることで、子どもは安心し、素直に行動を切り替えられ、癇癪を起こすこともなくなります。

◆➁癇癪が起きているときの親の対応法
癇癪が始まったら、「正しいスルー対応」が重要です。
つまり、距離をとって見守ることです。
まだ3歳の場合は、親のところにきて泣き叫ぶことが多く、物理的に距離をとることが難しいため、心の距離をとって見守ります。
「どうしたの?」とかまったり、「やめなさい!」と叱るのは逆効果。
癇癪=親が反応すると学習し、悪化します。
・優しい表情で「うんうん」と相づちを打ち、落ち着くのを待つ
・無理にやめさせず、静かに見守る
対応を変えた最初の3日ほどは癇癪が強まることもありますが、冷静に対応を続ければ次第に落ち着いていきます。
子どもが泣き止んだら、「落ち着けたね!」と肯定の声かけをすることで、癇癪の回路を弱めることができます。
この方法で、息子は3週間で癇癪を卒業し、「手伝って!」など言葉で伝えられるようになりました!
親が変われば、お子さんも必ず変わります!ぜひこの方法を試してみてくださいね♡
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執筆者:北島 由梨
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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