褒めるところが見つからなかった早産児が自ら動き出した!お母さんの肯定の声かけ

 

褒めるところが見つからない…と悩んでいませんか?早産児の様に発達にデコボコのあるお子さんに大切なのは、「褒める」より「肯定」することです。褒めないのに子どもが自信をつけ、自ら動き出す声かけをご紹介します。
 

【目次】

1.褒める育児がいいと聞くけれど、褒めるところが見つからない
2.「褒める」より「肯定」することが大切な理由
3.子どもが自ら動き出す!4つの肯定

 
 

1.褒める育児がいいと聞くけれど、褒めるところが見つからない

 
 
2ヶ月早く生まれた長男は、5月生まれの予定が3月になり、一つ上の学年になりました。
 
 
正直、同じ年の子と同じようにできないこともたくさんあります。
 
 
そんな中で「褒める育児がいい」と聞いても、褒められる点なんて一つも見つからない
 
 
そんな風に感じていた時期がありました。
 
 
 
 
でも実は、そんな「褒めるところが見つからない」と悩むお母さんにこそ知ってほしい、褒めることの本当の意味があるんです。
 
 
傍から見たら《上手くいかないことだらけの長男》だって、すごいところがたくさんありました
 
 
今日は、私が《子どもを見る目》が変わった、褒めない褒め言葉をご紹介します。
 
 
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2. 「褒める」より「肯定」することが大切な理由

 
 
発達にデコボコがある子どもたちにとって、大切なのは「褒める」ことより「肯定する」ことなんです。
 
 
例えば、運動会の徒競走でビリになってしまったとき。
 
 
無理に「すごいね!」と褒めるのではなく、「最後まであきらめずに走りきったね」と、その頑張りや気持ちをそのまま認めてあげる
 
 
これが「肯定」です
 
 
なぜ肯定することが必要なのでしょうか?
 
 
それは、子どもが「これで良いんだな」と、行動を通して理解できるからです。
 
 
 
 
発達にデコボコがある子どもは、怒られる経験が多い傾向にあります。
 
 
「できた!」と感じる機会が少ないため、自分から「やってみよう」という気持ちや自信が育ちにくいのです。
 
 
だからこそ、お母さんが「肯定」する事で、子どもの小さな成功を見つけ、丁寧に伝えてあげることが大切なのです。
 
 

 

 

 

 

 

 

 
 

3. 子どもが自ら動き出す!4つの肯定

 
 
では、具体的にどんな言葉をかければいいのか、すぐに使える4つの声かけをご紹介します。
 
 
① 途中でも励ます
 
 
何かをしている途中で、「いいね、ここまでできたね。あともう少し!」と声をかけましょう。
 
 
子どもは脳が発達途中なので、長い時間頑張り続けるのは大変です。
 
 
最後までやり終えるのを待つのではなく、やっている途中で「もう少しだよ!」と声をかけることで、やる気が戻り、再び頑張れるようになります
 
 
② 感謝を伝える
 
 
「○○してくれたんだね。ありがとう」と、感謝の気持ちを伝えましょう。
 
 
こうすることで、子どもは「人の役に立ちたい」「人のために良いことをしたい」という気持ちが育まれます
 
 
③ 興味・関心を示す
 
 
子どもが一生懸命やっているのに、結果が上手にできていない時でも褒められるのが、このテクニックです。
 
 
「これ何書いたの?へー、猫なんだ!いい顔だね、首輪が真っ赤だね!」
 
 
このように、結果ではなく、子どもの興味やプロセスに注目し、関心を示してあげることで、子どもは嬉しくなり、行動量がアップします。
 
 
これが「失敗を恐れない心」につながっていくのです。
 
 
④ 好ましい行動に気づいていると知らせる
 
 
「歯磨きしてるんだね。」
「お風呂入るんだね。」
「宿題やってるんだね。」
 
 
このように、子どもがやっている好ましい行動を、ただ言葉にして伝えてあげてください。
 
 
私たち大人は、「こんなの当たり前」と考えがちですが、好ましくない行動が多い子どもにとっては、「当たり前の行動を肯定する」ことを徹底することが大切です。
 
 
そうすることで、たまたまできた良い行動が、本当に当たり前の行動として定着していきます。
 
 
 
 
いかがでしたか。
 
 
「褒める」とは、「すごいね!」と驚いたり、良い結果を評価したりすることだと思われがちです。
 
 
でも、本当の《褒める》は、今回ご紹介したように、子どもの存在そのものや、一つひとつの行動を「肯定」することにあります。
 
 
「これは褒めることなの?」と思うくらい、使いやすく、日常の中にたくさん見つけられる言葉だったのではないでしょうか。
 
 
まずは1つから、ぜひ試してみてください。
 
 
褒めないのに子どもが自信をつけ、どんどん前向きに動き出す姿を、きっと見られるはずですよ。 
 
 
 
 
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執筆者:大島さくの
(発達科学コミュニケーション トレーナー)
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