ゴミをゴミ箱に捨てられない子どもは好奇心旺盛!ゴミ捨てを習慣化させる親の秘策

 

ゴミをゴミ箱に捨てられない子どもにイライラしていませんか?ゴミを捨てられない理由は、目の前の興味ある方へ注意が向く好奇心旺盛なことから起こります。そんな子どもの好奇心をくすぐりゴミ捨てを習慣化させる親の対応策をご紹介しますね!
 
 

【目次】

1.ゴミをゴミ箱に捨てられない子ども
2.ADHDの子どもは好奇心旺盛
3.好奇心旺盛でゴミに気付かない我が子
4.ゴミをゴミ箱に捨てない子どものゴミ捨て習慣をつけるための対応策!
①ゴミ箱を各部屋に1個に置く
②張り紙をする
③ゴミを捨てる理由を説明する
④ゴミ捨てをお願いする

 
 

1.ゴミをゴミ箱に捨てられない子ども

 
 
お菓子を食べた後のゴミ、口を拭いて丸めたティッシュ、工作後の紙切れをおきっぱなしとゴミをゴミ箱に捨てられない子どもに悩んでいませんか?
 
 
ゴミをゴミ箱に捨てられない原因は、目の前にあるゲームや漫画に注意が向く好奇心旺盛なことから起こります。
 
 
我が家の息子も 仕事を終えて帰宅すると、部屋の各所に点々と置いてあるお菓子の袋や折り紙の切れ端。
 
 
食べ終えた袋や紙切れが置きっぱなしなので、 この場所でおやつ食べていたんだな、ここで工作してたんだな、というのがわかるのです。
 
 
ゴミが散らかっていて気にならないの? と聞いたことがありますが、「ああ、うん。あんまり気にならないかも?」 と驚きの回答。
 
 
 
 
気にならないとはいえ、 自分で出したゴミくらい自分で片づけて欲しいですよね?
 
 
なぜゴミが気にならないのか?捨てられないのか? 次の項目で説明しますね。
 
 
 
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2.ADHDの子どもは好奇心旺盛

 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どものゴミが気にならない、ゴミ箱にすてられない理由は、ADHDの特性から目の前の関心事に興味を奪われゴミのことを忘れてしまうからなんです。
 
 
ADHDの子どもは、不注意の特性が強く関心の強い方へ注意が向いてしまいがちという特性があります。
 
 
そのため目の前の興味ある方へ関心がいくためゴミが目に入らなかったり、ゴミ箱が見えていなかったりということが起こります。
 
 
私の息子もADHDで、不注意の特性が強いため、忘れものが多く、関心の強い方へ注意が向いてしまいがちです。
 
 

ゴミをゴミ箱に捨てない息子にゴミがでたらゴミ箱に捨ててね」と注意しても 耳からの情報を処理することが苦手なため、注意されたことをすぐに行動に移したり覚えていることが難しいようです。

 
 
また、関心のないことを後回しにしがちなため、ゴミを捨てることが優先されることがなかなかありません。
 
 
そのため、ゲームをしながらおやつを食べたりすると、ゲームの方に注意が向いてしまい、食べ終わった袋をゴミ箱に捨てるということが後回しになってしまうのです。
 
 
興味のないことへの関心がとても薄いため、ゴミの存在を忘れてしまい、ゴミが置きっぱなしになってしまうんですね。
 
 
捨てられないのではなく、ゴミの存在を忘れてしまうのだそうです。
 
 
 
 
私の息子は比較的ゴミを捨てることができていますが、ADHD当事者の中には 「ゴミ箱を認識できないという人もいるそうです。
 
 
ゴミ箱を認識できないから、ゴミを捨てられない。
 
 
他にもゴミが気にならないという人もいるようで、諦めた家族の方が見つけたゴミをゴミ箱へ捨てているのだとか。
 
 
ですが、ゴミ箱を認識できない、ゴミが気にならないからと言って、一生家族の方や周りにいる人がゴミを捨て続けるわけにもいかないですよね。
 
 
当事者本人も悪気がないため、ゴミを捨てられず注意されるたびに申し訳ない気持ちになるのだそうです。
 
 

3.好奇心旺盛でゴミに気付かない我が子

 
 
私の息子の場合、ゴミ箱に捨てたり捨てなかったりすることが半分半分くらいですが、まずはゴミやゴミ箱の存在に気付いて欲しいですよね?
 
 
ゴミをゴミ箱に捨てられない子どもがゴミを捨てられるようになるためには、子どもの興味関心を活用してゴミやゴミ箱に気付かせることができます!
 
