「なんで?」に応えると朝がラクになる!繊細な子の登園しぶりがなくなる関わり方

 

「なんで?」「どうして?」が止まらない、繊細な子の登園しぶり。でも、ある声かけを続けたら、「バイバイ!」と笑顔で登園できるようになりました。繊細な子の心に寄り添う、朝の“納得”の関わり方をご紹介します。
 

【目次】

1.登園前に泣き出す!ママから離れられない繊細な子
2.「なんで?どうして?」が止まらない理由とは?
3.朝のギスギスが変わる!納得できる関わりのコツ
①「見通し」と「理由」を丁寧に伝えること
②お別れするときは安心スイッチ

 
 

1.登園前に泣き出す!ママから離れられない繊細な子

 
 
「保育園行きたくない」と登園しぶりをする繊細な子(HSC)が、園の玄関でママからなかなか離れられないことってよくありますよね。
 
 
そんな朝、こんなふうに困っていませんか?
 
 
・「なんで行かなきゃいけないの?」が止まらない
 
・ママと離れたあとも涙が止まらず動けない
 
 
私の息子は、ひといちばい敏感で繊細な子、The Highly Sensitive Child(HSC)の傾向があります。
 
 
そして息子もよく「なんで?」「どうして?」と理由を聞きたがる子でした。
 
 
先生に「大丈夫ですから」と言われるままに、嫌がる息子を引き離して預けたことも何度もありました。
 
 
そして迎えに行くと、その日は余計に「ママ〜!ママ〜!」とママにべったりになるという悪循環でした。
 
 
 
 
そんなある日、習い事での出来事が私に気づきをくれました。
 
 
その日は「お母さんはもう帰ってください」と言われ、息子とお別れの挨拶をする間もなく帰宅することになりました。
 
 
すると数分後、先生から「泣き止まないので迎えにきてください」と連絡がありました。
 
 
迎えに行くと、「ママとバイバイできなかった!」と泣きじゃくる息子の姿がありました。
 
 
その時初めて、「納得できないまま無理やり離されたこと」に、心がついていかず泣いていたんだと気づきました。
 
 
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2.「なんで?どうして?」が止まらない理由とは?

 
 
「納得しないと動けない」
 
「納得できないと怒る・泣く」
 
「なんで?が止まらない」
 
 
これは、決してわがままでも反抗でもありません。
 
 
繊細な子は、自分の感じたことや考えをとても大事にしています。
 
 
だから、理由がわからないまま指示されたり、急に行動を求められたりすると、
 
 
「無理やりやらされた」と感じて、不安や怒りが大きくなり、結果として怒ったり泣いたりすることがあります。
 
 
 
 
また、繊細な子の脳は「不安」や「変化」にとても敏感です。
 
 
「これから何が起きるのか」がわからないという見通しのなさが、不安をどんどん膨らませてしまいます。
 
 
たとえば、繊細な子はこんな疑問がたくさん出てきます。
 
 
「なんで今これをやるの?」
 
「そのあとどうなるの?」
 
「どこで終わるの?」
 
 
こうした疑問にきちんと答えてあげることで、子どもは「これから何が起きるか」を理解して納得します。
 
 
納得することで心が安心し、不安が和らぎます
 
 
その安心があるからこそ、はじめてスムーズに行動にうつせるのです。
 
 
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3.朝のギスギスが変わる!納得できる関わりのコツ

 
 
私が意識した関わり方は、次の2つだけです。
 
 

◆①「見通し」と「理由」を丁寧に伝えること

 
 
 
「これから保育園に行くよ。ママはお仕事に行くからね」
 
 
「朝の会やって、お昼を食べて、お昼寝して、起きておやつを食べて、遊んで・・・時計の短い針が6になる頃に迎えに行くよ」
 
 
こんなふうに、細かく丁寧に予定を伝えるようにしました。
 
 
最初は「説明するのって面倒かも・・・」と思っていましたが、毎日しっかり伝えてみると、だんだん「なんで?」が減っていきました。
 
 
無理やりやらせる感じも薄れてきて、息子の中に「納得してから動ける」感覚が少しずつ育ってきたように感じました。
 
 

◆②お別れするときは安心スイッチ

 
 
ママとお別れする瞬間の気持ちを切り替えるために、「お別れハイタッチ」を取り入れました。
 
 
気持ちが落ち着くのを少し待って、ママが笑顔でハイタッチをします。
 
 
息子の場合、最初はハイタッチだけでしたが、少しずつ変わっていき、最終的には
 
 
「ハイタッチ → ハグ → もう一度ハイタッチ」
 
 
という流れが、安心スイッチになりました。
 
 
 
 
この「納得の関わり方」を続けてみると、驚くほど朝のギスギスが減りました。
 
 
もちろん、毎回うまくいくわけではないけれど、
 
 
「ちゃんと説明してくれる」
 
「ママはわかってくれる」
 
 
そんな信頼が、少しずつ積み重なっていったように思います。
 
 
繊細な子は、安心して、理解してからじゃないと動けないだけなんだ。
 
 
そう気づいてからは、イライラするより「納得できるように声をかけよう」と思えるようになりました。
 
 
「なんで行かなきゃいけないの?」
 
 
そんな言葉の裏には、「安心したい」「わかってから動きたい」という繊細な心があります。
 
 
焦る日こそ、“納得の声かけ”。
 
 
ママのひと言で、その子の朝がちょっとラクになっていきますよ。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:くぼ あかり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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