場面緘黙症(かんもく)の子には、静かさの中に天才的な観察力や集中力といった才能が秘められています。その才能を引き出す方法は「肯定」「安心できる関係」「焦らないこと」。この記事では、その具体的なお家でできるママの関わり方をお伝えします。
【目次】
1.場面緘黙症の子育てに不安や心配を感じていませんか?
2.場面緘黙症の子どもが秘めている天才的な才能とは?
①鋭い観察力や感受性
②集中力と表現力
3.場面緘黙症の子の天才的な才能を引き出す方法は「肯定」「焦らない関わり」
1.場面緘黙症の子育てに不安や心配を感じていませんか?
場面緘黙症(かんもく)の子どもを育てていると、「このままで大丈夫なの?」「将来友だちと話せるようになるのかな」と不安や心配を感じることはありませんか。
実は、場面緘黙症の子には静かさの中に天才的な才能ともいえる力が隠されています。

その天才的な才能を引き出す方法は「日常の肯定」「1対1の安心関係」「焦らない姿勢」。
この3つを意識することで、子どもの才能ともいえる力を伸ばすことができます!
わが家の場面緘黙症のある子どもに対して、私は将来が不安で仕方ありませんでしたが、「もしかしたら力を引き出せてないだけじゃない?」と子どもの見方を変えてからは関わり方が180度変わりました。
では、子どもの天才的な才能ともいえる力とは、そもそも何なのでしょうか?
2.場面緘黙症の子どもが秘めている天才的な才能とは?
場面緘黙症の子どもには、周りに「話せない」ことにばかり目が向きがちです。
ですが、実際には場面緘黙症の子どもの多くは、他の子どもにない力があると私は感じています。
それは以下の2つです。
◆①鋭い観察力や感受性
場面緘黙症の子どもの多くは、人の小さな表情や声のトーンを敏感に察知する力(感受性)が強いです。
友だちの気持ちをいち早く感じ取ってしまうのは、鋭い観察力があるからです。

◆②集中力と表現力
他の人と比べて、静かに過ごす時間が多かったため、内面の世界を深めたり、好きなことに没頭する力が育ってきています。
例えば、絵や音楽、文章など、自分のペースで取り組むことができるようになると、驚くような集中力と表現力を発揮する子どもも少なくありません。
まさに“静かな天才性”ともいえる力です。
3.場面緘黙症の子の天才的な才能を引き出す方法は「肯定」「焦らない関わり」
では、そのような力を持っているにも関わらず、周りとうまく関わることができるだろうか、と将来を不安に感じてしまう親が今からできることって何でしょうか。
それは、小さな出来事一つひとつを肯定していくこと。
例えば、「すごいね」よりも「〇〇してるね」「〇〇したら△△ができたね」と、事実を肯定する言葉をかけていくだけです。
たったこれだけでも、場面緘黙症の子どもは安心して、自分を表現する勇気を持てるようになります。
さらに大切なのは焦らないこと。
「早く話させなきゃ」と思う必要はありません。
1対1で安心できる関係があれば、子どもは必ず自分のペースで声を出すようになるからです!

わが家も場面緘黙症のある子に対して、将来が不安でしかありませんでしたが、毎日コツコツと事実を肯定することを続けているうちに、毎日本音で親子の会話ができるようになりました!
もちろん、「早く話させなきゃ」と焦ってしまうことはありますが、そのように将来への不安を感じてしまう時こそ、「あー、焦ってるなぁ…疲れてるかも…」と自分自身を客観視するようにしています。
たった、それだけでママ自身の感情が落ち着くので、余裕を持って考えることができ、毎日の肯定を続けることができるようになりました。
毎日コツコツと肯定を続けることが、場面緘黙症の子どもの天才的な才能を伸ばしますよ!
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執筆者:浜山 いづみ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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