支援級から普通級へ戻る?小3で転籍を実現した親子に学ぶ、子どもの自信を守る【後悔しない判断基準】

 

発達障害グレーゾーンの子の就学先で悩む親御さんへ。支援級からスタートし小3で普通級へ転籍した菅美結さんにインタビュー。迷いの中で決断した「後悔しない選択の軸」とは?学校を味方につけて息子の成長を引き出した具体的な工夫など、支援級を前向きに活用するヒントをお届けします。
 

【目次】

 

1.小学校入学時、支援級か普通級かを親が選択しないといけない!

 
 
「一度、支援級を選択したら、もう普通級には戻れないのでは?」
 
「わが子の将来が決まる決断を、親である私がすべて決めなきゃいけないの?」
 
 
小学校入学を控えた発達障害グレーゾーンのお子さんを持つママにとって、就学先の選択は、その責任の重さに立ち止まってしまうほど大きな決断ですよね。
 
 
結論からお伝えします。「支援級」という選択は、決して後ろ向きな決断ではありません。
 
 
むしろ、そこを「自信を貯めるための安全基地」としてママがプロデュースすることで、子どもの可能性は最大化します。
 
 
実際に、その選択をしたことで小3での普通級転籍を実現し、親子でのびのび過ごしている方がいます。
 
 
今回は、自閉症スペクトラム(ASD)の息子さんを持つ菅美結さんにインタビュー。
 
 
「普通級でなきゃ」という執着を手放し「子どもの心を守る」という自分軸を見つけた瞬間に、未来がどう動き出したのか。
 
 
「戻る・戻らない」の先にある、わが子の将来をワクワクさせるための【後悔しない選択基準】を伺いました。
 
 
今、まさに決断の時を迎えて不安なあなたへ。「この選択で良かった」と思える未来へのヒントが、ここにあります。
 
 

ai

 
 

ーーー実際に息子さんの就学時にはクラス選びを大変迷われたそうですね?

 
 
「はい、息子は年長のときに自閉症スペクトラム(ASD)と診断がついていて発達科学コミュニケーション(発コミュ)のおかげで
 
たいぶ困り事が落ち着いてきたのですがやっぱり小学校入学については不安がありました。
 
そのうえ、就学前の支援相談で支援級に行くか?普通級に行くか?は『親御さんが決めてください』っておっしゃるんです。
 
うちの息子の場合は親がどちらかを選んでも大丈夫という判断だったのだと思うのですが
 
『本当に私が決めるの?』って責任重大だし、どちらにしたらいいのかを本当にすごく迷いました。」
 
 

2.子どもの心を壊してまでやらせなくちゃいけないことなんて、世の中に一つもない

 
 

ーーー息子さんの就学時には具体的にはどんなことで悩まれていましたか?

 
 
「正直、私には息子は普通級でもやっていけなくもない…という思いもあったので、どうしたらいいのかすごく悩みました。
 
支援級に入った時のデメリットというか心配も大きくなってしまって、息子より支援が必要な子がいて、その子の様子を見てよくない方向に引っ張られるんじゃないか?とか
 
周りを見て学ぶこともあるから少人数の支援級で関わる人数が少なくていいのか?などと今思えばこんなことに悩んでいたの?と思うようなことなのですが」
 
 

ai

 
 

ーーー悩み抜いたクラス選びで支援級在籍を決めたきっかけはありますか?

 
 
「発コミュ創始者の吉野加容子さんの言葉に『子どもの心を壊してまでやらせなきゃいけないことなんてこの世にひとつもない!』という言葉があって
 
私は子どものことで悩んだ時には吉野さんのこの言葉で考えてみるとおのずと答えが出てくると思っています。
 
息子の就学のクラス選びに悩んだ時もこの言葉を思い返し、息子のこころを守ってくれるのは?と考えると迷いが消えて決断することができました。
 
今、息子は小学4年生になったのですがあの時すごく迷ったんですけど、支援級スタートを決断してよかったと思っています。
 
 

3.支援級からのスタートを決断!我が子をしっかり見てほしい

 
 

ーーー「心を守る」と決めて選んだ支援級ですが、具体的にはどのように学校生活をスタートされたのですか?

 
 
「支援級在籍ということで偏見とか差別されてしまうかな?とか心配される親御さんも多いと思うのですが私はこの環境を逆手に取ろうと考えました。
 
支援級は見守り先生の人数も普通級よりは多いので、うちの息子をしっかり見守ってくださいねという気持ちで支援級に入れました。
 
幼稚園では加配なしで集団生活が送れていたことと息子自身の小学校のイメージが普通級だったので
 
基本は普通級で過ごし、困ったときだけ支援級で過ごすという形でスタートしたいとお願いしましたが
 
そんなにすんなり慣れるはずもなく…という感じで徐々に支援級で学校生活に慣れることを優先しました。」
 
 

ーーー幼稚園では問題なく過ごしていた息子さんでも普通級で過ごすのは大変だったんですね。どんな感じで支援級を利用されたのですか?