 
息子は、ゴミがでたらゴミ箱に捨てるよう気を付けているようですが、ゲームや漫画など、お楽しみがあるとゴミを捨てるのを忘れてしまうのだそうです。
 
 
ですから、新しい漫画を買ってきたときや新しいおもちゃが手に入った時は、早く読みたい!早く遊びたい!という気持ちが優先してしまい、目の前にあるゴミ箱にゴミを捨てられなくなってしまうのです。
 
 
 
 
ゴミ箱の存在が目の前から消えてしまうんですね。
 
 
目の前にゴミ箱があるよ」と声をかけることでゴミを捨てることを思い出して捨てるのですが、夢中になっているときは声をかけても無駄なことが多いです。
 
 
また、私の息子は床に落ちているゴミが気にならないようで、踏んづけても拾わない、足にくっついたまま歩いてしまう、ということが多いです。
 
 
ゴミをゴミ箱に捨てる以前に、 落ちているゴミ自体が気にならないんですね。
 
 
わたしには理解できない状態ですが、ゴミが気にならない人にしてみれば、ゴミが落ちていようが踏んづけようが、臭いとか痛いということがない限り気にならないようです。
 
 
親はゴミに気付かない、捨てられないことにイライラするのではなく「何に興味があるのかな?」の視点で子どもの行動を観察してみてください。
 
 
そこから子どもの興味関心のあることを見つけ好奇心をくすぐる対応をすることでゴミを捨てられるようになります。
 
 
では次の項目で具体的な対応策をご紹介しますね。
 
 
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4.ゴミをゴミ箱に捨てない子どものゴミ捨て習慣をつけるための対応策!

 
 
ゴミをゴミ箱に捨てない子どものゴミ捨てを習慣化させるコツは、ゴミを捨てやすい環境に整え楽しく捨てられる工夫をし「ゴミ捨てできた!」を褒めることで習慣化させることができます。
 
 
他の家族やともに過ごす人たちに負担かけずに、ゴミをゴミ箱に捨てられるようになる効果的な対応策をご紹介します。
 
 

◆①ゴミ箱を各部屋に1個ずつ置く

 
 
ゴミ箱を各部屋に1個ずつ置くことで、ゴミ捨てのハードルが下がります。
 
 
ゴミ箱を置く位置は子どもがいつも座る場所の近くに置くといいでしょう。
 
 
近くに置いてあるので、めんどくさいということもありませんし、ポイっと捨てられるので便利です。
 
 
ポイントは「蓋のないゴミ箱を置くこと」です。
 
 
フタがないのでポイっとゴミを捨てやすいんです。
 
 
また、チラシなどで作った簡易ゴミ箱をストックしておくことで、消しゴムのカスや工作の紙クズなどの細かいゴミをサッと捨てられます。
 
 
我が家は猫のトイレ掃除で活用しているので大量にストックがあり、ぽろぽろと崩れやすいお菓子を食べるときや果物の皮をむくときにも活用しています。
 
 

◆②張り紙をする

 
 
ADHDの当事者の方が話していたのですが、見えるところに張り紙があったら、ゴミを捨てることを認識することができるそうです。
 
 
ADHDに多い特性で「視覚優位」といって、耳から入ってくる情報よりも、目から入ってくる情報の方が処理がしやすいという特性があります。
 
 
張り紙があることで「ゴミを捨てる」ということを認識し、 行動することができます。
 
 
ゴミ箱の上に張っておくと効果的だそうですよ。
 
 

◆③ゴミを捨てる理由を説明する

 
 
なぜ、ゴミをゴミ箱に捨てなければいけないのか?という理由を丁寧に説明します。
 
 
たとえば、
 
お菓子のクズに虫が寄ってきたりするからゴミ箱に捨てようね
 
腐ったりすると、嫌なにおいがするからゴミ箱に捨てようね
 
など、丁寧に説明することでゴミを捨てることへの理解が深まります。
 
 
子どもが自らすすんでゴミを捨てたら、
 
「捨ててくれてありがとう」
 
「きれいになって嬉しい」
 
と、子どもを褒めてあげることも大切です。
 
 
 
 

◆④ゴミ捨てをお願いする

 
 
ゴミ箱にゴミを捨てることができないのなら、ゴミステーションにゴミ捨てをお願いしてみましょう。
 
 
おうちの中で出たごみをステーションまで運ぶことでゴミ出しのマナーやルールを学ぶことができます。
 
 
外でのマナーやルールを学ぶことで、「ゴミはゴミ箱へ捨てる」 ということが理解できるようになります。
 
 
ゴミの分別も一緒にやることで、ゴミと資源の区別ができるようになったりするので一石二鳥です。
 
 
ゴミの分別をするときは 、 楽しくすることがポイントです。
 
 
楽しく分別することで、ゴミを捨てることへのめんどくささや苦手感が軽減されるのでオススメですよ。
 
 
我が家では、①③④を実施していて、ゴミを捨てることへの意識が変わってきたように思います。
 
 
学校の授業でSDGsを学んだこともあり、ゴミの分別はしっかり行うようになりました。
 
 
地域のゴミの日も覚えたようで「〇曜日は燃えるゴミの日だね」 とすすんでゴミ捨てに行くようになりました。
 
 
このようにゴミを捨てる事に楽しさをプラスして興味関心を持たせることで、ゴミをゴミ箱に捨てることができるようになりました。
 
 
家の中ではゴミ箱に捨て忘れることもありますが、声かけひとつですぐに捨てるようになったので、実施した対応策に効果があるのだと実感しているところです。
 
 
ゴミ箱にゴミを捨てないお子さんでお困りのママ、 ぜひ試してみてくださいね。
 
 
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執筆者:村上 惠子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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