人見知り?性格?発達障害・グレーゾーンの子が緊張して挨拶できない理由と対策

 

人見知り?性格?なんで我が子は挨拶できないの?友だちが挨拶してくれてるのにわが子が無言だと親としてはイライラしてしまいます。発達障害・グレーゾーンの場面かんもくのある子が緊張して挨拶できない理由とお家での対応についてお伝えします!
 

【目次】

1.発達障害・グレーゾーンの子どもが緊張して挨拶できない理由
2.発達段階から子どもがすすんで挨拶できるのはいつから?
3.緊張して挨拶できない場面かんもくの子にやりがちなNG対応
4.緊張して挨拶できない子専用!おうち対応3選

 
 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもが緊張して挨拶できない理由

 
 
発達障害・グレーゾーンの中には、場面かんもくという、人前になると途端に緊張して話せない・挨拶できないお子さんがいます。
 
 
挨拶をする子どもの多くは、反射的に挨拶をするといわれます。
 
 
一方で、挨拶ができない・苦手なお子さんには実は「理由」があります。
 
 
私自身も、人前で挨拶できない我が子をみた時に、人見知り?性格?と思ってしまいましたが、安易に人見知りだから、性格だからと、様子を見ることだけは避けましょう。
 
 
その理由をお話ししていきます。
 
 
 
 
挨拶できない理由は様々です。
 
 
例えば、
 
 
・声を突然かけられると緊張してしまう
 
 
・声を聞かれたくない
 
 
・挨拶のタイミングが分からない
 
 
・挨拶できるところ見られたくない
 
 
・自分に挨拶されていることに気づいてない
 
 
周りの雑音で挨拶が聞こえてない
 
 
・人と挨拶する習慣がない
 
 
体調が悪い などが挙げられます。
 
 
 
 

2.発達段階から子どもがすすんで挨拶できるのはいつから?

 
 
発達段階から、そもそも挨拶ができる年齢としては、社会的ルールが身に付いてくる4歳頃と言われています。
 
 
4歳の子どもを思い浮かべた時に、3歳の時と比べて知っている言葉や語彙が増えてきたなぁと感じることはありませんか?
 
 
お友だちの名前を覚えてみたり、呼びかけてみたり、返事をしてみたり、相互関係が楽しくなったり、お互いのコミュニケーションが活発になる時期でもあります。
 
 
他者を意識して、お互いに挨拶するコミュニケーションの繰り返しがスムーズにできればいいですよね。
 
 
ですが、周りの視線や表情に過敏だったり、大きな声で挨拶できなくて叱られたり、発達障害・グレーゾーンの子は過去の失敗をいつまでも引きずりやすいところがあります。
 
 
その中でも、場面かんもくのあるお子さんは、脳の扁桃体という部分が刺激を受け取りやすく「気をつけなきゃ!」と感じる頻度が人より多いため、強制される挨拶の仕方ではうまくいかないことが多いです。
 
 
 
 

3.緊張して挨拶できない場面かんもくの子にやりがちなNG対応

 
 
お友だちに挨拶されているのに、反応しない?無視してる?と勘違いされるのは、親として困りますよね。
 
 
だから、勘違いされないように挨拶だけはしっかりしてほしいと思ってしまうのが親心。
 
 
ですが、そう思えば思うほど、子どもに色々求めすぎてしまう傾向があります。
 
 
そもそもの話ですが、子どもが嫌がる方法は、長続きしません!
 
 
自分から挨拶したい!挨拶できた!というポジティブな経験の積み重ねがあってこそ、行動が定着して、脳に良い影響を与えてくれるのです。
 
 
ここで、緊張して挨拶できない発達障害・グレーゾーンのお子さんにやりがちなNG対応セルフチェックを載せたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
 
 
 
 

◆①挨拶できないから、無理に挨拶をさせる

 
 
場面かんもくのある緊張して挨拶できない子に、無理にさせることは「反発」を招きます。
 
 
挨拶することが嫌いになるだけでなく、人と関わることが嫌いになってしまうリスクが増えてしまいます。
 
 
ですので、「挨拶は?!」「なんでできないの?!」と一方的に責めたり、ジロッと視線でプレッシャーをかけたりすることはNGです。
 
 

◆②叱る

 
 
緊張して挨拶できないからといって叱ったり責め続けていると、お子さんによっては、挨拶がうまくできなかったらどうしよう、と不安を増悪させてしまう可能性があります。
 
 
さらに、叱られる期間が長ければ長いほど、本心や胸の内をさらけ出せなくなっていきます。
 
 
ですので、叱ることよりも「観察」しましょう!
 
 
「なんで?どうして?」と理由を聞いたところで、子どもは答えられなかったり、自分を否定されていると感じて、本心を言えない関係性になってしまいます。
 
 
そのため、うまく気持ちを引き出せるような話しかけ方をしたほうがいいでしょう。
 
 

◆③他の子どもと比較する

 
 
「〇〇ちゃんは挨拶していたのに、どうしてできないの?!」という風に、プレッシャーを感じさせてしまうと「挨拶できない自分は悪いんだ・・」という苦手意識を根付かせてしまいます。
 
 
できることよりも、できないことに親御さんの意識が集中すると、自己肯定感が下がってしまいます。
 
 
また、他の子どもの前で叱ることは、恥をかかせることになりますし、周りからの視線を気にする要因にもなってしまいますので、気をつけましょう。
 
 
 
 

4.緊張して挨拶できない発達障害・グレーゾーン専用!おうち対応3選

 
 
緊張して挨拶できない子にできるようにさせるためには、叱るなどの対応では、脳の発達においてはプラスになりません。
 
 
こういった「しつけ」は、発達障害・グレーゾーンの子には合わない方法です。
 
 
むしろ、挨拶する時に楽しいと思える感情を引き出すことで、
 
 
挨拶する=楽しくなる
挨拶したくなる
意外と挨拶できた
 
 
このステップを踏んでいくことが第一歩です。
 
 
 
 
子どもが挨拶しないと、焦って挨拶させることにこだわっていた私ですが、実際にこの3ステップをやってみたところ、少しずつ挨拶できるようになっていったので、ご紹介させていただきたいと思います。
 
 
・挨拶するって楽しい!と思えるポジティブな感情に気づかせる!
 
・「もしかしたら、私にもできるかも」と思えるメンタルの底上げ!
 
・やってみたら、意外とできたという経験の積み重ね!
 
 
「気づかせて・土台を作り・経験する」この3ステップの積み重ねです。
 
 
お子さんの行動と楽しいというポジティブ感情を脳の記憶に残してあげれば、いつでも挨拶=ポジティブなものとして引き出すことができます。
 
 
関わり方次第では、挨拶を強制ではなく、必要なものとして感じられるようになるので、習慣化されていきます。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子には『経験』が何より大切!
 
 
脳が成長しやすい今だからこそ、3ステップの積み重ねの経験をさせてあげましょう!
 
 
 
 
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執筆者:浜山 いづみ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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