 
 
「支援の先生の提案で、4月は朝自分で交流級に行く時間、支援級にいる時間と時間割を作ってから1日を始めるようにすると次第に生活に慣れていきました。
 
時間割を朝一で作るのはかなり効果的だったと思います。いつ何をやるか先生と確認して安心して1日を過ごせるようでした。
 
支援級では主に息子が苦手な体育と図工の時間を過ごすようにお願いして、時間割によっては先生にマンツーマンで見ていただけることもあり
 
支援級の担任の先生と相談して息子にあった環境を整えていくことができました。
 
子どもに合わせてかなり柔軟に対応いただけたと思います。支援級の先生方だけでなく学校内のいろいろな先生方が息子と関わりを持ち見守ってくださったおかげで
 
普通級・支援級の垣根を越えて多くの先生方が今も目をかけてくださっているなと感じています。」
 
 
◆ポイント解説
 
 
発達科学ラボメンバーの中には子どもを支援学級や支援学校に入れているママたちもたくさんいます。支援級を選んだ理由も利用スタイルも様々です。
 
 
ママたちに共通する想いはひとつ。それは「わが子にぴったりの環境」をプレゼントすること。
 
 
発達科学コミュニケーションでお伝えしているのは、単なる子育て法ではありません。ママ自身がわが子の「脳の特性」を読み解き、学校や社会を「最高の安全基地」へと作り変えていくプロデュース力です。
 
 
「支援級」という選択も、そのための強力なカードのひとつ。ママが戦略的に環境を整えれば、子どもの未来はもっと自由に、ワクワクしたものに変わります。
 
 
【無料】戦略的子育てはココから!わが子の「得意」を引き出す「脳の癖」診断小冊子
 
 

4.支援級から普通級に【戻る】判断はいつ?ママの「思考の変化」が引き寄せた最高の未来

 
 

ーーー支援級に入った息子さんの様子はどうでした?

 
 
「小学校1年生の1学期から支援級の先生にすぐにサポートしていただいて徐々に徐々に小学校生活に慣れて小学2年生からはもうずっと普通級で過ごしていています。
 
2年生の時も一応、支援級に在籍をしていたのですが1年間普通級で過ごすことができたので3年生からは普通級在籍に変わりました。
 
支援級に本当にお世話になったのは小学校1年生の時だけだったのですが私は支援級を選んでおいてよかったなと思っています。
 
 
 
 

ーーー最近の息子さんの成長を見て感じることはありますか?

 
 
「やっぱり人間関係は苦手で限られた友達としか関わらないし、他の子どもとは喋らなかったりとかということもあるのですが
 
それが元でトラブルが起きるということもないですし、本人が仲のいい子と関わって毎日小学校で楽しく過ごせているんであればそれで十分だと考えています。
 
これから先、もちろん思春期も迎えたりして対応が難しくはなっていくと思うんですけれども、 それは発達障害に限ったことではなくどんなお子さんも経験することでもあるので
 
今後も成長とともに変化する息子に向き合って息子にとって一番よい選択をしていきたいと思っています。
 
発コミュで学びを続ける中で子育てで迷った時には「子どもの心を守ること」を選択するという子育ての軸を見つけることができた菅さんのインタビューはいかがでしたか?
 
子育てに正解はないからこそ自分の子育てについて悩むお母さんは多いはずです。その時に自分なりの子育ての軸があると自分の選択に自信を持つことができるかもしれませんね。
 
次回は菅さんのインタビュー最終回になります。動画制作チームでの活動を始めた菅さんにお仕事についていろいろお聞きしていきます。
 
 
菅美結さんのインタビュー3回目はこちらから▼▼
 

「この選択で良かった」と思える未来へ。

わが子の個性を伸ばす「お守り」メルマガ配信中です。

▼ご登録はこちらから

メールアドレス ※必須
名前(姓) ※必須

 

発達の困りごとを大人に持ち越さない!
病院でも学校でも教えてもらえない
子どもの脳が育つ声かけ100
↓↓↓

 

 

 

 

 

 
執筆者:嘉山葉子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
 
 

よくある質問(FAQ)

 

Q1. 一度支援級を選んだら、普通級に「戻る」のは難しいですか?

決してそんなことはありません。 大切なのは「今」のお子さんに最適な環境で自信を貯めることです。支援級を「心を育てる安全基地」として活用し、情緒が安定したタイミングで転籍(普通級へ戻る選択)を実現している親子はたくさんいます。
 

Q2. 普通級への転籍を検討するタイミングや「判断基準」は?

お子さんが「学校が楽しい」「みんなと一緒に学びたい」という意欲を見せた時が一つの目安です。 学習面でもサポートがあれば集団生活が可能だと判断できた際、転籍を「目的」にするのではなく、お子さんの成長に合わせた「環境調整」として捉えるのが後悔しないコツです。
 

Q3. 学校の先生を「味方」にするために親ができることは?

感謝を伝えつつ「家庭での工夫」を具体的に共有することです。 一方的に要望を伝えるのではなく、脳の癖を理解した上で「家ではこうするとスムーズでした」という情報をシェアすることで、先生も支援のヒントが得られ、共に育てる最強のチームになれます。
 

発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない 世界一シンプルなおうち発達支援
無料電子書籍プレゼント
発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない 世界一シンプルなおうち発達支援
小冊子無料プレゼント
タイトルとURLをコピーしました