泣きやまない、いつまでも不機嫌が続く・・・そんな気持ちの切り替えができない繊細な子に困っていませんか?ママの関わり方しだいで、繊細な子がスッと気持ちを切り替えられるようになります。今日からできるちょっとした工夫を紹介します。
【目次】
1.泣き止まない繊細な子にイライラする毎日
2.繊細な子は気持ちを切り替えられない脳のタイプ
3.繊細な子を切り替え上手にするママのテク
1.泣き止まない繊細な子にイライラする毎日
・泣き始めると、なかなか止まらない
・不機嫌を引きずって遊びや支度に取りかかれない
・「もう泣かないで」と言われると、余計に怒ったり悲しんだりする
そんな気持ちの切り替えができない繊細な子に、ついイライラしてしまうことはありませんか?
わが家の息子も、気持ちの切り替えが遅い子でした。
一度泣き出すとなかなか泣き止まず、次の行動に取りかかるのも時間がかかります。
いつまでも切り替えられない姿にイライラしてしまい、「早く泣き止んで!」「まだ怒ってるの!?」と焦って叱ることも多く、毎日がストレスでいっぱいでした。

実は、気持ちの切り替えができないのは、子どものせいではなく、脳の働きと感受性の高さによるものです。
脳に合ったママの関わり方を変えることで、繊細な子がスッと気持ちを切り替えられるようになりますよ!
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2.繊細な子は気持ちを切り替えられない脳のタイプ
子どもが怒ったり泣いたりしているときは、感情が優先され、考えたり行動をコントロールする力が十分に働きません。
そのため、感情的になってしまい、ママの「もう泣き止んで!」「さあ準備しよう」という声は、脳に届きにくくなってしまうのです。
さらに、繊細な子は音や光、他人の感情など周りの情報を敏感に感じとります。
これは、脳の扁桃体(へんとうたい)という部分が敏感で、不安や怒りなどの感情を強く感じやすいからです。
その刺激が強すぎると、感情をコントロールしきれず、気持ちを切り替えるまでに時間がかかってしまいます。

つまり、泣いたり不機嫌になった後に、気持ちを切り替えるのに時間がかかる脳のタイプなのです。
だからこそ、子どもが落ち着いたときに、切り替えを手伝うとうまくいくのです。
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3.繊細な子を切り替え上手にするママのテク
では、どんなふうに関わると切り替え上手になれるのでしょうか?
気持ちの切り替えをスムーズにするポイントは、声かけのタイミングと感情から意識をそらす工夫にあります。
◆感情に共感する
「そう思ったんだね」と子どもの感情に共感します。
「分かってもらえた」という満足感が、次の行動へ駆り立ててくれます。
できれば背中をトントンするなどのスキンシップをしながら、落ち着くタイミングを待ちましょう。
◆ママが笑顔や落ち着いた声を意識する
繊細な子は特に、ママの表情や声のトーンから安心感を感じます。
「早く切り替えさせなきゃ」と焦らず、ママも深呼吸して落ち着くのを待ちましょう。
◆感情から意識をそらす
落ち着きかけたタイミングで、別の感覚や行動に誘導します。
「おやつ食べようか!(味覚)」
「歌を歌おうか(聴覚)」
「一緒におもちゃで遊ぼうか(行動)」
など、感情以外の刺激を与えると切り替えやすくなります。
繊細な子の思考も行動も、行き詰まったときはずっと待っているのではなく、ママが切り替えてあげましょう!

繊細な子の気持ちの切り替えは、無理に早く泣き止ませようとするより、別の感覚に意識を向ける関わりでスムーズになります。
ママが落ち着いて対応し、やさしく誘導することで、繊細な子は少しずつ自分で気持ちを切り替えられるようになります。
「泣き止まない」「不機嫌を引きずる」日々も、ママの関わりで変わっていきます。
小さな毎日の積み重ねが、繊細な子を自分で切り替えられる子へと育てていきますよ!
お子さんの繊細さに困っているママへ対応策をご紹介しています!
執筆者:くぼ あかり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)



