もうすぐ年末年始!発達障害・グレーゾーンの幼児の特徴に合わせた声かけでお出かけを楽しい思い出にしよう

年末年始が近づいてきて発達障害・グレーゾーンの幼児を持つママには憂うつに感じる時期かもしれませんね。でも大丈夫!子どもの特徴に合わせた声かけで、おじいちゃん・おばあちゃんのお家にも楽しくお出かけすることができますよ。
 

【目次】

 

1.楽しくお出かけするには?~発達障害・グレーゾーンの幼児の特徴に合わせて伝えること~

 
 
もう冬休みはスタートしましたか?家族で遊びにお出かけをしたり、お正月にはおじいちゃん・おばあちゃんのお家にご挨拶をしに行くご家庭も多いのではないでしょうか?
 
 
 
 
そこで発達障害・グレーゾーンのお子さんを育てるママが悩むこと。それは「訪問先で迷惑をかけないかしら…」ということではないでしょうか?
 
 
せっかくみんなでお出かけするのですから、子どもが途中でぐずって、台無し!!なんてことは避けたいですよね。
 
 
そこで、今回はお出かけ当日、楽しく過ごせる方法をご紹介します!!
 
 
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2.子どもとのお出かけを楽しくするために!してほしいことはコレ!!

 
 
まずは、日時やお出かけ場所を事前にお子さんに伝えます。
 
 
「明日は、おじいちゃん家に一緒にお出かけするよ。久しぶりに会えるから、楽しみにしていてね」
 
 
きっとお子さんは、大喜びするでしょう♪
 
 
ここで、すかさず 「みんなで楽しく過ごすために、ママといくつかお約束してほしいことがあるの。聞いてくれるかな?」と言って、当日お子さんの行動で注意が必要なことを伝えます。
 
 
一人で突っ走ってしまう子だったら、「ママと手をつないで、みんなと一緒に歩こうね」
 
 
行動の切替えが難しい子だったら、「ママが帰りますよ、と言ったら、帰りましょうね」
 
 
疲れるとグズリはじめてしまう子だったら、「ママが休もうね、といったら、別の部屋に行って休憩しようね。」
 
 
など、お子さんが理解しているのを確認しながら一つひとつ伝えてください。
 
 
 
 
このときに気をつけたいのは、子どもの行動をダメ出ししないこと。
 
 
「あなたはいつも一人で走っていっちゃうから困るのよ」 このような言い方をすると、お子さんは責められているように感じてしまいます。
 
 
お子さんの行動を否定するのではなく、代わりに「やってほしい行動」を伝えてください。言葉で伝わりにくい場合は、簡単なイラストで描いて説明してあげましょう。
 
 
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3.お約束が守れない!?そんなときは、こんな声かけをしましょう!!

 
 
事前にお約束をして、当日しっかり守れればとっても素晴らしいです!お子さんをたくさん褒めてあげてください♪
 
 
しかし、100%守れなかったからと言って一喜一憂する必要はありません!当日は、いつもと違う特別な日。お子さんのテンションもすごく上がっていることでしょう。
 
 
目の前の楽しいことに気持ちを奪われすぎて、お約束のことを忘れてしまうことだって大いにあります。だから、お約束を守れなかったとしてもお子さんを責めるのはやめてくださいね。
 
 
 
 
では、どうしたらいいでしょうか? こんなときは、お子さんに考えさせてください。
 
 
たとえば、車を降りた瞬間に、一人で走って行った。
 
 
ここで大声で怒鳴るのではなく、お子さんに駆け寄り、目線を合わせて「あれ?こういうときは、どうする? ママとのお約束覚えているかな」と声をかけてください。
 
 
そうすることで、お子さんが立ち止まる時間ができます。
 
 
子ども「…あっ。手を繋ぐんだよね」
ママ「そうだね。よく覚えてたね。じゃあ、手をつなごうか」
 
 
このように対応すれば お子さんを責めることなく、「やらせたい行動」にもっていくことができます。ぜひ、お試しください!年末年始のお出かけが、楽しいものになりますように!
 
 
子どもが自分で動く子になる声かけのコツをお伝えします!↓↓

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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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